公開日:2018.10.15
立ち見でいっぱいのモーニングセミナー
第72回臨床眼科学会でモーニングセミナーを開催してきました。
朝7時45分からの早い時間帯での公園であったにも関わらず、7時半の時点でほぼ満席に、7時45分の開始の時点では立ち見まで出ている状態でした。
主催者の集計では席数220はもちろん満席で、約140名の立ち見の先生方がいらっしゃったようです。
それだけ注目度が高かったということなので、 自分としてもほっとしました。
講演の最中に寝ている人はほとんど見られず、出席された先生方からの熱気も伝わってきました。
眼科で美容医療を行っているクリニックはほとんどないと思われますが、当院で行っている取り組みが眼科の先生方には新しく面白い取り組みとして受け入れてもらえたと思っています。
昨年度実績2000件(うち眼瞼下垂手術941件、眼窩減圧250件)
群馬大学 眼科 非常勤講師
帝京大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
アジア太平洋眼形成学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
https://www.oc-tokyo.com/wp/
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公開日:2018.10.15
賞をいただきました。
第72回臨床眼科学会で優秀学術展示賞をいただくことができました。
日帰り全身麻酔についての発表でした。
日本では日帰り全身麻酔は多くありませんが、今後広がっていくと思っています。
賞をいただき、励みになりました。今後とも精進して行きたいと思います!
統計、見直したら単純ミスで昨年の減圧術の実績250でした汗
少なく出してました。。。。ということで修正してます↓
昨年度実績2000件(うち眼瞼下垂手術941件、眼窩減圧250件)
群馬大学 眼科 非常勤講師
帝京大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
アジア太平洋眼形成学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
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公開日:2018.10.12
バセドウ病眼症について講演してきました
臨床眼科学会、年に一度眼科医が大勢集まる学会があります。
四年前からバセドウ病眼症についてのインストラクションコースを主催しています。
90分のコースですが、その中で早期発見するにはどうしたらよいか、役に立つ画像診断の知識、ステロイドの使い方、斜視の手術、眼窩減圧術について一般眼科の先生方にもわかりやすく説明をしています。
今回のコースも前回同様に事前登録で初日に満席となり、当日登録もすぐに満席になることができました。
会場の先生方の熱量も高く、オーガナイザーとして開催自体は成功だったと思っています。
一般眼科の先生方がバセドウ病眼症に対する理解を深めていただくことが不幸な患者さんたちを作らない大前提だと思いますので今後も地道に啓蒙活動を続けていこうと思っています。
会場の先生方には甲状腺眼症入門パンフレットを一部ずつ進呈しました。
臨床眼科学会は全部で四日間の日程ですが今回は毎日出番があります。
人前に立つ時間はトータルで6時間弱になる予定です。
とても大きな仕事ですが楽しみでもあります。今日も講演頑張ってきたいと思います。
昨年度実績2000件(うち眼瞼下垂手術941件、眼窩減圧150件)
群馬大学 眼科 非常勤講師
帝京大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
アジア太平洋眼形成学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
https://www.oc-tokyo.com/wp/
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公開日:2018.10.10
最終更新日: 2024.03.15
結膜の瘢痕
結膜の瘢痕
最近いらっしゃった20代の若い患者さん、大学病院で3回乳頭腫の切除をされてその後眼球とまぶたの癒着を生じた方がいました。
その方は周辺を見た時に復讐を感じていましたが日常生活ではそのような不自由を感じることもなくスポーツをする時だけ周辺視で福祉を感じていました。
手術を行った大学病院で相談したところやるとすれば羊膜移植などの大きな手術を行うことになると言われ困っていました。
かかりつけの眼科から当院に紹介されましたが一見して眼瞼と眼球の癒着はごく狭い部分であり一瞬で解除できるものと思われました。
そのため診察の当日にその瘢痕を切開して違う方向に縫い直すことでこれを修正しました。
手術はほんの5分程度で終了しました。
数日後に再診した時にはすでに今までにあった症状は消失していたようでとても喜んでおられました。
形成外科的な知識もあるから治療できた
普段から怪我などでできた皮膚の瘢痕を形成外科的な知識を使って治しているため、その知識を応用して結膜の瘢痕拘縮を直したのです。
眼科の知識だけでは結膜の瘢痕拘縮を治すことはできないのです。
関係性は形成外科の知識と眼科の知識を両方を詰め込んだ専門分野です。
だからこそ新しいアプローチで物事を捉えることができます。
このように大きな病院でも治せないような病気でも、治せるものがあるかもしれません。
バセドウ病眼症への治療についての動画
2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら
OurAgeに特集していただきました
こちらから
バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
「1時間で分かる甲状腺眼症入門パンフレット」
こちらから
現物
こちらから
kindle版
こちらから
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公開日:2018.10.02
最終更新日: 2024.05.09
義眼の上眼瞼陥凹への治療
様々な理由で義眼を装用している方々がいらっしゃいます。
生まれた時から眼球が小さい方、怪我で眼球が破裂し小さくなってしまった方、眼球にバイ菌が入り込んで眼球の内容を除去しなければならなかった方など、大抵の場合は残っている眼球が小さいため、義眼を入れたとしても上のまぶたの凹みがが残ることが多いです。
これに対する治療としては手術で義眼台を大きなものに入れ替えたり、体の他の部分から脂肪を持ってきて移植したり義眼自体を大きなものに変えたりするのですが、義眼台の入れ替えや移植は手術が必要になりますし、義眼を大きなものに変えた場合には、その重力と体積によって下眼瞼が下に落ち込んでしまい、余計に目立つようになってしまいます。
上の瞼の凹みは美容用のヒアルロン酸を使用すると比較的簡単に修正をすることができます。この症例(右が義眼)のように大きなへこみが少しのへこみになることで目立たなくなるのが分かると思います。
ヒアルロン酸は一本あたり10万円近くかかってしまいますが当院ではこの症例のように写真を使わせていただくことを条件に注入自体は無料で行うこともできます。
お悩みの場合には是非一度ご相談下さい。
バセドウ病眼症への治療についての動画
2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら
OurAgeに特集していただきました
こちらから
バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
「1時間で分かる甲状腺眼症入門パンフレット」
こちらから
現物
こちらから
kindle版
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公開日:2018.10.02
絶望を招く顔貌の変化
バセドウ病を発症してから顔貌の変化が重度であると
日常生活が送りづらくなってしまいます。
びっくりしたような、人を睨みつけるような顔貌になってしまうため
他人の視線を集めてしまうことがご本人には辛くなってしまいます。
このため外出を控えるようになり
以前のような日常生活を送ることが出来なくなってしまいます。
最近遠方からオペツアーでいらした方がいます。
その方は顔貌の変化が重度であったため
辛くて買い物に出るのもご家族と一緒でなくてはならず
本当に困ってらっしゃったようです。
眼窩減圧手術を行った翌日の診察で涙ながらに感謝をしていただくことができました。
その方曰く、「つらかったので人生終わりにしようとすら考えていた。そのような状態を救ってもらってとても感謝している」
と言っていただきました。
我々の仕事はただ何ミリ眼が出たからそれを何ミリに治すというものだけではありません。
患者さんが何人来たとか、何件手術をしたとか、いくら売り上げたとか、様々な指標がありますが何よりも大事なことは、当院に来ていただく患者さんたちが、できるだけ幸せになって帰ってもらうことだと思っています。
特にバセドウ病は若い年代の女性に起こることが多いためより苦しみが大きいと感じます。
病気によって美人度が下がってしまった状態を手術などの治療を駆使して以前と同じような顔貌に戻せたときは我々もとても嬉しく感じます。
昨年度実績2000件(うち眼瞼下垂手術941件、眼窩減圧150件)
群馬大学 眼科 非常勤講師
帝京大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
アジア太平洋眼形成学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
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