目が出てきた気がする…|原因と治療法を専門医が解説
「最近、鏡を見るたびに目が出てきた気がする……」
「今までの自分と比べて違和感がある」
顔の印象を大きく左右する「目」の印象が変わるというのは、とても不安なことですよね。
この記事では、このように「目が出てきた気がする…」と不安を抱えている方に向けて、目が出てきたという感覚の原因や、根本から改善するための治療法について詳しく解説します。
目次
目が出てきた気がする原因は?
「目が出てきた気がする…」と感じる状態は、医学的には「眼球突出(がんきゅうとっしゅつ)」と呼ばれます。
眼球突出は、眼球そのものが大きくなるのではなく、眼球が収まっている眼窩(がんか)という骨のくぼみから、何らかの理由によって眼球が前に押し出されている状態です。
主な原因として考えられる原因をご紹介します。
バセドウ病
バセドウ病は、眼球突出を引き起こす病気のなかでも多い原因のひとつです。
甲状腺の病気であり、免疫の異常で目の周りの筋肉や脂肪(眼窩脂肪)が炎症を起こし、体積が増えることで眼窩内の圧力が高くなって、眼球が物理的に前へと押し出されてしまいます。
「目が見開いたようになる」「まぶたが腫れる」といった症状を伴うこともあります。
関連記事:【眼球突出】原因の約9割はバセドウ病による甲状腺眼症|専門医による症状・治療法を解説
眼窩内の腫瘍
眼窩に腫瘍ができた場合も、その体積の分だけ眼球が物理的に前方へと押し出され、突出します。
眼窩内腫瘍には良性・悪性・原発性・転移性があり、眼球突出だけでなく、複視(物が二つに見える状態)、視力低下といった症状も引き起こします。
眼窩内の炎症・感染症
眼窩の組織に細菌が感染して起こる眼窩蜂窩織炎(がんかほうかしきえん)などの感染症、副鼻腔炎(ふくびくうえん)による炎症も、眼球突出が起こる場合があります。
感染症や炎症の場合、目の痛みや充血、視力低下などを伴うケースも見られます。
血管の異常
次のような、血管に異常が生じた場合も、眼球突出を引き起こす場合があります。
- 頸動脈海綿静脈洞瘻(けいどうみゃくかいめんじょうみゃくどうろう):
頸動脈と海綿静脈洞の間に異常な血流が生じ、拍動性眼球突出や結膜の血管怒張(真っ赤に充血する)といった症状が現れる。 - 眼窩海綿状血管腫(がんかかいめんじょうけっかんしゅ):
眼窩にできた良性腫瘍により、眼球突出、視力低下、頭痛などを引き起こす。 - 眼窩静脈瘤(がんかじょうみゃくりゅう):
目の奥の静脈が異常に拡張・蛇行する先天性の病気。お辞儀や強くいきんだときなどに静脈瘤が膨らみ、間欠的に眼球が突出する。
外傷・その他
顔面への強い衝撃によって眼窩骨折(特に、眼窩吹き抜け骨折)が起こると、眼窩内出血や腫れによって一時的に眼球突出を引き起こすことがあります。
また、近視が強くなることで眼軸(眼球の奥行き)が伸び長くなり、後部が膨らんで(後部ぶどう種)目が出ているように見えることがあります。
いずれの場合も専門的な検査などを必要とするため、自己判断はせず、専門医の診察を受けることが大切です。
関連記事:目が飛び出る病気とは?治すことはできる?
「目が出てきた気がする…」と感じたときのセルフチェック
目が本当に前よりも出ているのか気になる方は、以下の項目をチェックし、いくつ当てはまるかを確認してみてください。
詳しいチェックリストについてはこちらの記事でもご紹介しておりますので、ぜひあわせてお読みください。
関連記事:【不安解消】眼球突出のチェックリストで専門医への受診目安を解説
- 左右差を確認する:
鏡で見たとき、片方だけ目が出ていないか - 白目の見え方を比べる:
左右で白目が見える面積が違ったり、上まぶたと黒目の間に白目が見えていたりしないか - 横顔をチェックする:
スマートフォンで真横からの写真を撮り、以前の写真と比較する - まぶたの閉じやすさ:
目を完全に閉じられなかったり、突っ張るような感覚があったりしないか
上記のなかで、ひとつでも当てはまるものがある場合は、専門医による詳しい検査をご検討ください。
オキュロフェイシャルクリニック東京は、眼形成専門クリニックとして、「目が出てきたかも?」と気になっている方の目の状態を確認させていただき、症状に適した治療法をご提案いたします。
「なんだか最近目が出てきたかも…」
「飛び出した目って、もう治らないのかな…」
このようなお悩みのある方は、まずはお気軽にオキュロフェイシャルクリニック東京までご相談ください。
目が出てしまった場合の治療法
目が出てしまった(眼球突出)場合、まずは根本的な原因に対して薬物療法など対症療法を行います。
例えば、バセドウ病が原因で目が出てしまった(甲状腺眼症)場合、炎症が強い「活動期」は、炎症を抑えるための薬物療法(ステロイドの点滴や注射など)を中心に、進行を食い止める治療を行います。
その後の「非活動期」に移行すると炎症は落ち着きますが、眼球突出や複視などは後遺症として残り、自然に治ることはありません。
そのため「眼窩減圧術(がんかげんあつじゅつ)」という外科的処置によって増えた眼窩脂肪を取り除くなど、眼球が収まるスペースを広げる手術を行います。
実際に、オキュロフェイシャルクリニック東京で眼窩減圧術を受けていただいた患者様の症例をご紹介します。
| 主訴 | バセドウ病眼症を治したい |
| 費用 | 鹿嶋先生:1,980,000円 山名先生・菊地先生・小滝先生:880,000円 上記以外※術者指名不可(モニター必須):440,000円 目のクマへの脂肪移植+220,000円 |
| 治療内容 | 眼窩減圧術 |
| 治療に伴うリスク | 出血、腫脹、複視の出現または悪化、視力障害、過矯正、低矯正 |
「目が出てきた気がする…」と感じたらオキュロフェイシャルクリニック東京まで
目のお悩みをどこに相談すれば良いか分からない、とお悩みの方は、ぜひオキュロフェイシャルクリニック東京へご相談ください。
オキュロフェイシャルクリニック東京では、バセドウ病を含め、さまざまな原因によって「突出した目」のお悩みに対し、日々アップデートし続ける高度な専門知識、そして年間10,000件以上(2024年、グループ全体)に及ぶ手術に裏打ちされた技術をもって向き合っております。
また、私たちは、単に眼球突出を治すだけでなく、目の変化によって患者様が抱える「心のつらさ」からも解放したいと考えております。
「なんか、前よりも目が出てきた気がする」
「目元が気になって、人前に出たくなくなった」
このようなお悩みを抱えている方は、ぜひ一度オキュロフェイシャルクリニック東京までご相談ください。
オキュロフェイシャルクリニック東京の施術内容を詳しくみてみる
まとめ
自分自身のお顔の変化のなかでも、特に「目が突出してきた」という変化は、言葉にできないほど不安なものです。
しかし、その原因を正しく突き止め、適切な治療を行うことで、症状を改善することは可能です。
オキュロフェイシャルクリニック東京は、眼形成外科専門クリニックとして、これまで数多くの眼球突出に悩む患者様の「自分本来の目元」を取り戻すためのお手伝いをしてまいりました。
年間10,000件以上(2024年度、グループ合計)の手術件数、大学病院を含む1,000件以上の医療機関からご紹介いただいているという信頼ある技術。
そして、日々アップデートし続ける知識を最大限に活かし、患者様一人ひとりが明るい笑顔を取り戻すためのお手伝いをさせていただきます。
監修者情報
オキュロフェイシャル
クリニックグループ代表
鹿嶋 友敬
クリニックグループ代表 鹿嶋 友敬
経歴
- 2002年
- 群馬大医学部卒 群馬大学 眼科学教室
- 2004年
- 伊勢崎市民病院
- 2005年
- 群馬大 眼科
- 2007年
- 聖隷浜松病院 眼形成眼窩外科へ国内留学
- 2009年
- 群馬大にて眼形成外来を開設
- 2012年
- 学位取得 群馬大学眼科 助教
- 2010年
- アジア太平洋眼形成学会理事
- 2015年
- カリフォルニア大学 ロサンゼルス校へ留学
- 2017年
- 新前橋かしま眼科形成外科 クリニック 開院
- 2018年
- オキュロフェイシャルクリニック 東京 開院
- 2019年
- The NewYork Times特別企画「Next Era Leaders 2019」選出
- 2020年
- アメリカ眼形成学会(ASOPRS)会員
資格・所属学会
- 日本眼科学会
- 眼科手術学会
- 臨床眼科学会
- 涙道涙液学会
- 眼瞼義眼床研究会
- 甲状腺学会
- 眼窩疾患シンポジウム
- 眼形成再建外科学会
