公開日:2020.11.14
最終更新日: 2020.11.20
”【朗報】質問状・要望書に対する回答が届きました”
患者さん達が主体となって立ち上げた会の活動の一環として
減圧の適応がどうしてこうも統一されていないのかを
公開質問状として提出していたようなのですが
その回答が返ってきたようです
************************
眼窩骨の一部を外し、眼窩内に到達して手術操作を実施している場合はK235眼窩内腫瘍摘出術(深在性)、前眼部から眼窩骨と眼球の間から眼窩に到達し手術操作を実施している場合はK234眼窩内腫瘍摘出術(表在性)が最も近似する手術と審査判断したものです。
************************
結果として、骨を削って眼窩深部の操作を行えば
これまで通り眼窩内腫瘍摘出(深在性)で請求することが可能、とのことでした
これで減圧術を、すべて自費での対応に切り替える必要性は無くなりました
群馬支部から指示のあった、
皮膚を切り
骨を外して戻す
という、本当に無駄で患者さんの身体を痛めつけることをしなくて良くなったので
心の底から良かったと思っています
これで当院での手術、保険を希望される方は社保の回答の通り
「結膜から、骨の一部を削り、眼窩深部の脂肪や骨を取り除く手術」を行い
骨の操作を一切しないで脂肪だけを取って欲しいという方は、
自由診療になりますが「結膜から眼窩深部の脂肪のみの摘出手術を行う」
というように、棲み分けが出来るようになりました
ひとまず、各都道府県の審査会によって恣意的な運用がなされていた現状から
抜け出すことが出来たことはとても大きな第一歩です
患者会の皆さん、中心メンバーの方々、本当にお疲れ様でした
日本人は自分から積極的にムーブメントを起こすことが苦手ですが
何もしなければ、反論が無い、というのと同じで
そのまま制度化していってしまうのです
すこしでも前に進み続けていれば
いつかはどこかに辿り着く
ですから、最初の一歩を踏み出す勇気を持ちましょう
甲状腺眼症の患者さんをどれだけきれいに治せるか
戦いは、まだまだ続きます
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2019年手術実績 3850件(2019年1-12月)
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
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027-288-0224
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2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら
https://youtu.be/kxH9sgrlt0A
OurAgeに特集していただきました
https://ourage.jp/column/karada_genki/more/187841/
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現物
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公開日:2020.11.07
最終更新日: 2020.11.20
新型コロナに対するグレートバリントン宣言
グレートバリントン宣言
グレートバリントン宣言というものがあります
https://gbdeclaration.org/great-barrington-declaration-japanese/
これは新型コロナウイルスについて沢山のデータが出てきたので
それに基づいて新しい行動様式を立てて
徐々に社会活動を戻していこうという宣言で
米国の3人の感染症の専門家が出したものです
現行のロックダウン政策は、短期的および長期的公衆衛生に破滅的影響を与える。その結果として(ごく一部の例を挙げれば)、子供の予防接種率の低下、心疾患アウトカムの悪化、がん検診の減少、および精神衛生の悪化などがあり、以後何年にもわたり超過死亡率が上昇し、労働者階級や社会の若者たちが最も重い負担を負うことになる。学生たちを学校に行かせないのは重大な不正義である。
新型コロナウイルスによる死亡に対する脆弱性は、若者に比べ高齢者で1000倍高い。事実、子供にとっては、新型コロナウイルスはインフルエンザなどの他の多くの脅威に比べ危険度が低い。
人々の間で免疫がつくにつれ、ウイルスに対する弱者も含め社会全体の感染リスクは下がる。すべての集団において、最終的には集団免疫を獲得する。したがって、集団免疫を獲得するまでの間、死亡率と社会的損害を最小限にすることを目標にすべきだ。
集団免疫を獲得する利点と欠点のバランスをとる最も思慮深い方法としては、死亡リスクが低い人々には普段の生活を許し、自然感染を通してウイルスに対する免疫を獲得するようにし、一方リスクが最も高い人々は保護するのがよい。ウイルスに対する弱者を保護する対策をとることは、新型コロナウイルスの公衆衛生対策の重点項目であるべきである。例として、老人ホームでは獲得免疫をつけたスタッフを雇い、その他のスタッフや訪問者には頻繁にPCR検査を実施する。また、スタッフの入れ替わりは最小限にする。自宅に住む退職者は食料品やその他の生活必需品を配達してもらう。可能であれば、家族との面会も室内より屋外で行うようにする。などが挙げられる。包括的で詳細な(複数の世代からなる家庭での対策を含む)対策方法リストを実行するのもよく、それは公衆衛生専門家の監修のもとで行うのが望ましい。
ウイルスに対する弱者ではない人々は即急に普段の生活に戻るべきである。手洗いや風邪をひいたときの自宅待機などの簡易的な衛生対策を社会全体で行うことで、集団免疫閾値を下げることがでる。学校や大学は開校して対面授業をすべきである。スポーツなどの課外活動も再開すべきである。若くてリスクが低い大人は自宅からでなく通常通り働くべきである。レストランやその他の商売も開けるべきである。美術、音楽、スポーツなどの文化活動も再開すべきである。リスクが高い人々も希望すればこれらの活動に参加してもよいが、社会全体としては、集団免疫を獲得することによりウイルスに対する弱者を保護するのがよい。(一部中略)
原文を是非読んでいただきたいのですが
以前からこのブログでも書かせていただいた通り
新型コロナは、高齢者以外についてはほとんど危険性が無いことが分かってきています
年間の肺炎全体の死亡者数は
平成28年は 約12万人
平成29年は 約10万人でした
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei17/dl/10_h6.pdf
分かりやすいように10万人として365日で割ると
一日平均、273人が肺炎で死亡しています
では現在の新型コロナはどうなんでしょうか
東洋経済オンラインのHPを見てみると
一日平均、だいたい10人くらいが亡くなっています
そう、日本中で肺炎で死亡する方のうち
30人に1人くらいが新型コロナウイルスで亡くなる
たったそれだけなんです
果たして、この病気って、怖い病気なんでしょうか??
最近、感染者数の再増大傾向がありますが
実際には死亡者は増えていないのです
集団免疫がついたのか、それともウイルスが弱毒化したのか
それともその両方なのか
もう必要以上にこの病気を怖れずに
経済活動をしたほうが良いのではないかと思います
経済を停滞させると
大企業でさえ、倒産の危機に瀕することになります
全日空なんか大赤字
来年には倒産するのでは?なんて話すら聞きます
全日空が潰れたら、欧州に行くのも一苦労でしょう
僕はこれから積極的に全日空を使おうと思っています
みんなが元気に楽しく暮らせるように
みんなで経済を元に戻す時期に来ているのだと思っています
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新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1
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2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら
https://youtu.be/kxH9sgrlt0A
OurAgeに特集していただきました
https://ourage.jp/column/karada_genki/more/187841/
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公開日:2020.11.05
最終更新日: 2020.11.20
国会議員へ陳情に行きます
国会議員へ陳情に行きます
しばらくぶりのブログになります
社保の質問状を公開して皆さんに読んでもらうために
ブログの更新をお休みしていました
今日はこれから国会議員さんに陳情に行ってきます
初めての国会議員会館
どんなところなんだろう
皆さんと同様、国会なんて普段行くところでもないし
小学6年生の社会科見学以来行ったことなし
いまから緊張しています
あまりに現実離れしすぎてしまって
なんでこんなことやっているんだろう、と自分自身が不思議に思うこともあります
でもね、動かないと何も変わらない
動かなかったら、負けが確定してしまうのです
スラムダンクという漫画で安西先生が言っていましたね
「諦めたらそこで試合終了だよ」
そう、諦めなければ負けにはならない
でも諦めたら、負けという結果しかないのです
少しでも状況を動かすためにはゼロではだめで
少なくとも、動くこと
結果がついてきてくれるのが一番ですが
何かを前に進めるために、後悔の無いように動くことだけはしておきます
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#全身麻酔#バセドウ病#手術#眼科#バセドウ眼症#甲状腺眼症#眼瞼下垂#美容外科#バセドウ病眼症#眼窩減圧術
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公開日:2020.10.19
最終更新日: 2020.10.24
社会保険 群馬支部への質問状
減圧のハードルが高くなってしまったのですが
先週、指示された方法で手術を行ってみました
皮膚を切り
骨を一旦外して手術を行い、その後、戻して終了します
時間は30分ほど余計にかかりました
皮膚を切り
骨を外し
時間が余計にかかるので身体への負担は増し
全身麻酔の時間も伸びるので、さらに患者さんの身体への負担は増えます
どこからどう考えてもオカシイ
だから社会保険の診療報酬支払基金に質問状を書かせていただきました
****************************************************
社会保険診療報酬支払基金 群馬支部 ご担当
今回の通達について、疑問点があるので、質問にお答えいただけましたら幸いです。
日本の眼科8月号にこのような文章が載っています。これは日本眼科学会が診療報酬の審査会に出した通達です。
「甲状腺眼症に対する眼窩減圧術は、眼窩内腫瘍摘出術で算定する。その場合、手術方法が前眼部から眼窩内にアプローチする場合は〈K234 眼窩内腫瘍摘出術(表在性)〉で算定し、骨を処理し眼窩先端部付近までアプローチする場合(クレーンライン法等)は〈K235 眼窩内腫瘍摘出術(深在性)〉で算定する。」
しかし、群馬支部からこのような通達を頂きました。
「甲状腺眼症に対する眼窩減圧術は、K234眼窩内腫瘍摘出術(表在性)でご算定願います。また骨の処理(皮膚切開をして眼窩骨の一部を外し、手術終了時に戻す)を施行していない場合には、K235眼窩内腫瘍摘出術(深在性)は算定不可です。」(原文ママ)
質問1 日本眼科学会の通達では、「甲状腺眼症に対する眼窩減圧術を眼窩内腫瘍摘出術で算定する」と言及していますが、表在性か深在性かは分けていません。なぜ群馬支部では表在性で算定する、と限定してしまっているのでしょうか??これは日本眼科学会の通達から逸脱していませんでしょうか?
質問2 日本眼科学会の通達では「骨を処理し眼窩先端部付近までアプローチする場合(クレーンライン法等)は〈K235 眼窩内腫瘍摘出術(深在性)〉で算定する」と言及しています。当院で行っている術式は骨を処理していますし、眼窩先端部付近までアプローチしています。査定されることになった論拠をご明示いただけましたら幸いです。
どのアプローチでどの手術をするか、ということに制度としての制限を加えると、医療機関としては、その決定に応じて術式の選択をせざるを得ません。つまり今回の通達が固定された場合、皮膚切開して骨を外して戻すクレーンライン法でしか、減圧術を行うことが出来ません。これは患者負担の増大を患者に強いることになり、日本医師会も採択した患者の選択の自由をうたったリスボン宣言に反することだと思います。
リスボン宣言 一部抜粋(日本医師会HPより)
序文(一部抜粋)
法律、政府の措置、あるいは他のいかなる行政や慣例であろうとも、患者の権利を否定する場合には、医師はこの権利を保障ないし回復させる適切な手段を講じるべきである。
これに則り、患者の権利のために、質問書を書かせていただきました。
本文
1.良質の医療を受ける権利(一部抜粋)
a. すべての人は、差別なしに適切な医療を受ける権利を有する。
b. すべての患者は、いかなる外部干渉も受けずに自由に臨床上および倫理上の判断を行うことを認識している医師から治療を受ける権利を有する。
c. 患者は、常にその最善の利益に即して治療を受けるものとする。患者が受ける治療は、一般的に受け入れられた医学的原則に沿って行われるものとする。
2.選択の自由の権利(一部抜粋)
a. 患者は、民間、公的部門を問わず、担当の医師、病院、あるいは保健サービス機関を自由に選択し、また変更する権利を有する。
b. 患者はいかなる治療段階においても、他の医師の意見を求める権利を有する。
3.自己決定の権利(一部抜粋)
a. 患者は、自分自身に関わる自由な決定を行うための自己決定の権利を有する。医師は、患者に対してその決定のもたらす結果を知らせるものとする。
小切開で患者負担を少なくする試みは、医師それぞれの努力により行われてきました。医療技術の進歩によって、さまざま手術の侵襲が少なくなり、患者の回復も早くなっています。眼窩深部の脂肪減圧もその一つです。結膜切開から脂肪のみを切除することが出来ます。しかし現状ではこのような低侵襲の手術は、保険では認めていただけません。高い技術で低侵襲の手術を行っても、減額査定されてしまい、皮膚を切って骨を外すことをしなければなりません。こんなことは他科ではありえず、例えば胃の単純全摘は、K657 胃全摘術 1 単純全摘術50,920点ですが、腹腔鏡を使って小切開で行えば、K657-2 腹腔鏡下胃全摘術 1 単純全摘術64,740点となっており、むしろ小切開・低侵襲の方が点数高く設定されています。今回の眼窩減圧術に起きていることは、低侵襲に向かえば向かうほど点数が低くするということですので、そうなると昔の高侵襲のまま手術をすることを群馬支部が推奨しているという意味だと思います。(ちなみにクレーンライン医師がクレーンライン法を発表したのは1889年、大日本帝国憲法が公布された年です)
どうか、ご賢明なご判断を頂けますよう、お願い申し上げます。
医療法人 かしま眼科形成外科 理事長 鹿嶋友敬
***********************************************************
今後、支払基金とのやり取りは公表していきます
公表しないと、僕らみたいな末端の機関は、握り潰されて終了ですからね
患者さん達が声をあげてもらえないと、
究極的にはオキュロは閉院して、バセドウ病眼症治療は行いません、ということもあり得るのです
(というか今回の決定をした人たちは、そうなって欲しいと願っている)
皆さんの支持が必要です
どうぞよろしくお願いいたします
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公開日:2020.10.15
最終更新日: 2020.10.24
裏で糸を引いている人間は誰か(2)
裏で糸を引いている人間は誰か(2)
前回からの続きです
前回のブログを読んでいない方はそちらからお願いします
そう、バセドウ病眼症による眼球突出は
治らない時代から、治る時代になりつつあります
それも低侵襲で
それなのに、昔の手術を強要しようとする人たちは誰なのでしょう
患者さんや僕、当院のスタッフは誰も困りませんし
むしろ低侵襲の方が嬉しい
ではこうやって足を引っ張ろうとするのは誰か
それは時代が前に進むと困る人たち
古い手術をしていた人
眼窩の手術を大きな設備を使って入院でやっていた人
鹿嶋が低侵襲の手術を広めると困る人
そう、古い世代の方々であるのは間違いありません
原宿の眼科の保険は通し
オキュロの保険は切る
そんな恣意的な運用をしているのもそんな方々です
つまり低侵襲で、患者のためになる治療をしている鹿嶋には退場して欲しいのです
そうすれば、また自分が大きい顔出来ますからね
社会保険の眼科の診療報酬の審査は眼科医が行いますが
眼窩の手術を知っている眼科医は多くありません
なので審査会は眼形成に関する審査の意見をその少人数の方々に聞くのです
その少人数の人たちは旧世代のことをやっているので
鹿嶋が時代を前に進めると、自分の居場所がなくなってしまう
高侵襲の手術を大きな顔をしてやっていたのが
ただ切磋琢磨していないかった(腕が悪かった)と皆に知れてしまう
それがイヤなのです
そう、例えば東京で言えば、僕以外に減圧のことが分かっている人間なんてほとんどいません(やったことあるのは2名くらいしかいない)
そういう人が審査会に提言する
(その人も、本当の意味では分かっていないですけどね)
でも患者さん達はそんなことどうだっていいじゃないですか
そんな意地のために
切らなくてもよい皮膚を切り、外さなくても良い骨を外すという通達を出すという暴挙
本当に理不尽だと思います
今回の決定が患者さんのためを思ってのことではないのは明白で
旧世代の医師たちの個人的な都合を優先しているのです
自分のポジションを守りたいがための決定
今、患者さん達の声が届かなければ、今回の通達が決定的になってしまいます
数年前の患者さんの怨嗟の声が溢れていた暗黒の時代に戻ってしまう
そして未来永劫、明るい世界はやってこない
行動するには今しかありません
社会保険支払基金 東京支部
住所 〒171-8541 豊島区南池袋2-28-10
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公開日:2020.10.13
最終更新日: 2020.10.24
裏で糸を引いているのは誰か
裏で糸を引いているのは誰か
このブログで書いた通り、
眼窩減圧術で、「骨を処理し眼窩先端部付近までアプローチする場合(クレーンライン法等)」でしか、いままでの保険が通らなくなりました
それにしても理不尽な決定があったものです
切らなくてもよい皮膚を切り
外さなくてもよい骨を外さないと
保険が適応にならない(確認しました)
何故こんなことをするのか
誰が得をするのか
患者さん達は損しかありません
今回は、誰がこういう決定をしているのか、を考えてみたいと思います
それを整理するには、まず僕が開業する3年前よりさらに前の状況を思い出す必要があります
いまでは眼窩減圧術というものがあるというのはほぼ常識になってきたと思いますが
僕が開業する前は非常にハードルが高いものだったのです
入院は3週間必要
アプローチは口腔内から眼窩の骨を切る
大きく腫れるし、口を切るので痛い
全国で手術をしているのは原宿と愛知と神戸だけ
手術へのハードルが高すぎて、患者さんたちの苦悩に溢れていました
僕が開業後、こう変化します
日帰り全身麻酔で入院不要
結膜からのアプローチ
増えた眼窩脂肪を切除する
ここを経験された方は、まさに時代が変わったように感じたのではないでしょうか
治療は大きく変化しました
それは僕が自分の時間とお金を使って海外で集めた知識・経験を国内に還元したから
日本から出なかった人たちは、自分たちだけで医療を発展させることが出来ず
それどころか世界に大きく後れをとってしまっていたのが当時の状況だったのです
さて、今回の決定
誰がどのように決めているのでしょうか
通達では骨を大きく切る方法なら良い、とされている
簡単に言えば、古い手術方法なら良いが、新しい低侵襲の手術はダメ
患者さんの立場を考えると、低侵襲の良い術式を高得点にして、そちらに誘導するのが正しい
例えば、胃の全摘術
開腹して全摘する場合K657 胃全摘術 1 単純全摘術50,920点です
それが腹腔鏡を使って小切開で行うとK657-2 腹腔鏡下胃全摘術 1 単純全摘術64,740点と高くなる
そりゃそうでしょう
古い技術、高侵襲の技術に高点数つけていたら、時代が前に進まなくなります
ちなみにクレーンライン法ってなんのことだか知ってますか?
クレーンライン医師が開発した方法なんです
で、問題なのが、クレーンライン、どの年代の人だと思いますか?
バブルの頃?? 違います
高度経済成長期の頃?? 違います
太平洋戦争の頃?? 違います
日清・日露戦争の頃?? 違います
クレーンライン医師が眼窩の骨を外して腫瘍を取る手術を発表したのは1889年
大日本帝国憲法・旧皇室典範・ 衆議院議員選挙法が公布された年です(笑)
こんな昔の手術をまだやれと言われます(爆)
このころなんか、CTだって、MRIだって、それどころかレントゲンも無い
顕微鏡も、抗生物質もない(世界最初の抗生物質発見は1928年)
もう、書いていて悲しくなってきました
本題に移りたいのですが、長くなってきたので続きは明日のブログで書きますね
減圧の保険打ち切りに関する苦情は下記にお願いします
電話だと受付の方が可哀そうなので、出来ればFAXでお願いします
社会保険支払基金 東京支部
住所 〒171-8541 豊島区南池袋2-28-10
電話番号 電話:03-3987-6181
FAX 03-3983-3744
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社会保険支払基金 群馬支部
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