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公開日:2019.10.19

なぜバセドウ病眼症の治療をしようと思ったのか12

帰国前後からすぐに開業へと動き始めました 物件を見ながら 開業を模索しながら 留学前以上に臨床(患者さんの治療)を行い それをさらに国内や海外の発表に活かす、ということを繰り返しました そんな中、海外の学会に行くとしょっちゅうシンガポールの先生方と 一緒に過ごしていたのですが (悲しいことに日本人医師が1人もいないので) 同年代のドクターからこんなことを言われます シンガポールDr「台湾大学のLiao先生のところ行ってみた?」 鹿嶋「いや、行ったことない」 シンガポールDr「減圧やりたいならLiao先生の脂肪減圧見たほうが良いよ」 鹿嶋「脂肪減圧?」 シンガポールDr「脂肪をめっちゃ切除して、一日に何人も何人も手術してすごいよ」 どれだけ常識外れかは、シンガポールのドクター達の話し方で分かりました 常識外れすぎて、爆笑、みたいな これは絶対に忙しくなって身動きが取れなくなるであろう開業前に 見ておかなければならない、そう思ったのです (実際には開業後の方が休みやすいのですが) その後、海外の学会で、Liao先生の発表を見ました データを見ると眼窩脂肪切除による減圧は素晴らしく良いものに思えます あれは本当なのだろうか、どうしても見に行かねば 会場にいた留学中に知り合った台湾の女性Drに話を聞きます 鹿嶋「あれって、本当なの?あんなに素早く減圧効果得られるの?あんなにいっぱい手術しているの?」 台湾Dr「本当よ」 絶対に見学に行く   そう思って会場のフロアでLiao先生にご挨拶をし 名刺を頂き、それから見学の日程を調整してお願いのメールを送りました 海外の学会に行くことの意味、お分かりいただけますか? 日本だけなら1億2千万人 米国は3億6千万人 米国だけでも3倍の人口があります 3倍の人口、4.5倍のGDP 僕ら以上のノウハウがあるのは、単純計算でも明らかですよね? 実は僕らは肩を並べる大国同士、ではありません 低学年小学生と大人くらいの差があるのです 世界中の人口を考えれば、国際学会にはそれ以上のノウハウが詰まっているのは自明の理です さらに米国の医師は、医学部在学前・中、そして医師になってからも激しく勉強させられます ついてこれなければドロップアウトするしかない環境です その一方で、日本は医学部に入ってしまえば正直ぬるま湯 (今は大きく違うかもしれませんが) テストさえ赤点でなければ医師になれます(←自分? あ、赤点取ったな(笑)) 米国の医師が出来るだけ集団の先頭を走るように教育されているのに対して(進路がこれで来まるから) 日本は集団から遅れなければよいシステム 10年たったらその距離の差はものすごいことになっています だから僕は海外の学会に参加するのです 常識に捕らわれず、良い医療をひたすら追い求めたい 料理人が常により良い味を求めるように そこに限界はないのです だから クリニックが休診になってても 怒らないでね(笑) そこかい!

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公開日:2019.10.16

なぜバセドウ病眼症の治療をしようと思ったのか10

米国に臨床留学をして 眼形成の世界は眼瞼下垂とかバセドウ病眼症などの病気だけではなく 美容の注射や美容の手術も、眼形成ドクターが行うということを知りました 日本では形成外科・美容外科の先生方がまぶたを手術することがありますが 米国ではどんどん形成外科・美容外科は手術できなくなっています それはなぜか 簡単に言えば、詳しくないから、です 形成外科とか美容外科は、頭のてっぺんの腫瘍からつま先の巻き爪まで手術をします 一方で眼科医がやる眼形成ドクターは 眼の周りの形成しか行いません そうなると必然的に眼形成ドクターは 目のまわりのことを深いところまで知ることが出来ます いっぽうで形成外科・美容外科では手術が全身に分散されますから 全身を知ることが出来るというメリットがある一方で どうしたって目の周りについては浅い知識になってしまいます レストランで例えるなら スキー場の食堂のように カレー、ラーメン、そば・うどん、寿司、スパゲティまで何でも出すようなところの寿司と 寿司だけに特化した寿司屋の寿司の違いが出ます そうなると米国は訴訟社会ですから なにかあればすぐ訴えられます 良くない医療をされたら すぐに訴えられてしまいます だから、米国の形成外科・美容外科では目の周りの手術はしないのです これはビバリーヒルズで開業している美容外科医から ある学会のランチでたまたまテーブルが一緒になり その時に直接聞いたことですから本音のことで さらにゴールドバーグ先生も同じようなことを言っていたので 真実だと思います 目のまわりの美容の手術も 眼形成ドクターがやるべき 留学に行ったことで 強く思うようになります 2018年手術実績 3046件 群馬大学 眼科 非常勤講師 涙道涙液学会 理事 オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F 03-5579-9995 http://oc-tokyo.com/ 新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1 027-288-0224 http://www.kashima-oc.com/ 11月10日のバセドウ病眼症講演会 https://youtu.be/kxH9sgrlt0A 東京MXで紹介されました https://youtu.be/eE2yMVMhW0U バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」 https://oculofacial.page.link/FoB 現物 https://oculofacial.page.link/pamphlet kindle版 https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS

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公開日:2019.10.15

サンフランシスコの学会から帰ってきました

アメリカ眼形成学会+アメリカ眼科会議 新しい知識 新しい器具 いっぱいゲットして戻ってきました たまたまなんですが、ブルーエンジェルスという 航空隊のショーを見ることも出来ました すごい迫力 すばらしかったです 今回は東京+前橋のスタッフ全員を連れて行きました サンフランシスコはとても風光明媚な都市ですが 日本人はなかなか行く機会がありません だから今回は良い機会だから連れて行きました みんな、新しい経験が出来て、楽しんでくれたようだったので良かったです 木曜日から診療再開します!

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公開日:2019.10.10

学会参加中

今日からまた学会でーす     学会と言っても国内ではなく   サンフランシスコ       良いところです     アメリカの都市の中でも一番すき     今回はアメリカ眼形成学会+アメリカ眼科会議       国内・国外、年間10回程度、学会に出かけていますが   アメリカだけは講演ナシ     というか演題登録したけど落ちた(笑)   河村先生は通っています     アメリカの学会は厳しいんです       時差にもまけず、最新のことを勉強してきまーす その前に観光もね

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公開日:2019.10.08

バセドウ病眼症の症状の変化と生活の質の変化のアンケートのお願い

バセドウ病眼症の治療を熱心に行っていますが   症状の変化を計測することが難しい病気で   なんらかの指標が必要かなと思っていました   で、今回、簡単なアンケートを作りました   海外の論文を元に、独自の項目を入れてあります           バセドウ病眼症の方々はこういうのを毎回書いていただくようになります   データを取って、治療をして、集計して   どういう患者さんなら、こういう治療をする、という   治療方法の確立につながるように   皆さん、ご協力どうぞよろしくお願い致します

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公開日:2019.10.08

なぜバセドウ病眼症の治療をしようと思ったのか9

ゴールドバーグ先生、 世界的にとても有名な方 世界一有名、と言っても良いようなスターです その先生の後ろについて学ぶことが出来て本当に良かったです 眼窩周囲の骨の取り方、眼窩内の腫瘍の取り方もすばらしく 脳とか血管があるようなところの骨もバンバン切除する それでも合併症を起こさないのだから素晴らしいです そんな世界で最高峰の勉強が出来るUCLAの眼形成部門のフェローは 年に1人だけの限られた枠です だから世界中から希望者が殺到する ゴールドバーグ先生が素晴らしいのもありますが さらに、医師免許が交付される特別なシステムも素晴らしい 医師以外知らないかもしれませんが   医師免許というのは世界中で各国が許可するものなので 世界共通では無いのです つまり日本の免許を持っていても 米国では免許がないので医療行為は出来ないし やったら捕まります それがフィリピンだろうが、イラクだろうが、ブラジルだろうが 国ごとに医師免許を取らなければいけません これがまた取得が難しくて 例えば米国の医師免許を持っていても 日本の医師免許を取ろうと思ったら 医学部に入るところからやらないといけない(笑) つまりすごく優秀な人でも最低6年かかるのです え?そこから? って思うでしょ? ハードル、めっちゃ高いでしょ? 医師免許は他国では使えない、というのが常識なのですよ ただ大英帝国の植民地だった国の医師免許は他の国でも使えるので 例えばインドやシンガポールの医師免許は、英国でも使えますが そういうのは大英帝国だけです だから米国に医師免許を持って 医療行為が出来る状態で留学する日本人医師は、ほとんどゼロ 日本人医師の留学は、そのほとんどが研究目的で 研究室でマウスとか試験管を相手に データを取る、ということのために留学するのです 恵まれていたのはUCLAでは国際フェローに一時的な医師免許が交付されるということ これはそのほかの大学には無いシステムなのです どういう理由だかわかりませんが、全米中でUCLAだけ 必然的に、競争率は高くなるのです 加えてゴールドバーグ先生が世界一有名 となれば、留学希望が殺到するのが分かりますよね? 選んでもらうのも奇跡、ということなのです 僕は選んでもらえたので臨床留学をすることが出来ました 医療行為も行うことが出来ました 米国人と一緒に手術をすることが出来たのです 2018年手術実績 3046件 群馬大学 眼科 非常勤講師 涙道涙液学会 理事 オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F 03-5579-9995 http://oc-tokyo.com/ 新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1 027-288-0224 http://www.kashima-oc.com/ 11月10日のバセドウ病眼症講演会 https://youtu.be/kxH9sgrlt0A 東京MXで紹介されました https://youtu.be/eE2yMVMhW0U バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」 https://oculofacial.page.link/FoB 現物 https://oculofacial.page.link/pamphlet kindle版 https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS

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眼形成外科オキュロフェイシャルクリニック 東京

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