公開日:2019.10.07
なぜバセドウ病眼症の治療をしようと思ったのか8
手術は、例えが悪いですが料理と一緒で
回数をこなすと、自然と手が動きます
徐々に症例数を増やしていきました
それと同時に海外での講演を重ねていきました
そんな中、UCLAのゴールドバーグ先生と話をする機会がありました
確か、最初に見学のお願いを直接話して
メール送ったら無視され(笑)
あきらめずに2年後くらいの学会でもう一度話しかけて見学の許可をいただいたのです
留学、短期でもいいから行ってみたい
どうせ臨床出来ないし、見学だけならすこしで良いか
そんな風に考えていました
でも留学したってことにするとある程度の期間が必要で
岸先生にお願いして、2か月のお暇をいただくことになりました
留学しましたロサンゼルス
ビバリーヒルズとか
ハリウッドとか有名ですよね
UCLA(University of California, Los Angeles;カリフォルニア大学ロサンゼルス校)
スポーツで有名なところですね
ハリウッド映画のビバリーヒルズコップ、みたいな拳銃をバンバンやっている
ダウンタウンのようなごみごみしたところではなく
サンタモニカビーチの近く
とっても広くのびのびとした土地
UCLA周りはロスでも一番地価が高く
ワンルームでも1か月40万くらいします
高っ
(というか、日本が安いのだと分かりました)
あくまで見学なので
ゴールドバーグ先生の後ろについて
手術や外来で後ろについて勉強します
診察のスタイルも
手術のやり方も全然違うのです
2018年手術実績 3046件
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
https://www.oc-tokyo.com/wp/
新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1
027-288-0224
http://www.kashima-oc.com/
11月10日のバセドウ病眼症講演会
https://youtu.be/kxH9sgrlt0A
東京MXで紹介されました
https://youtu.be/eE2yMVMhW0U
バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」
https://oculofacial.page.link/FoB
現物
https://oculofacial.page.link/pamphlet
kindle版
https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS
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公開日:2019.10.06
なぜバセドウ病眼症の治療をしようと思ったのか7
バセドウ病眼症に対する眼窩減圧術
まだ若い自分にはほんの数例の経験しかありませんでした
でもああいった苦しんでいる人たちを治す方法があるし
なにより海外では普通のこととして治療をしていことがわかりました
何度も海外の学会に行っているうちに
僕は自分で眼窩減圧をきちんと出来るようになりたいと思ったのです
その頃は減圧と言えば骨を如何に削るかということでした
聖隷浜松病院で数例の手術をやっていましたし
顔面骨折の手術などでその部位の操作はやってましたから
手術自体へのハードルは低く
普通に手術は出来ました
それでもラーニングカーブというものがありますので
最初の頃に手術した方々の減圧は少し不十分であったかもしれません
眼窩外壁の骨の除去をすると
前方の骨の外側は側頭筋という、こめかみの筋肉があり
突き抜けると結構出血しますし
後方の骨の向こう側は中頭蓋窩
つまり脳になるので
突き抜けると脳脊髄液が漏出するだけでなく
脳みその損傷の可能性すらあるのです
実際に外壁の減圧の場合にはしょっちゅう脳脊髄液の漏出はあるのです
生命のリスクと戦いながら、眼窩外壁の骨の切除を行うのです
内壁の減圧の場合には結膜の切開から入ります
浜松時代は皮膚切開から内壁にアプローチしていましたが
世界的には結膜切開が主流
皮膚を切らない、キズアトを残さない手術が主流です
いま思うと
聖隷から群馬大に戻って
国際学会に出席するようになって
UCLAのゴールドバーグ先生の講演やその一門の先生方の講演を聞いて
結膜切開の手術をマスターしたのかもしれません
国内では眼科でも形成外科でも結膜の手術をやっているドクターが本当に少ないですからね
やってみると結構簡単で、あっという間に目標とする部位に達することが出来ました
そして閉創が楽!
ほとんど縫わなくてもよいので時間が早く終わります
ということは腫れも少なく、患者さんの負担はかなり軽減されます
日本で最高峰の病院で研修を受けて
日本で最高峰の技術を持っていましたが
それをさらにブラッシュアップさせることが出来たのです
2018年手術実績 3046件
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
https://www.oc-tokyo.com/wp/
新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1
027-288-0224
http://www.kashima-oc.com/
11月10日のバセドウ病眼症講演会
https://youtu.be/kxH9sgrlt0A
東京MXで紹介されました
https://youtu.be/eE2yMVMhW0U
バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」
https://oculofacial.page.link/FoB
現物
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https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS
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公開日:2019.10.05
なぜバセドウ病眼症の治療をしようと思ったのか 6
シンガポールでの見学中
どんな研究をしているの?
と聞かれたので、国内で発表していたスライドをいくつか見せました
そうしたら
いろいろ面白いことやっているね
半年後に近隣諸国にするレクチャーがあるから
そこで講演したら?
え?
英語の発表??
したことないよ???
でもその頃の僕のモットーはNoと言わない日本人
二つ返事で
やってみます、、、、、、。
と言いました
するとSeah先生
じゃあ
3つくらい講演してよ
え?
英語の発表したことないのに
いきなり3つ?????
無理―(心の叫び)
が、僕のモットー通りに引き受けることになるのです
言われたのが半年前だったのと
3つのうち、2つがビデオ講演だったので
なんとか終了し
プレゼンターの中で最優秀ビデオ賞なるものまでいただきました
海外の学会に行く日本人医師が圧倒的に少ない中
海外の学会に行けば
眼形成の最新の知見を得ることが出来る
その時から、Seah先生が行く海外の学会に自ら演題を出し
自分もついて行くことになるのです
実は、大抵の海外の学会は日本人ドクターにとって8割海外旅行みたいなもんです
演題が出せれば、病院から旅費が出ますから
みんなで徒党を組んで公費で海外へ
現地では日本人の集団で行動し
会場にも行かず観光し
海外の人と議論することもほとんどない
そういうのが実情です
議員さんの海外視察、も多分似たようなものだと思います
でも僕がついていったSeah先生
海外でも有名な方
常に会場にいて
講演を聴いています
ちょっとでも部屋に戻ろうもんなら
どこにいる?ちゃんと聞いているか?
と呼び出しがきます(笑)
おかげでいろいろな発表を見ることが出来ました
その中にバセドウ病眼症に関するものがあり
もちろんその中には眼窩減圧術の講演もあったのです
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2018年手術実績 3046件
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
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027-288-0224
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11月10日のバセドウ病眼症講演会
https://youtu.be/kxH9sgrlt0A
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現物
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https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS
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