公開日:2019.12.22
最終更新日: 2024.03.15
職員募集の結果
職員募集の結果
このブログでも告知しましたが
前橋、東京、ともに職員募集をしていました
事務スタッフが、3名立て続けに急病+休職になってしまったため
大急ぎで募集させていただきました
前橋の募集は東京よりも前に始まったので
人が集まるのも多かったのですが
最終的に100人超の人の募集がありました
その中から厳選して4名採用が決定しました
東京の方にも60名弱の応募があり
すでに採用を決めた3名
こちらはまだ募集を締め切っておりません
面白い経歴の方がいらっしゃれば、採用させていただこうと思っています
以前京都の開業医の先生とお食事をした時に
「眼科クリニックでは、職員募集しても、全然集まらないのが普通」
というのを聞いていたので
皆さんが応募して下さったのはとても嬉しいです
残念ながら不採用になってしまった方には本当に申し訳ないのですが
倍率20倍の宝くじみたいなものだったので
誠に勝手ながら、ご容赦いただけたらと思っております
※読んで勉強になったり、面白かったと感じたら、いいね!をお願いいたします!
バセドウ病眼症への治療についての動画
2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら
OurAgeに特集していただきました
こちらから
バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
「1時間で分かる甲状腺眼症入門パンフレット」
こちらから
現物
こちらから
kindle版
こちらから
詳しくみる
公開日:2019.12.18
近隣の内科へのメチルプレドニゾロン点滴のお願い紹介状
近隣の内科へのメチルプレドニゾロン点滴のお願い紹介状
数日前に、このブログで地元でメチルプレドニゾロン点滴が受けられるようにしたいという記事をアップしました
https://ameblo.jp/kashitomo52/entry-12559374238.html
それにあやかり、紹介状のひな型を作ってみましたので
ここで公開したいと思います
点滴だけでも、やってくれるところが増えると良いなあ
*****************************
近隣の内科へのメチルプレドニゾロン点滴治療のお願い文案
平素より大変お世話になっております。主として甲状腺眼症や眼瞼下垂などの眼周囲疾患への手術治療を行っておりますオキュロフェイシャルクリニック東京・新前橋かしま眼科形成外科の鹿嶋友敬と申します。貴院の近隣にお住まいで当院へ来院された患者様についてお願いがあり紹介状を書かせていただきました。
甲状腺眼症の活動期への治療は、古典的にはステロイドパルス(メチルプレドニゾロン1000㎎3日間)を2-3クール行い、その後プレドニゾロン内服を3-6か月かけて漸減する、というものになります。しかしプレドニゾロン内服による副作用が多く、効果が低いということが明らかになってきています(Marcocci C, 2001、Kahaly GJ, 2005)。またメチルプレドニゾロンの量も500㎎よりも多い量では重篤な副作用が増えることが知られており一回量は500㎎とすることが推奨されています(Zang S, 2011、Bartalena L, 2012)。このため当院ではEuropean Group on Graves’ Orbitopathy(EUGOGO)の推奨に従い、内服は行わず週に1度のメチルプレドニゾロン500㎎点滴を行っています(Kahaly GJ, 2005)。またメチルプレドニゾロンの添付文書では「10分以上かけて緩徐に静注もしくは点滴静注」と書いてあるため15分で点滴静注を行い帰宅させており、現在までのところ重篤な有害事象は起こっておりません。(添付文章より)
当院ではこれに合わせて4週間ごとに眼窩MRIの撮影を行い、活動期の判定を行っております。さらに活動性によって眼窩へのトリアムシノロン注射を4週ごとに行っています。症例によって活動期が続く期間が異なることから、ステロイド治療を続ける期間を決めておりませんが、大抵の場合には8週から12週で非活動期に移行しております。
当患者は貴院の近隣の地域からの来院となっており、週に1度の来院が時間的・金銭的コストの面から非常に厳しい状態です。そこでお願いなのですが、貴院にてメチルプレドニゾロン500㎎点滴を週に1度、行っていただけないでしょうか。行っていただけましたら当院への通院間隔が月に1度となり患者本人の負担を軽減することが可能になる為です。ご考慮いただけましたら幸甚でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
オキュロフェイシャルクリニック東京
新前橋かしま眼科形成外科
鹿嶋友敬
※読んで勉強になったり、面白かったと感じたら、いいね!をお願いいたします!
2018年手術実績 3046件
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
https://www.oc-tokyo.com/wp/
新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1
027-288-0224
http://www.kashima-oc.com/
2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら
https://youtu.be/kxH9sgrlt0A
OurAgeに特集していただきました
https://ourage.jp/column/karada_genki/more/187841/
バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」
https://oculofacial.page.link/FoB
現物
https://oculofacial.page.link/pamphlet
kindle版
https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS
詳しくみる
公開日:2019.12.17
会いに行けるアイドルならぬ講演しに来る講演会
「会いに行けるアイドル」
この言葉、ご存知でしょうか?
これはAKB48の公式な活動方針だそうです
HP参照 https://ameblo.jp/akihabara48/
クラスで一番かわいい子ではなく
数番目に可愛い子を集めた、なんて話が伝わってきますが
公式にはそのような基準を認めてはいないようですね
とはいえ、モデルのような可愛さ、美しさではなく
手の届きそうなレベルの可愛い子を集めたアイドルグループなのは間違いないでしょう
それまでの手の届かなそうな、TVに映っているアイドル・芸能人ではないところに
需要があると思った結果だと思いますし、素晴らしい英断ですね
以前、講演会を自腹ですることの意味を書きました
https://ameblo.jp/kashitomo52/entry-12551664172.html
メーカーの協賛じゃないので
演者も、会場も、日時も好きに選べます
なので、今度、眼科医向けの講演会を大阪でやってみようと思い立ちました(笑)
オキュロ全然関係なし(爆)
会いに行けるアイドルならぬ
(呼んでないのに)講演しに来る講演会(笑)
普通は、講演って呼ばれてするものです
そうやって開催することの意味はまだわかりません
いずれ分かったらブログで書きますね
学会で講演する時は、時間が限られていてなかなかつながりって持てないのですが
講演会では会のあとで、フロアで挨拶して話したりすることが出来ますし
懇親会まで出来ます
大阪など関西で頑張っている先生方の友人が多いので
その方々へのエールの意味もあります
講演会を開催すると、新しい雰囲気が来場した先生方に伝わりますから
きっと彼らの新たな市場開拓につながるはず
新しいことをどんどんトライしていきたいと思います
思いつくままに(笑)
こういうトップだと、まわりは迷惑かもしれませんが
※読んで勉強になったり、面白かったと感じたら、いいね!をお願いいたします!
2018年手術実績 3046件
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
https://www.oc-tokyo.com/wp/
新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1
027-288-0224
http://www.kashima-oc.com/
2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら
https://youtu.be/kxH9sgrlt0A
OurAgeに特集していただきました
https://ourage.jp/column/karada_genki/more/187841/
バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」
https://oculofacial.page.link/FoB
現物
https://oculofacial.page.link/pamphlet
kindle版
https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS
詳しくみる
公開日:2019.12.16
最終更新日: 2024.04.09
活動期の甲状腺眼症の治療を
地元でしてほしい
活動期の甲状腺眼症の治療について
世の中から、活動期の眼症を放置する医療機関がなくなりません。
先週もありました。地方の大学病院の眼科で、神経眼科の担当の先生(つまりその地域ではバセドウ眼症の専門家とされている医師)に診てもらっている方。まぶたは腫れて、眼球は突出し、目は充血し、完全に活動性があるにも関わらず、
活動性の判断に重要なMRIは半年近くも撮影されずに、経過観察されているだけ。
それどころか担当の先生は、「もうこれ以上治らないから開業医にでも紹介しよっか」、
などと言われ、困った末に
3時間以上かかる距離からオキュロフェイシャルクリニック東京に来院されました。
活動期の判断を行うのに、当院で最重要視しているのはMRIですから、
近隣のメディカルスキャニングで撮影して来てもらってからの受診でした。(当院では毎月MRI撮影します)
表情からは困りに困って来院されたことが一目瞭然でしたので、
まずMRIを一緒に見たところ、まだまだ炎症がありましたガーン。
(ガビーン、ズコーッ、という旧時代の擬態語が思い浮かぶ年代)
炎症があるどころか、、、
活動期真っ最中、、、、。
こんな状況でよく開業医に行くように仕向けられたなあと、
ある意味関心してしまったのですがご本人は必至ですし。
考えてまた後日、という距離では無いので、
当日、トリアムシノロンの注射を行いました病院。
この患者さん、筋肉の腫れも酷くて。
週に1度のメチルプレドニゾロン点滴もおススメだったのですが
なにせ遠方のため月に4回通うとなると交通費もばかになりません。なので通院している地元の内科でやってもらえないかと、紹介状を書いて、「内科の先生がやってくれなければ諦めてこちらに週1で通院して下さい」
と言って帰しました。
今週、外来を受診したのですが、
まぶたの腫れや目の充血はかなり改善。ステロイドが効いたことは誰の目にも明らかでした。
結局、内科の先生の所には行かず、
旦那さんと相談して、通院の交通費は仕方がない、ということになったようです。
日本全国で似たような方がたくさんいらっしゃいます。
眼科の先生、内科の先生、
お願いですから、週1のパルスくらい、地元でやっていただけないでしょうか???
ホント、お願いします!!!!うちがパンクします!!(笑)
協力してくれる内科医院を全国で探すかなあ、、、皆さん、どう思います??
「バセドウ病眼症」関連ページ一覧
2019年手術実績 3850件(2019年1-12月)
経歴
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
医院名
オキュロフェイシャルクリニック東京
住所
中央区銀座1丁目ビル8F
電話番号
03-5579-9995
公式サイト
こちらから
MAP
こちらから
バセドウ病眼症への治療についての動画
2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら
OurAgeに特集していただきました
こちらから
バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
「1時間で分かる甲状腺眼症入門パンフレット」
こちらから
現物
こちらから
kindle版
こちらから
詳しくみる
公開日:2019.12.12
外科医の手術の腕の上げ方
OJTって聞いたことありますか?
OJT(On-The-Job Training)とは実務を通じて業務を教える方法で、従業員の育成方法の一つです。
https://www.dodadsj.com/content/181221_ojt/
医師のスキルは内科的なものと外科的なものに分かれます
内科的、というのは、薬で治す方法
食事療法なんかも、内科的治療に入りますね
言ってみれば、外科的治療以外のものですね
で、その外科的治療とは、血が出るような治療を指します
つまりメスやハサミで身体の一部を切るような治療ですね
眼科医は、基本的に外科医になります
眼形成外科も同様ですね
この外科的治療というものは
どうやっても手術をやること以外ではキチンとした経験を積むことが出来ません
縫合の練習をしたり
豚の目を使って白内障手術の練習をすることはあっても
細かいところとなると全く人体とは違うのですから
どうしても事前準備は限られたものになってしまうのです
つまり実地でたくさん経験を積むことが良い外科医を作るコツになります
まさにOJTでしか、上達しないのが外科
さらに言えば医者自身のキャラの違いもあります
中学校の同級生を想像してもらうと分かりやすいのですが
事前準備でしっかりと動画を予習して万全で望む人もいれば
一度見ただけで出来る気になってオペに向かう人もいます
石橋を叩いただけで渡らないタイプ
エイヤッ!ズバッ!と切ってしまうタイプ
などなど
思い返せば僕自身は一度見ただけで出来る気になってオペするタイプでした
どんどん手術したからこそ、上手くなっていったのだと思います
手術の腕というのはどれだけエラーをしたか、で決まります
こうやったらこう失敗する、ということを理解して初めて
その危険を避けられるようになります
レースゲームと一緒なのですが
いろいろ失敗してコースの構造が分かると
良いタイムが出せるようになるのです
テストと同じと言ってもいいですね
同じテストを何度も繰り返し受ければ
誰でも満点近く取れるようになりますよね
僕の手術が早くて上手な(と言われる)のは
今までの患者さんには大変申し訳ないのだけど
そういう合併症を沢山作ったからなのです
だから最短距離で手術を終えることが出来るのですね
エラーを体験することが良い外科医になる条件だとすれば
手術を沢山やることがその近道になります
当院は2018年6月から2019年5月までの1年間で3300件超の手術を行いました
これは白内障や緑内障、レーザーなどを含まず
眼形成手術のみの件数になります
どこかの大学病院眼科よりもよっぽど多い数ですし
単科として眼形成のある聖隷浜松病院や愛知医大の数倍の数になります
国内だけではなく、世界中見渡しても相当上位に当たるのは間違いありません
そして予約状況をみると、まだまだ手術件数は伸びていくと思われます
手術数の多い医療機関の手術成績が良いのは当たり前
同じような繰り返すことの意味を分かって頂けたら、嬉しく思います
※読んで勉強になったり、面白かったと感じたら、いいね!をお願いいたします!
2018年手術実績 3046件
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
https://www.oc-tokyo.com/wp/
新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1
027-288-0224
http://www.kashima-oc.com/
2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら
https://youtu.be/kxH9sgrlt0A
OurAgeに特集していただきました
https://ourage.jp/column/karada_genki/more/187841/
バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」
https://oculofacial.page.link/FoB
現物
https://oculofacial.page.link/pamphlet
kindle版
https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VSOJ
詳しくみる
公開日:2019.12.10
来年の国際学会
来年は国際学会が目白押し
クリニックを留守にしないといけないので
いいんだか悪いんだかわかりません
4月 アモイ
5月 ソウル
6月 ロンドンとケープタウン
9月 トリノ
10月 ラスベガス
11月 マニラ
うーん
正直、書き出してみると相当大変。。。。。。
でもいろいろな土地に行けるのが学会の良い点でもあるので
頑張って発表して、都市を見て勉強してこようと思います
僕がただ海外に行って、クリニックを閉めているだけだと
患者さんへのサービスは低下してしまうのですが
海外で見てきたものや体験した新しい知識を基に
最先端の医療サービスを考えていきます
そうすると皆さんにも還元することができると思いまーす
※読んで勉強になったり、面白かったと感じたら、いいね!をお願いいたします!
2018年手術実績 3046件
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
https://www.oc-tokyo.com/wp/
新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1
027-288-0224
http://www.kashima-oc.com/
2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら
https://youtu.be/kxH9sgrlt0A
OurAgeに特集していただきました
https://ourage.jp/column/karada_genki/more/187841/
バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」
https://oculofacial.page.link/FoB
現物
https://oculofacial.page.link/pamphlet
kindle版
https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS
詳しくみる