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公開日:2021.06.14 最終更新日: 2021.07.09

再審査請求の返答

再審査請求の返答 東京では眼窩減圧が査定されたという話をしました そのため現在、OFC東京では保険での眼窩減圧術を行っていません (前橋では行っていますので、ご希望の方はお待ちしています) 1月から4月上旬まで行っていた眼窩減圧術の請求は減額査定されて戻ってきているのですね 戻ってきたもの(返戻といいます)に対して、医療機関側は再審査請求ということをすることが出来ます もう一度、考え直してねってメッセージを送ることが出来るのです その再審査請求にこう書きました 「皮膚を切って、骨を外してというオリンピ〇眼科と同じ術式で眼窩減圧術を行いました」 オリンピ〇眼科と同じ術式でやっていると言われて、それでも否定することが出来るのか そうしたら、添付した写真のような再度の返戻が来たのですね そこにはこう書いてありました 「図示」すること そして 「手術開始及び終了の時間を記載」すること この二つを書いた意味を見てみます こういうのはどこに意図が隠されているかを考えると良いのですね 東京支部としてはどうしてもOFC東京で行う減圧術を否定したいのですね 背後にいるオリンピ〇関係者を守りたい(?)だけでなく いままで減圧術を否定してきた自分たちを否定したくないですからね だからこの二つで引っ掛けて、オリンピ〇との違いを鮮明にして OFC東京の減圧術は、減圧術ではない!としたいのです まず図示することです 図示となると、どうやっても多少の差を出すことが出来ます 何から何まで同じように書けませんからね ゾウの画を書いてって言ったら、百人が百人、違う絵を書きますよね だから否定しやすい、手ぐすねを引いて待っていると思います それから手術開始時間及び終了時間を明示、ということです これは何を意味するのか つまりOFC東京で行っている減圧術は、素早く終わるのだから減圧術ではない、としたいのです オリンピ〇眼科など他院で行う減圧術は非常に時間がかかります おそらくオリンピ〇眼科では片眼2時間 施設によっては8時間かかるところもあると聞いてます 僕がやれば、片眼30分前後、それ以下で終わることも多い 何でだと思いますか? 自分で言うのもなんですが、腕が全然違うのです (自慢じゃないよ) 僕は若いうちから普通の眼科医の仕事を全て捨てて、眼形成に特化して15年やってきました (眼科医としては落第です) しかも他のドクターよりもたくさん働いて勉強もしています 30代は、日曜日はかならず大学の研究室で何かの仕事をしていましたし 平日も夜10時くらいまで研究室で勉強していました だからマラソンで例えると、みんなが10㎞くらいのところを走っていると仮定すると 僕は35㎞くらいの地点を走っているようなもの 他で例えるなら、高校球児とイチローくらい違うのです すでに今から頑張ったところで追いつける地点にいないのですね (相川先生とか土居先生とか当院ドクターに聞いたらわかります) だから手術時間はとっても短いです 他施設の先生方の眼窩手術の3~4分の1くらいの時間で手術が出来る そうなんです めちゃくちゃ勉強して、めちゃくちゃ実地で仕事しないと腕が上がらないのですが 国内外、2回の留学を経て、やっとここまで来ているのですね そこで、手術時間を聞いてきた意味をもう一度考えてみましょう オリンピ〇眼科は、片眼2時間 当院は両眼やっても1時間かからない だからOFC東京の減圧は減圧ではない!ってやりたいのですね でも考えてみてください 患者さんにとって、むやみやたらに時間が長い手術が良いかと言えば 絶対にそんなことはない 組織と言うのは侵襲を加えれば加えるほどダメージになりますからね 4倍の時間がかかるということは4倍ずっとイジっているということ わかりやすく言えば、蚊に刺されてかゆくて掻く時に、ちょうどよいところの4倍掻いてしまったら、皮膚がボロボロで真っ赤になって血も出てきますよね? 4倍の時間がかかるということは、その間ずっと組織を痛めつけているのですから ダメージは単純に4倍になると思っていただいて間違いないです 手術時間が短ければ、保険が減額される、となれば医療機関に早く終わらせるインセンティブはありませんから 医者も長くタラタラやっていた方が良いということになる こんなの誰も得をしません だから手術時間と保険請求は関係があってはいけないのです 今回これを聞いてきたということは、手術時間が短く、侵襲が少ないことを槍玉にあげようとしているので 返答の書類に書きたいと思います 「手術時間の長短は保険請求と関係があるのですか?」と また返事が来たら、ここで公開していきます 例え僕が東京支部や審査委員のドクターやその他の既得権益層からの的になったとしても 世の中の過ちは、出来るだけ正した方がよいし、それが日本人の魂や誇りだと思っています

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公開日:2021.06.07 最終更新日: 2021.07.09

東京五輪は開催するべきか

東京五輪は開催するべきか 東京五輪を開催するかどうか、議論の的になっていますね 読売新聞の調査だと現時点で若干開催支持派が多いとのこと みなさんはどちらですか? 僕は、、、、、、開催支持する側です その理由を説明したいと思います まず、開催されるのはあと1.5ヶ月後ですね 現在、自治体の接種率がかなりの速度で上がっていますから 1.5ヶ月後には希望するかなりの人数の方が接種されている状態です 一般の人たちにワクチンが広がっているのである状況になっている そうなると市中の感染拡大は起こりにくいであろうというのが一つ それからワクチン接種した人はそもそもウイルスに感染しにくく 感染してもまき散らすほどの重症化はしない公算が大きい 五輪選手は全ての人が、IOCからワクチン接種をしてもらえていますから 変異株も含めて選手が国内にウイルスをまき散らす可能性は低いのですね つまり五輪選手を媒介とした感染拡大は起こりにくいということが一つ 五輪以外のスポーツではJリーグとか野球とかで有観客での試合はされていましたし 演劇などはいまでも開催されています 劇団四季なんかもやっていますし 帝国劇場も全然普通にやっています そこでクラスターが発生したという事例がない つまり観客同士での感染拡大は起きていないません だから観客入れて試合しても感染拡大にはつながらないであろうというのが一つ 以上の3つの理由で感染拡大は起きないだろうというのが僕の見立てなのですね でも開催支持なのは上記の理由ではありません ではなんで開催支持なんだと思います? それは、、、、、 絶対に人生の中で大きな思い出になるからです 不謹慎なことを言いますが! 現在のような状況で、海外の五輪選手が100%のチカラを出して競技に臨めると思いますか? 選手村から出ちゃダメで、食べ物も制限されるような状態です つまりベストコンディションではない公算が高い 翻って日本代表選手はどうでしょうか? 自宅やホテルなどで普段と同じようにコンディションを整えることが出来ますよね いつも通りにコンディション作ることが出来ます どうです? そうなったら日本選手が金メダルとる確率がかなり上がるのは間違いない 僕は前回の東京五輪以上に金メダルを取るのではないかなと予想しています 次の五輪が日本で開催されるのは50年くらい後になるので 僕は生きていない公算が大きいですが 次の五輪までの日本国民の大きな財産になるのは間違いありません 必ず五輪は開催され、そして良い思い出が残ると思います だから皆さん、出来るだけ都合つけてオリンピック観戦したほうが良いですよ 誰かが金メダル取る瞬間を見ていたら絶対に記憶に残りますから!! ドーハの悲劇とジョホールバルの歓喜をライブで見ていた僕が言うのだから間違いありません!

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公開日:2021.06.06 最終更新日: 2021.07.07

”当たり前だけど、人はみんな違う”

以前のブログにも書いていますが、当院で採用する事務スタッフは何かしらの特徴を持った人ばかりです 経歴が普通に医療事務を何年もやってきました、という方は採用していないのですね 何故かと言えば、当院で行っている診療スタイルが独自すぎて以前の医療事務の経験がほとんど役に立たないので経験者である必要性がないということが第一点 それから、これからグループが大きくなるに従ってどういう人を採用したら良いのかという実験をしたいので、いろいろな職種を採用して見たいというのが第二点 前職が医療事務であると、以前の職場の常識という「医療業界の悪しき慣習」を持ち込んできてしまう可能性があるということが第三点 以上の3つのことがあって、医療事務経験者は採用していないのですね そんな中で、2年前にディズニーがやっている社員研修プログラムにスタッフ全員を連れて行ったのですが、その時の講師やってくれた方がこの4月に当院に入職しました オリエンタルランドで30年も働いていてからの転職なのでこちらとしても緊張したのですが いままでの経験を踏まえていろいろと院内研修をやってくれています で、彼女もブログをやっているのですが、それを紹介しますね ブログを見る 年齢が若い時って、まだ周りが見えていないし、自分の人生も見えていない 当院のスタッフは、若い人が多いからこそ、謙虚に自分を見つめて、上手に成長してくれると良いなと思います

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公開日:2021.06.03 最終更新日: 2024.03.15

革命家が勝つ条件

革命家が勝つ条件 今回は医療とはちょっと離れた話をしたいと思います 世の中にはいろんな人種がいますね 慎重な人、せっかちな人、内向的な人、怒りやすい人 そんな中で革命家のように思われる人もいます 人が手を出したがらないことに手を出して、実行する人種ですね そう、僕のような人間ですね アイディアと実行力を持っている 僕は自分で言うのもなんですが革命家なんです ただし、革命家のような性格に産まれることは良いことばかりではありません よく自分で言うのですが、原始社会にいたらすぐにフグ食べて死ぬ人種、それが鹿嶋です たとえば当院の土居先生は絶対食べない、死んだ鹿嶋を見て、「社長はああいう人だからねえ」と言ってそうです 革命が出来る人ってどんな人 さて、人に先駆けてアイディアを実行する革命家のような人種 多方面から怨みも買いそうですし、悪い想像せずにフグ食べるようなことしますから、早くに死んでしまう可能性も高いのです 革命が出来る人ってどんな人を思い浮かべますか? 現代だと、ソフトバンクの孫さんとか三木谷さん 僕の敬愛するキングコングの西野亮廣さんなんかがそうですね 政治家で言えば橋下徹さんとか、一方で革命が成功しない人もいます ホリエモンとか、れいわ新選組の山本太郎さんとか、もっと言えば、オウム真理教の麻原彰晃とか、日本赤軍とか、共産党なんかもそうかもしれませんね 革命が成功する人と成功しない人、同じように人が考えないこと考え、実行に移すことに違いはないのです 革命家が勝つ条件とは では革命家が勝つ条件ってなんだと思いますか? それは、「大衆の支持」だと思います 大衆の支持の無い革命家は、オウム真理教や日本赤軍のように異端児扱いされて潰されてしまうのですが 大衆に支持される革命家は、ソフトバンクの孫さんのように時代を先取りして前に進むのですね つまり僕がブログをやっている理由も、こういう分野があるということを皆さんに知っていただきたいからです 僕みたいな時代を変える革命家は、皆さんの支持が無ければ、既得権益層に潰されて終わってしまうのですね ただ皆さんが僕のやっていることの正しさを証明し、支持してくださっている、だから正々堂々と前に出られるのです もっとも前に出たくて出てるわけではないのですが、、、、、(笑) 社会保険東京支部との闘いはまだまだ続いています 先日も、3か月前に査定された減圧術の再審査請求の書類を作りました 再審査請求の書類には「オリンピア眼科と同じ方法で眼窩減圧術を行いました」と明記しました さて先方がどう出てくるか、、、、、 続きはこのブログで公開させていただきますね! バセドウ病眼症への治療についての動画     2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら OurAgeに特集していただきました こちらから バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる甲状腺眼症入門パンフレット」   こちらから 現物 こちらから kindle版 こちらから  

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公開日:2021.05.30 最終更新日: 2021.07.09

スタッフに送ったメール

スタッフに送ったメール 当院は医療機関ですが、多数の人が働いていると必ずイザコザが起こります 経営者になってからの4年間、常にスタッフのイザコザの対処を行ってきました 今朝、スタッフ全員に送ったメールを公開しますね タイトルは 人のミスを批判することの意味 ↓ここから 最近、前橋で人のミスを責めるという事案がありました。人のミスを責めるということが当院の中ではどういうことと捉えられているのか、を明確にしたいと思います。 以前のブログでも書いたのですが、組織の中で人の批判をすることはその組織の体力を奪うことになります。ある人が批判に時間と労力を使うと、それを言われた人にも時間と労力を防御に割かなければならなくなるからです。(アメブロ「人の批判はしないほうがいい」https://ameblo.jp/kashitomo52/entry-12623337632.html) 人のミスの批判をすると批判する人間と批判された人間が仕事に使うべき労力を無駄にしているということなるので、経営者としてはそんなことに給料を払っているわけでは無いので、正直、給料の一部返納をして欲しいし、本当に請求したいくらい。金返せ。 次に人がしたミスはどこまで許容されるのかという問題です。 人間はだれしも100%仕事をこなせるわけではありません。100%ミスなく仕事が出来る人間というのは存在しないのですね。では何パーセントなら許されるのでしょうか。合格点は何パーセントなんでしょうか。99.9%?97%??? 90%??? そう、線引きは出来ないのですね。 ミスの確率順にすべてのスタッフを整列させて、どこからは合格だけど、ここからは失格だからクビ、ということにはならないし、してはいけないのです。今99%ミスしない人も、99.9%の人ばかり入ってきたらアイツ出来ないヤツというレッテルを貼られるのです。 とは言っても、ミスはミスでフィードバックしないといけないので必ずミスをした本人に伝える必要があります。むしろそれを怠っていては本人のためになりません。だから本人へのフィードバックはかならず行った方が良いです。フィードバックは行うべきだが、批判となるような伝え方をするべきではない。そしてフィードバックを受け取ったミスをした人間も、批判と捉えないことです。批判と受け取ればそれは自分の業務改善をしようとはしなくなるから。 「ミスの指摘は行うべき、ただし批判になってはいけない」ということです。 僕のなかでは、批判した人間も、批判された人間も、両者ともに減点してるので、留意してください。 では、人のしたミスへの批判が大きくならないようにするためにはどうしたらよいでしょう。 1つは、ミスが起こらないように、ミスが少なくなるように制度設計をすることです。ミスの数は人それぞれ違うのだから、ミスが多い人でも中に入れるような制度を作るのが正解。ミスが少ないという基準だけで選べば、優秀だけど人を攻撃したりする人を入れなければならなくなります。優秀で人を攻撃しまくる人、うちのスタッフに欲しいですか?いらないでしょ?繰り返しミスが起きるなら、それを防げるような制度を作ろうというのが第一点。 もう1つは、ミスすること自体を非難しないことです。もちろん自己反省がないとか、言いたい気持ちも分からなくはないのだけれども。聖書にこんな一節があります。 <ヨハネ福音書「姦通の女」ヨハネによる福音書第8章3〜11節>  聖書の中に、姦通罪で捕らえられた女性をめぐって、主イエスと律法学者たちが対決する場面があります。旧約の律法では、姦通罪は石打ちの死刑にされることになっていました。判断を求められた主イエスは「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず石を投げなさい」と言いました。すると年長者から始まって一人また一人と立ち去ってしまい、誰も女に石を投げることができませんでした。 <人を裁く権利や資格をもつ者はいない>ってことです。 実は鹿嶋の事務処理能力は低いです。ミスなく事務処理をすることが、僕は苦手なんですね。だから研修医のころは同期8人いる中で一番使えないヤツという扱いを受けていました。でも事務処理能力は低くても、他の能力がずば抜けているので今は同期の医師よりもはるか遠くに行っているのは、うちのスタッフみんなが知っている通り。つまり事務処理能力は多数ある能力のうちの一つであるにすぎないので、そこだけを物差しにして人を値踏みするな、ということです。研修医のころに鹿嶋を使えないヤツ扱いしたドクターは、鹿嶋から何かを教えてもらうチャンスを無くしたのです。経営のこと、手術のこと、たくさんのことを僕は知っていますが、教えてあげることはありません。 もうすこし鹿嶋友敬個人の気持ちをぶっちゃけて言うと、そもそも仕事としてその役割が与えられているんだから個人的な感情を仕事に持ち込むんじゃねーよって話です。リーダーシップ論のところでも書いてあったのですが、これは「仕事」なんだから、役者が役を演じるように、スタッフは「鹿嶋にとって良いスタッフ」を演じる義務があるんだよってことです。 演じられない役者は不要であるのと同じく、「鹿嶋にとって良いスタッフ」を演じられないスタッフは不要です。クビでいい。 今うちにいるスタッフは、みーんな何かしらの経験や経歴を持っている人ばかり。鹿嶋が何かを感じて直接採用した人しかいません。つまりそれぞれに何らかの常人とは違った才能・キャリアがあるのです。凡人は居ないはずです。だからそれぞれがそれぞれを尊敬するようにしてください。 そして繰り返しますが、休日にこんな長文を長時間使って鹿嶋友敬に書かせた当事者は、鹿嶋の中では減点しています。どれだけ時間かかると思ってんだ。二千文字以上もあるんだぞ💢ブログ1本分だ💢あ、ブログに転用しよう💡 他のスタッフも批判したくなったら、批判した人間は、鹿嶋からは減点されるということを肝に銘じてください。

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公開日:2021.05.24 最終更新日: 2021.07.09

眼科医に送るパンフレットを制作中

眼科医に送るパンフレットを制作中 現在眼科医に送るパンフレットを 製作中です これは毎年、眼科の先生方に当院が何をしているかを紹介する目的で ここでやっている手術や、設備のことを解説するパンフレットを制作して、それを全眼科医に送るのです そうすることで当院がやっている新しい眼形成の治療というものを 年に1度の学会のような場だけでなく、直に知っていただくということができるのです パンフレットの作成には、大体1万字ぐらい必要になってくるのでとても労力がかかるのですが 去年もおととしもページ数20ページほどのパンフレットを作成しました 今年は 千葉や大阪の開業準備の目的もあるのでより1層しっかりと作成しなければならないと考えています そのパンフレットの 前分というか序文を書きましたので、ブログの記事としてここに掲載したいと思います 何かの参考になりましたら幸いです 拝啓 梅雨の候、先生方におかれましては益々健勝のこととお慶び申し上げます。昨年はどの医療機関も大変な時期を過ごしました。患者の外出機会の減少による来客低下やコロナ対策への労力や出費など、平年では必要のない対応が必要になった1年であったことと思います。自院が苦しい中でも、大切な患者様をご紹介頂きました先生方には心から感謝いたしております。 眼形成は眼科医が行う形成治療で、眼科と形成外科や耳鼻科、脳外科などの他科との境界疾患を治す専門分野です。米国臨床留学の経験から世界標準の眼形成治療の普及のため、新前橋かしま眼科形成外科クニリックとオキュロフェイシャルクリニック東京を開業してそれぞれ4年と3年が経過いたしました。東京の開院当初は外来予約がゼロという日もあり、ヒマすぎて悩んだ結果、集客もかねてアメーバブログを始めたりしてみましたが、徐々に先生方のご紹介や患者自身がインターネットを使って調べていらっしゃる数も増えてきたため、お陰様で現在では数多くの来院をいただくことが出来るようになりました。昨年の手術件数は4,016件(眼数・2院合計・2020年1月~12月)を行うことが出来ました。これもひとえに先生方の御診断とご紹介の賜物と感謝いたしております。 当院では入院なしの日帰り全身麻酔をフル活用し、眼窩手術、DCR、小児手術などに適応、その数は年間554件(2院合計・2020年)と、眼科としては全国有数の全身麻酔件数を行っております。これまでのところ日帰りの全身麻酔後に他の医療機関に緊急搬送となった症例は無く、麻酔科医の尽力のもとで安全に施行出来ております。眼窩手術は手術が長時間で入院も長期間にわたるというイメージがあると思いますが、眼窩骨折や骨の一部を外す手技を含む眼窩腫瘍手術などを日帰りで行うことは米国では常識であり、これを導入した結果、患者負担を非常に少なくすることが可能になりました。特にバセドウ病眼症に対する手術は、全国に手術を行う施設がほとんど存在しないこともあり、北海道から沖縄まで全国から来ていただいております。我々は従来の日本の診療であった医療と違ったアプローチで診療を行っておりますので、これまで治らないと思われていた症例を治療しておりますため、先生方の大切な患者様がお困りの症状を治すお手伝いが出来るかもしれません。小児の霰粒腫や睫毛内反から、他院で治らなかった眼窩疾患まで、眼形成の領域であれば何でも診断し、治療も行いますので、面識が無くてもどうぞお気軽にお問い合わせ頂けましたら幸いです。 当院の設立の主目的は眼形成という医療を日本のインフラにすることです。このため眼科医の研修・見学は積極的に引き受けていますし、眼形成の習得を目指す後進の指導はどの大学病院よりも熱心に取り組んでおります。このため手術担当医や紹介状の返信など、鹿嶋友敬からではないものもあるかと思いますが、毎週のケースカンファレンスを通じて診断と手術に関する技術の統一化を真摯に取り組んでおりますので是非ともご安心とご了承をいただけましたら幸いでございます。 末筆ながら、このような状況の中ではありますが、貴社の皆さまのご健康と、益々のご繁栄を心よりお祈り申し上げます。私共で何かお役に立てることがございましたら、遠慮なくお申しつけ下さい。 オキュロフェイシャルクリニック東京院長・新前橋かしま眼科形成外科クニリック理事長 鹿嶋友敬

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