Oculofacial Clinic Tokyo#甲状腺眼症

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こちらのページでは、「甲状腺眼症」に関連する記事をまとめてご紹介しています。

関連ページ一覧

公開日:2021.03.20 最終更新日: 2024.04.24

甲状腺眼症の治療が終わった患者さんのクチコミ

当院にはさまざまな症状を抱えた患者さんが来院されます 東京はたくさんの患者さんとたくさんの医師がいますので 他の医療機関で治らなかった患者さんも数多く来院されます そんな中でも東京院の開業当初に、他の甲状腺眼症の専門の眼科病院から転院してきた方が終診になりました その方のブログはこちら 1年前から更新されてませんが、、、(笑) ステロイド使っても安定せず、斜視も出現したりなんかで いつ治るんだろうと思いながら治療を続けていたのですが ステロイド離脱して、減圧して、斜視の手術をして 先日ついに終診となったのです 出来の悪い子ほど、、、、、じゃないですが 治りが悪い患者さんほど印象に残るのですね そして終診になった時にクチコミを書いていただきました クチコミはこちら もちろんいつも通り、きっちり返信も書きました 世の中の出来るだけ多くの方が 楽しく人生を送れるようにと願っていつも診療をしています! 治って本当に良かった! バセドウ病眼症への治療についての動画     2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら OurAgeに特集していただきました こちらから バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる甲状腺眼症入門パンフレット」   こちらから 現物 こちらから kindle版 こちらから  

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公開日:2020.08.25 最終更新日: 2024.04.09

バセドウ病眼症に対する新薬「テプロツムマブ」について

バセドウ病眼症に対する新薬「テプロツムマブ」について 甲状腺眼症の患者会の勉強会に呼んでいただけたので 質問を見ていたら米国で承認されたテプロツムマブについての質問がいくつかありましたので ここでザっとおさらいして、書いておきますね まず一番大きなニュースはここから始まっています テプロツムマブについて バセドウ病眼症に対する新薬「テプロツムマブ」の論文より抜粋 Teprotumumab for Thyroid-Associated Ophthalmopathy Terry J Smith 1, George J Kahaly 1, Daniel G Ezra 1, James C Fleming 1, Roger A Dailey 1, Rosa A Tang 1, Gerald J Harris 1, Alessandro Antonelli 1, Mario Salvi 1, Robert A Goldberg 1, James W Gigantelli 1, Steven M Couch 1, Erin M Shriver 1, Brent R Hayek 1, Eric M Hink 1, Richard M Woodward 1, Kathleen Gabriel 1, Guido Magni 1, Raymond S Douglas 1 Abstract Background: Thyroid-associated ophthalmopathy, a condition commonly associated with Graves’ disease, remains inadequately treated. Current medical therapies, which primarily consist of glucocorticoids, have limited efficacy and present safety concerns. Inhibition of the insulin-like growth factor I receptor (IGF-IR) is a new therapeutic strategy to attenuate the underlying autoimmune pathogenesis of ophthalmopathy. Methods: We conducted a multicenter, double-masked, randomized, placebo-controlled trial to determine the efficacy and safety of teprotumumab, a human monoclonal antibody inhibitor of IGF-IR, in patients with active, moderate-to-severe ophthalmopathy. A total of 88 patients were randomly assigned to receive placebo or active drug administered intravenously once every 3 weeks for a total of eight infusions. The primary end point was the response in the study eye. This response was defined as a reduction of 2 points or more in the Clinical Activity Score (scores range from 0 to 7, with a score of ≥3 indicating active thyroid-associated ophthalmopathy) and a reduction of 2 mm or more in proptosis at week 24. Secondary end points, measured as continuous variables, included proptosis, the Clinical Activity Score, and results on the Graves’ ophthalmopathy-specific quality-of-life questionnaire. Adverse events were assessed. Results: In the intention-to-treat population, 29 of 42 patients who received teprotumumab (69%), as compared with 9 of 45 patients who received placebo (20%), had a response at week 24 (P<0.001). Therapeutic effects were rapid; at week 6, a total of 18 of 42 patients in the teprotumumab group (43%) and 2 of 45 patients in the placebo group (4%) had a response (P<0.001). Differences between the groups increased at subsequent time points. The only drug-related adverse event was hyperglycemia in patients with diabetes; this event was controlled by adjusting medication for diabetes. Conclusions: In patients with active ophthalmopathy, teprotumumab was more effective than placebo in reducing proptosis and the Clinical Activity Score. (Funded by River Vision Development and others; ClinicalTrials.gov number, NCT01868997 .). 重要なところだけ翻訳しますね 薬剤の有効性を評価するために、テプロツムマブを点滴された方と何にも入っていない点滴をされた方で比較しています。両方合わせて合計88人の患者が3週間に1回点滴で計8回治療されました。Clinical activity scoreの2ポイント以上の改善と2mm以上の眼球突出の減少があれば有効であったとされています。 結果は、6週目に、テプロツムマブ群の患者42人中18人(43%)およびプラセボ群の患者45人中2人(4%)に治療効果がありました(P <0.001)。24週の時点では、テプロツムマブを投与された患者42人中29人(69%)が、プラセボを投与された患者45人中9人(20%)と比較して治療効果がありました(P <0.001)。2群間の差異は、時間経過とともに開いています。唯一の薬物関連の有害事象が糖尿病患者の高血糖でしたが、糖尿病の薬を調整することで対応可能でした。 この研究を主導しているRaymond Douglas先生、実はUCLAのOculoplastic出身なんです つまり先輩にあたる人 僕のことも知っています (と思います) 最初のこの報告では、69%に有効だったと書いてあります これが2017年 同じRay Douglas先生の2019年の論文 Teprotumumab, an insulin-like growth factor-1 receptor antagonist antibody, in the treatment of active thyroid eye disease: a focus on proptosis 有効率は71.4%と書いてあります これを読んで、おお!と思った方は多いと思いますが 実はいくつか知っておいていただきたい点があります まずこれ、活動期のバセドウ病眼症に対して行ったものであるという点 中等度から重症の方に対して有効であったというもの かなり症状が重い方々にしているという点に注目です (ひと目でバセドウと分かるような方々です) Ray Douglas先生の2019年の論文はこちら つまり有効であることは分かりますが、その程度は?? ステロイドとどっちが良いのか、には答えていない ステロイドであれば、症状が重い方々にほぼ100%効くので ステロイド以上の薬であるということではありません (まだ可能性はありますが) そのうち両方の治療法を比較したStudyが出てくると思います 次に値段です この研究では3週ごとに計8回点滴しています 薬剤の価格はいくらでしょう?? 1本あたり14,900ドルです 製薬会社はテプロツムマブは1バイアルあたり14,900ドルかかり、6か月間で約23バイアルを完全に処理し、その金額の卸売取得コストは343,000ドルで、年間の正味実現価格は200,000ドルであると述べています。(Google翻訳) 20万ドル、、、、、、、、 2,000万円越えです!!!! 日本では未認可の薬剤ですから使うためには 自費で行わなければならないのです ここで諦めたモードに入った方、多いのではないでしょうか 甲状腺眼疾患の初の治療薬を承認 そして最後の問題ですが あくまでこれは活動期のバセドウ病眼症に対する治療効果を見たものです そう、固まってしまったものに有効なわけではありません すでに完成してしまったバセドウ病眼症に有効なものではない 例えて言うなら、誰しも子供から大人の身体になっていきますが 細胞レベルで変形して、再構築されていくので 何かの薬を使うと大人の身体が子供の身体に戻るようなことはないのです 時間と同様、戻すことは出来ないのです 変化したものを変えるには、手術しかない その現実は変わらないと思います 期待していた方へ大変申し訳ありませんが、それが現実だと思っています。 専門医へのご相談はこちら 日本では眼形成の専門医師・専門施設が少なく、治療に対する情報量も少ないのが現状です。 その為多くの場合、病気や事故等によって目の周りの表情が変化した患者さんが自分の症状は治らないものだと思い込んでしまい、元の状態に戻す事を諦めてしまっている事が多いと感じています。 決して諦めないでください。まずは専門医にご相談ください。 ご相談はこちらから 「バセドウ病眼症」関連ページ一覧 バセドウ病眼症への治療についての動画     2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら OurAgeに特集していただきました こちらから バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる甲状腺眼症入門パンフレット」   こちらから 現物 こちらから kindle版 こちらから  

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公開日:2020.05.31 最終更新日: 2024.04.09

TRAbとTSAbの違いと、
眼症の活動性との関係

甲状腺眼症の治し方について 先日、甲状腺眼症の患者会に講師として招いていただきました。 そのなかで使用したスライドを掲載しますね。 今から提示する3枚の写真は、すべて眼窩減圧をしてから3か月後に眼瞼後退の手術を行った方々です。(写真使用許諾ありがとうございます) 症例① 目つきがかなり変化したことが分かると思います。 両眼球突出と右上眼瞼後退に対して、両側眼窩減圧術を行い、その後右上眼瞼後退手術を行った症例。左が術前、中央が眼窩減圧術後、右が終診時。 甲状腺眼症特有の上眼瞼の腫脹や眼瞼後退による左右差のある顔貌が消退していることが分かる。 症例② 両眼球突出と両上眼瞼後退に対して、両側眼窩減圧術を行い、その後両上眼瞼後退手術を行った症例。左が術前、中央が眼窩減圧術後、右が終診時。 眼球突出と眼瞼後退により結膜の露出が多かったが、終診時には顔貌が改善し結膜の露出は軽快していることが分かる。 症例③ 両眼球突出と左上眼瞼後退に対して、両側眼窩減圧術を行い、その後左上眼瞼後退手術を行った症例。左が術前、中央が眼窩減圧術後、右が終診時。 甲状腺眼症特有の眼瞼腫脹のような顔貌が、終診時には改善し自然な目つきに戻っていることが分かる。 皆さん、可愛くなっているのが分かると思います。 元の顔に戻ってみると分かるのですが、やっぱり甲状腺眼症は”美人病”ではないと思います! 絶対術後の方が可愛いもの! 「バセドウ病眼症」関連ページ一覧 2023年手術実績 11,491件件(2023年1-12月) 経歴 群馬大学 眼科 非常勤講師 涙道涙液学会 理事 医院名 オキュロフェイシャルクリニック東京 住所 中央区銀座1丁目ビル8F 電話番号 03-5579-9995 公式サイト こちらから MAP こちらから バセドウ病眼症への治療についての動画     2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら   OurAgeに特集していただきました こちらから   バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる甲状腺眼症入門パンフレット」   こちらから 現物 こちらから kindle版 こちらから  

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公開日:2020.02.23 最終更新日: 2024.05.08

バセドウ病眼症の
眼球突出が治ったらこうなる

バセドウ病眼症の眼球突出が治ったらこうなる 患者さんからの許可を頂きましたので、眼窩減圧術前後でどう変化しているか、このブログにアップしたいと思います。上が術前、下が術後になります。 正面 側面 正面から見ても、横から見ても、白目の面積が減って良い表情になっているのが分かります。 バセドウ病眼症で眼球突出すると、ほとんどの方は美人度が下がってしまいます(ごめんなさい)。 眼窩減圧をすると改めて元々の美人度が出てくるので、手術をする度に、「ああ、この患者さんはこんなに可愛かったんだな」って思うんです。 この方も本当に可愛くなりました! バセドウ病眼症の手術のリスク 内出血 感染 複視 視力障害・視野障害 その他の予期せぬ重大事象 同意書の全文面を一番下に載せておきます。 安心できる医療、心まで治す医療を患者さんへご提供 これまで培ってきた豊富な知識と経験を、可能な限り痛みの少ない麻酔方法で治療いたします。治療に迷われている方々は、是非一度ご相談ください。 バセドウ病の治療について 2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら 東京MXで紹介されました   OurAgeに特集していただきました ついに眼症の手術を受ける/甲状腺疾患で涙目、眼球突出に! 50代ライターのバセドウ病眼症闘病記④  説明同意文書 眼窩減圧手術を受けられる患者さん、ご家族のみなさまへ この説明書は、眼窩減圧手術について説明したものです。わからないことがありましたら、担当医にお尋ねください。治療を受けられる場合は「同意書」に署名をお願いいたします。 1.あなたの病名と現在わかっていること、病態 ・ 眼球突出(甲状腺眼症) ・ 甲状腺に関連した自己免疫疾患です。 ・ 甲状腺に関係した抗体が眼球の周りにある脂肪や眼球を動かす筋肉の中に存在し、それが標的となって炎症が起こり、増生します。それによりまぶたの腫れ、赤み、白眼の充血、角膜の傷、眼の奥の痛みや重さ、眼がでてきたり(眼球突出)まぶたが開いたり(眼瞼結膜の後退)し、瞬きが少なく目つきが鋭くきつくなるように見えます。筋肉、脂肪の炎症、腫れにより眼圧上昇や視力低下、2重にみえることもあります。バセドウ病の方の約50%~60%に甲状腺眼症が生じます。甲状腺機能亢進症でも低下症でも甲状腺機能が正常でもおこります。 ・ 筋肉や脂肪が増生し眼球突出が起こったり、神経が圧迫されて視力低下が起こったりします。症状は発症から半年程度経過すると固定化し自然には治りません。 眼窩部の解剖図 2.この治療の目的・必要性・有効性 ・    高度の視力低下や眼球突出に対して、眼の周囲の骨(眼窩)を削り、眼の奥の脂肪を切除することで肥大した筋肉や脂肪が入るスペースを拡大する手術です、 ・    この治療をすることにより眼球を陥凹させ、眼球突出により鋭くきつくなった目つきを改善し、白めの充血、角膜の傷を改善させます。 ・    どの程度効果があるかは患者さんの状態により個人差があります。 3.この治療の内容と性格および注意事項 ・    全身麻酔で行います。 ・    下まぶたや目頭などの結膜や、上眼瞼・下眼瞼の皮膚を切開し、目の奥の骨や脂肪組織を切除します。 ・    術後1週間、軟膏を使用してもらいます。術翌日からシャワー浴・洗顔・洗髪は可能です。創部に汚れがたまると不潔になりますので、毎日軽く洗い流すようにしてください。ただしまだ癒着していませんので強くこすることはおやめください。3日後からは入浴が可能です。約1週間で創部の化粧は可能です。術後には顔貌が大きく変化する場合があります。また術後に腫れますので創部が醜く見える可能性がありますが、完全に腫れが消退し、完成した状態になるためには6か月が必要です。 ・    手術後眼帯をし、その上から冷却が必要です。 ・    当院ではチームとしての医療を行っており、厳格な基準を経た指導のもとに手術を行っていますが、通常の保険診療の場合には手術を担当する医師は指定することはできません。担当医を指名する場合には自由診療での手術になります。 4.この治療に伴う危険性とその発生率 ・    手術により創部に内出血が起こります。内出血は最初赤いアザのようになっていますが、黄色く変色し重力に伴って皮下を下方に移動しながら約3週間で消退します。腫れの消退は最初の2週間でほぼ程度改善します。完全な消退には約半年かかります。創部に血腫ができた場合は除去手術が必要です。 ・    術前に複視が無い場合、手術後には眼球運動障害が出現し2重に見えます。翌日にはほとんど消失していることが多いですが、残存することもあります。 ・    複視が残存した場合には、3から6か月で徐々に改善しますが、脂肪切除のみでは0-3%、外側壁では3-6%、内側壁では10-65%で複視が残存するとされています。その場合には、斜視手術が必要になることもあります。正面視では複視が出なくても周辺視野(上下左右)で複視が残る可能性は10%です。 ・    意図的に眼球を陥凹させる手術ですので、まぶたが凹むなど、顔貌が変化します。目標を日本人の平均値15㎜に設定しますが、顔貌の変化に伴って二重のラインの形状や、下まぶたの腫れ方が変化します。人によってはバセドウ病発症前よりも凹んでしまったと感じることもあります。 ・    術後、瞳が広がったり、近くが見づらくなったりすることがありますが、半年程度で徐々に改善します。 ・    眼に関わる重要な神経やこれを栄養する血管に障害が起こると失明に至るような視力・視野障害が出ることがあります。発生率は約1%です。 ・    脳に近い場所の手術を行うため、感染症などをきたすと重篤な状態になる可能性があります。 ・    手術を誘引として甲状腺クリーゼという死に至る病気が発症する可能性があると指摘されています。発症率は入院患者50万人に1人、致死率10%であり、500万人に1人です。 ・    術後徐々に傷痕は目立たなくなりますが傷痕が目立ったり、ケロイドになったりすることがあります。術後に傷が離解した場合は再度縫合処置が必要です。感染などで眼窩蜂巣炎になることがあります。 5.偶発症発生時の対応 万が一,偶発症が起きた場合には最善の処置を行います。なお,その際の医療は通常の保険診療となります。 6.代替可能な治療 ・ これに代わる治療はありません。 7.    治療を行った場合に予想される経過 ・    術後、さらに眼球陥凹を得たい場合に、今回の手術とほかの部位の減圧術を行うことがあります。眼瞼後退や眼瞼下垂、複視、斜視に対する手術など外科的治療が必要な場合があります。角膜びらんなどの症状がある場合は点眼の治療が必要です。 ・    一度炎症が落ち着いた眼症も15%で再発します。その場合はステロイド治療などを必要とする場合があります。甲状腺の数値が安定している方やむしろ低下している方でも眼症は悪化することがあります。甲状腺の数値が安定しているからといって眼を放置するとひどく悪化することがあります。 ・    喫煙や放射線ヨード内用療法が悪化につながるため、禁煙が絶対必要です。またストレス、寝不足が悪化を招きます。十分な睡眠を心掛けて下さい。 ・    術後に創部から出血が流れることがあります。出血があった場合には創部を軽く圧迫し安静にしてください。創内に溜まると除去手術が必要になる場合がありますが創外に流れることは良いことですのでそのまま止血するのを待ってください。 ・ 8.何も治療を行わなかった場合に予想される経過 ・    自然には治りませんので、視力低下や結膜充血や残存します。顔貌の変化が気になっている場合には、うつ状態になってしまう方もいらっしゃいますし、きつい目つきに見られることで社会的不利になることなどが考えられます。 9.患者さんの具体的な希望 治療に関して何かご要望があればお伝えください 10.治療の同意を撤回する場合 いったん同意書を提出しても,治療が開始されるまでは,本治療を受けることをやめることができます。やめる場合にはその旨を下記まで連絡してください。 11.連絡先 本治療について質問がある場合や,治療を受けた後緊急の事態が発生した場合には,下記まで連絡してください。 【連絡先】 住所:前橋市古市町180-1 病院:新前橋かしま眼科形成外科クリニック 電話:027-288-0224、080-3401-9510 説 明 日:     年    月    日 説明医師:    鹿嶋友敬 * 説明同意文書は電子カルテにスキャンしてください。 同 意 文 書 病院長 殿 私は, 眼窩減圧 手術 を受けるにあたり,下記の医師から,説明文書に記載されたすべての事項について説明を受け,その内容を十分に理解しました。また,私は,この検査(治療)を受けるかどうか検討するにあたり,そのための時間も十分に与えられました。以上のもとで,自由な意思に基づき,この治療・検査を受けることに同意します。 なお,説明文書とこの同意文書の写しを受け取りました。 □ 病名・病態 □ 治療の目的・必要性・有効性 □ 治療の内容と性格および注意事項 □ 治療に伴う危険性とその発生率 □ 偶発症発生時の対応 □ 代替可能な治療およびそれに伴う危険性とその発生率 □ 治療を行った場合の予測される中長期的経過・予後 □ 治療を行わなかった場合に予想される経過 □ 患者さんの具体的希望 □ 治療の同意撤回 □ 連絡先 【説明】 説明年月日:平成  年  月  日 説明した医師: 同席者 : 【同意】 同意年月日:平成  年  月  日 同意者(本人): *患者さんに判断能力がない場合にのみ,代諾者が,自筆署名,もしくは記名押印してください。 (代諾者):                  (患者さんとの関係:    ) 立会人:                 (患者さんとの関係:    )

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公開日:2019.12.16 最終更新日: 2024.04.09

活動期の甲状腺眼症の治療を
地元でしてほしい

活動期の甲状腺眼症の治療について 世の中から、活動期の眼症を放置する医療機関がなくなりません。 先週もありました。地方の大学病院の眼科で、神経眼科の担当の先生(つまりその地域ではバセドウ眼症の専門家とされている医師)に診てもらっている方。まぶたは腫れて、眼球は突出し、目は充血し、完全に活動性があるにも関わらず、 活動性の判断に重要なMRIは半年近くも撮影されずに、経過観察されているだけ。 それどころか担当の先生は、「もうこれ以上治らないから開業医にでも紹介しよっか」、 などと言われ、困った末に 3時間以上かかる距離からオキュロフェイシャルクリニック東京に来院されました。 活動期の判断を行うのに、当院で最重要視しているのはMRIですから、 近隣のメディカルスキャニングで撮影して来てもらってからの受診でした。(当院では毎月MRI撮影します) 表情からは困りに困って来院されたことが一目瞭然でしたので、 まずMRIを一緒に見たところ、まだまだ炎症がありましたガーン。 (ガビーン、ズコーッ、という旧時代の擬態語が思い浮かぶ年代) 炎症があるどころか、、、 活動期真っ最中、、、、。 こんな状況でよく開業医に行くように仕向けられたなあと、 ある意味関心してしまったのですがご本人は必至ですし。 考えてまた後日、という距離では無いので、 当日、トリアムシノロンの注射を行いました病院。 この患者さん、筋肉の腫れも酷くて。 週に1度のメチルプレドニゾロン点滴もおススメだったのですが なにせ遠方のため月に4回通うとなると交通費もばかになりません。なので通院している地元の内科でやってもらえないかと、紹介状を書いて、「内科の先生がやってくれなければ諦めてこちらに週1で通院して下さい」 と言って帰しました。 今週、外来を受診したのですが、 まぶたの腫れや目の充血はかなり改善。ステロイドが効いたことは誰の目にも明らかでした。 結局、内科の先生の所には行かず、 旦那さんと相談して、通院の交通費は仕方がない、ということになったようです。 日本全国で似たような方がたくさんいらっしゃいます。 眼科の先生、内科の先生、 お願いですから、週1のパルスくらい、地元でやっていただけないでしょうか??? ホント、お願いします!!!!うちがパンクします!!(笑) 協力してくれる内科医院を全国で探すかなあ、、、皆さん、どう思います?? 「バセドウ病眼症」関連ページ一覧 2019年手術実績 3850件(2019年1-12月) 経歴 群馬大学 眼科 非常勤講師 涙道涙液学会 理事 医院名 オキュロフェイシャルクリニック東京 住所 中央区銀座1丁目ビル8F 電話番号 03-5579-9995 公式サイト こちらから MAP こちらから バセドウ病眼症への治療についての動画     2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら   OurAgeに特集していただきました こちらから   バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる甲状腺眼症入門パンフレット」   こちらから 現物 こちらから kindle版 こちらから  

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公開日:2018.11.02 最終更新日: 2024.04.11

プチプラのあやさんに当院で受けた手術についての感想を
アップしていただきました。

プチプラのあやさんの動画について 有名なYoutuberのプチプラのあやさんに当院で受けた手術についての感想をアップしていただきました。 とくに合併症もなく、経過良好だったので満足していただけました。 少しでも多くの困っている患者さんへ、治療があることを知っていただけたらと思っています。 専門医へのご相談はこちら 日本では眼形成の専門医師・専門施設が少なく、治療に対する情報量も少ないのが現状です。 その為多くの場合、病気や事故等によって目の周りの表情が変化した患者さんが自分の症状は治らないものだと思い込んでしまい、元の状態に戻す事を諦めてしまっている事が多いと感じています。 決して諦めないでください。まずは専門医にご相談ください。 ご相談はこちらから 「バセドウ病眼症・眼球突出」関連ページはこちら

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