BLOG医院ブログ

関連ページ一覧

公開日:2019.09.30

なぜバセドウ病眼症の治療をしようと思ったのか

皆様、ご無沙汰しております インドの学会のダメージ余韻が大きすぎてしばらくブログを書く元気がありませんでした 実際にはその後ドイツの学会に行って そこでも脂肪減圧の話をして とても評価していただいたのですが、大した話でも無いのでその話は省略します 今回は僕がなぜバセドウ病眼症の治療をしたいと思ったかについて書きたいと思います 群馬大で5年間の研修を経て 聖隷浜松病院・眼形成眼窩外科の門を叩いたのは2007年でした。 その頃はまだ眼形成という言葉自体が浸透していなくて 大学で国内留学の相談をしても なにそれ? みたいな反応しかなかったのを思い出します 大学でも当時の岸教授と、直属の上司だった本間先生しか賛成してくれず 陰に陽に、陰口をたたかれていただろう雰囲気をびんびんに感じました。 だって、海外留学したドクターはいっぱいいても 国内留学したの、群大眼科の歴史が始まってから70年、僕一人しかいませんからね(笑) 今も僕だけ(爆) さて、眼形成手術の習得を目指して国内留学したのは聖隷浜松病院 全国トップの、というか当時唯一の眼形成を学ぶことが出来る施設でした そこで見るものはすべて新しく 当時の群馬では不治の病に分類されるような病気をバンバン治していました まさに異世界 眼科医が到達できると思えない高みにあったのです そんななんでも治療する聖隷浜松病院でも 治療を行っていなかったのがバセドウ病眼症だったのです 眼窩手術の知識・経験はあれど、さまざまな理由で手術を行っていませんでした 眼窩の病気を診れる医療機関がそんなにあるわけではありませんから 他で治らない甲状腺眼症がたまーに来ていたのです 他の病院で、眼窩内下壁を切除されて目は引っ込んだけど 下にも落ち込んでしまってむしろ手術前より左右非対称になってしまった方とか 圧迫性視神経症になってどうにもこうにも治らないおばあちゃんとか 全国で治っていなくて苦しんでいる患者さんが多いということが分かったのです 論文を検索すると、手術法はいろいろと開発されている だけども当時国内でしっかり減圧手術が出来る施設がほとんどない そういう状況をみて これは自分自身が手術をやっていくしかないと思ったのです つづく  のか?(笑) ※読んで勉強になったり、面白かったと感じたら、いいね!をお願いいたします! 2018年手術実績 3046件 群馬大学 眼科 非常勤講師 涙道涙液学会 理事 オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F 03-5579-9995 https://www.oc-tokyo.com/wp/ 新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1 027-288-0224 http://www.kashima-oc.com/ 11月10日のバセドウ病眼症講演会 https://youtu.be/kxH9sgrlt0A バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」 https://oculofacial.page.link/FoB 現物 https://oculofacial.page.link/pamphlet kindle版 https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS

詳しくみる
公開日:2019.09.21

インドの学会21

プレゼンが本当に全部終わった。 かなり濃密な学会だった。 いろいろなことがあったなあ。 来る前は不安だったけど 実際にとんでもないことばかりだったけど それでも終わってみると、来てよかったと思えた やはり知らないことを経験するのは良いことだ 帰りがけにある若いドクターから声をかけられた なんで知ってるの?と聞くと もちろん知ってますよ! えらいドクターたちが、 Dr.Kashimaは絶対に呼ばなきゃだめだ って、何度も言っていたんですから!! それを聞いてとても嬉しくなった。 コネで呼んでもらえたんじゃなく これまでのプレゼンテーションを見てくれて それで呼んでくれたんだ 嬉しかったので最後に写真を撮って お見送りまでしてもらった 帰りはあのエアインディア でも満足感でいっぱいで、そんなに不自由は感じなかった。 ブログ更新頻度上げてきましたが、今後は通常営業に戻ります インドの後に行ったヨーロッパの学会でも実は大注目してもらったので 今後は海外の講演活動頑張らないといけない気持ちになりました 正直、最近いろいろな風圧を感じることがあります 日本は横並びの文化ですから 頭一つ出ようとすると足を引っ張る先輩が必ずいます 聖隷浜松から戻った時もそうでした 群馬大の中で先輩から表でも裏でも足を引っ張られました でも全国の学会で結果を出していくうちに 自然と風は僕を避けて吹くようになったのです いまはそれと同じ状態 海外でも結果を出していくと 恐らくそれが国内に響き 風が避けて通るようになり 僕がやっているバセドウ病眼症への治療が一般的になっていくと思います そういう未来になるように またしばらく頑張りたいと思います ひょっとしたらブログの更新頻度が落ちるかもしれませんが そのときは何か違う仕掛けを考えているんだろうなあと思ってください。 今の時代を前に進めるには、皆さんの支持が絶対的に必要です。 (「天才を殺す凡人」より 北野唯我著) 今後も応援よろしくお願いします。 2018年手術実績 3046件 群馬大学 眼科 非常勤講師 涙道涙液学会 理事 オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F 03-5579-9995 https://www.oc-tokyo.com/wp/ 新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1 027-288-0224 http://www.kashima-oc.com/ バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」 https://oculofacial.page.link/FoB 現物 https://oculofacial.page.link/pamphlet kindle版 https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS

詳しくみる
公開日:2019.09.20

インドの学会20

発表は5分 バセドウ病眼症に対するアセスメント、という題だ お題は難しいものではない なので スライドを作るのは出来る ただそこから読み原稿を作ってとなると 時間が足りないかもしれない どうするか。。。。 よし、原稿なしでやってみよう 海外で講演を初めて10年超 原稿なしの講演は、本当に初めて だが、こんな機会はめったにない ある意味自分の能力を伸ばすチャンスでもある 失敗したって、だって全然いわれてなかったもーんと言える だから決めた 翌朝までにプレゼンを仕上げ そのまま英語でプレゼンを行う アドリブで、前日の夜に知らされたんだよって言ったら会場が爆笑 実際、多少の難しさはあったし、質疑応答もあったので それなりに緊張はしたけれど 無事に終わることが出来た レベルが上がった ドラクエのレベルアップの音楽が鳴った気がした https://www.youtube.com/watch?v=olX0esIeti4 2018年手術実績 3046件 群馬大学 眼科 非常勤講師 涙道涙液学会 理事 オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F 03-5579-9995 https://www.oc-tokyo.com/wp/ 新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1 027-288-0224 http://www.kashima-oc.com/ バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」 https://oculofacial.page.link/FoB 現物 https://oculofacial.page.link/pamphlet kindle版 https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS

詳しくみる
公開日:2019.09.17

インドの学会16

翌朝、4時に起きてプレゼンの準備にとりかかる プレゼンの準備は大きく分けて2つだ 一つ目はもちろん、スライド本体の準備 スライド自体が面白くなければ、講演する意味がない これは自分の最も得意とするところだ 二つ目は、、、、、 読み原稿の準備 これは国内の学会では不要である。 日本語で話せるプレゼンであれば、個人的にあえて用意する必要は無いと思っている 一方で 米国に留学し、それなりに英語が聞けるし、話せるし 不得意な方ではないはずだが、それでも英語で発表をするというのはハードルが高い このため必ず読み原稿を準備してそれを読み上げる形式にしているのだ 読み原稿の準備はこうだ Powerpointでスライドを作成 注釈の部分にしゃべることを書いておく エクスポートから配布資料の作成を選ぶ それでワードのテキストが出来るのだ あとはフォントを変えたり、余白を変えたりして 読みやすい原稿に変えていく それをフラッシュメモリに保存して ホテルのビジネスセンターでプリントアウトする これで準備は終了 ではない これを時間の計測をしながらしゃべってみて スライドや喋る内容を少しずつ変えていく 最終的に時間内に終わることを確認するのだ それを二つのプレゼンで行う 前日の反省を活かして しっかりと時間内に終了することを確認 スライドもかなり削った よし、これで今日のプレゼンは大丈夫だ。 安心して会場に向かう 2018年手術実績 3046件 群馬大学 眼科 非常勤講師 涙道涙液学会 理事 オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F 03-5579-9995 https://www.oc-tokyo.com/wp/ 新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1 027-288-0224 http://www.kashima-oc.com/ バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」 https://oculofacial.page.link/FoB 現物 https://oculofacial.page.link/pamphlet kindle版 https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS

詳しくみる
公開日:2019.09.17

インドの学会16

翌朝、4時に起きてプレゼンの準備にとりかかる プレゼンの準備は大きく分けて2つだ 一つ目はもちろん、スライド本体の準備 スライド自体が面白くなければ、講演する意味がない これは自分の最も得意とするところだ 二つ目は、、、、、 読み原稿の準備 これは国内の学会では不要である。 日本語で話せるプレゼンであれば、個人的にあえて用意する必要は無いと思っている 一方で 米国に留学し、それなりに英語が聞けるし、話せるし 不得意な方ではないはずだが、それでも英語で発表をするというのはハードルが高い このため必ず読み原稿を準備してそれを読み上げる形式にしているのだ 読み原稿の準備はこうだ Powerpointでスライドを作成 注釈の部分にしゃべることを書いておく エクスポートから配布資料の作成を選ぶ それでワードのテキストが出来るのだ あとはフォントを変えたり、余白を変えたりして 読みやすい原稿に変えていく それをフラッシュメモリに保存して ホテルのビジネスセンターでプリントアウトする これで準備は終了 ではない これを時間の計測をしながらしゃべってみて スライドや喋る内容を少しずつ変えていく 最終的に時間内に終わることを確認するのだ それを二つのプレゼンで行う 前日の反省を活かして しっかりと時間内に終了することを確認 スライドもかなり削った よし、これで今日のプレゼンは大丈夫だ。 安心して会場に向かう 2018年手術実績 3046件 群馬大学 眼科 非常勤講師 涙道涙液学会 理事 オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F 03-5579-9995 https://www.oc-tokyo.com/wp/ 新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1 027-288-0224 http://www.kashima-oc.com/ バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」 https://oculofacial.page.link/FoB 現物 https://oculofacial.page.link/pamphlet kindle版 https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS

詳しくみる
公開日:2019.09.15

インドの学会15

自分の発表が終わったら、あとは聴講 今回の学会は本当に世界中の有名なドクターが集まっていたので とても勉強になる 自分の講演が無いのに学会に行くことはほとんどないのだが (落とされたのは別にして) 学会に参加することの意味はここにある 世界中の知が集まるので ほんの数日で、その知を自分の中に入れることが出来るのだ そして世界のトレンドを知ることが出来る。 バセドウ病眼症も世界の学会ではキチンとしたそれ専門のセッションがあるのだ それどころか、眼症専門の学会すらある 翻って日本は。。。 甲状腺学会では眼症のセッションがあった 眼科の学会では見たこともない 演題もほぼほぼゼロ 興味がないから演題にならず 演題にならないから目に触れないので興味が湧かないのだ 今度行う講演会が、そんな状態を改善する なにかのきっかけになればよいのだが。 それはさておき ナッツ姫が言っていた 発表は2つだけだと知らされていたんだけど さっき聞いたらあと2つあるんだって!!! 普通、講演スライドは1か月くらい前から用意するものだ 会場についてから新たに作るなんて、本当に可哀そう そう思った ナッツ姫が次に言った そのうち1つがビデオプレゼンテーションで ビデオ出さないといけないのだけど あなた作れる??? え? いまから?? Noと言わない日本人をモットーにしているのでこう答えた Yes, I can 明日は自分のプレゼンが2つもあるのに引き受けた 何とかなるといいな。。。。(^_^;) その後UCLAの後輩のインド人医師から聞いた 今夜の夜もまたカルチュラルイベントと称した踊りがあるらしい しかもそれが夜8時から予定されている どうやらスケジュールが押して、夜9時からのスタートになると あの地獄の2時間をまた しかも夜9時から 時差が3時間半あるので、日本時間12時半から、、、、     いやさすがにそれは。。。。。。。 時差もあってちょっと疲れているので難しいと話して またバーに行って、ポテトフライとエビフライのワサビソースかけを食べて (これしか食べるものがない) 部屋に戻って寝た

詳しくみる

诊所微信

扫描下面的二维码,
关注我们的微信账号并直接联系我们。

wechat
診療時間
8:15〜17:15 - -

[休診日]月曜・日曜・祝日
※当院の診療は完全予約制になります。

診療日カレンダーを開く
アクセス
眼形成外科 【オキュロフェイシャルクリニック 東京】
〒104-0061
東京都中央区銀座1丁目15−4 銀座一丁目ビル 8階
  • 浅草線「東銀座駅」A8出口徒歩5分
  • 有楽町線「銀座一丁目駅」10番出口徒歩4分
  • 銀座線「京橋駅」2番出口徒歩4分
GoogleMapを開く
地図
英語版 インスタグラム wechat-btn