公開日:2019.03.21
最終更新日: 2024.03.13
紹介状を書かない医者
最近、全国各地から受診のご希望を頂いて、とても嬉しく思っています。
遠方の方であればあるほど、なにかあった時に当院に来て診察を受けることが難しいですから、遠方の方の場合には近隣の眼科にかかってもらって来院していただいています。
また今までにどこかで治療を受けている方の場合には、出来るだけ治療の経過を知りたいので紹介状をもらってきて頂くことをお勧めしています。
紹介状を書かない医者
「紹介状を書いてもらえなかった」場合
ですが「紹介状を書いてもらえなかった」という患者さんがいます。
https://ameblo.jp/7177655/entry-12448420428.html
患者さんの身体は患者さん本人のものであり、それに伴う診療情報やデータはすべて患者さん個人に帰属する情報だと思っていますので、当院でのデータは求められれば差し上げていますし、求められなくても持って行ってもらうこともあります(笑)
そういうことを有料にしている医療機関もありますが、当院では無料で行っています。
患者さんが転院を希望された場合医療機関側が紹介するしないを決めてよいものではないのだと思っています。が、実際にはそれを行う医療機関がある。
紹介状を希望されて、それを断るという行為に法的根拠はあるのでしょうか。
医師側に、紹介状を書かなければいけないという義務は無いようです。
https://www.bengo4.com/c_7/b_364096/
患者さんと医療機関側が、お互いに向き合い、良い治療をする
その一方で患者さんは受動的になりがちですが、昨今自分で積極的に治療を受けてもらって、そのうえでお互いによい医療を行っていきましょう、という考えを持っている医療機関が増えてきています。
例えばこちら
https://www.hosp.mie-u.ac.jp/patient/kenri/
どの医療機関にかかるかというのは患者さんの選択肢であるべきであって
医療機関側はそれに値するように努力するというのがあるべき姿だと思います。
https://biz-journal.jp/2016/03/post_14287_2.html
いまどきはネットの発達によって患者さんの方が勉強していますから
希少な病気への知識は患者さんの方が詳しいです。
自分の人生を任せる医療機関は、自分選んでほしいと思っています。
ご存知の方も多いと思いますが、バセドウ病に対する眼窩減圧術を行っている病院は全国にほとんどありません。
定期的に行っていて、年間手術件数が推定10を超えているのは、自分が知る限り3つしかありません。
原宿の有名な病院と、愛知の有名な教授のいる大学病院のと、当院です。
患者さんから他の施設との違いについて聞かれることが多いので記事を書こうと思ったのですが、自分の口からあーだこーだいうと角が立つので(もう立ってますけど)患者さんのブログを紹介させていただくことでその代わりとさせてください。
原宿の病院
https://ameblo.jp/haibi-puru/entry-12423336861.html
https://ameblo.jp/macha23snow44/entry-12412666679.html
愛知の病院
https://ameblo.jp/itsharuka-blog/entry-12175212125.html
https://ameblo.jp/balinami/entry-12422399656.html
オキュロフェイシャルクリニック東京(新前橋かしま眼科形成外科クリニック)
https://ameblo.jp/yhnyday/entry-12366316730.html
https://ameblo.jp/apuapumaron/entry-12392065375.html
https://ameblo.jp/7177655/entry-12439964137.html
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公開日:2019.03.20
バセドウ病眼症への眼窩減圧術で入院が必要なのか
減圧術で入院が必要なのか
当院では日帰りで行っている各種の手術や点滴治療。
他の日本の施設では入院で行っていることがほとんどです。
いままでに前橋のクリニック開院から2年間、500例ほどの全身麻酔手術をおこなっています。
減圧に限って言えば300例くらいやっていますが入院しなければいけなくなったことがありません。
では入院を勧める理由はなんなのでしょうか。
入院の方が良い、というからには明らかなメリットがないといけません。
素直な心で、単純に比べてみましょう。
入院の一番のメリット、それは看護師が近くにいることです。
そのほかにも毎日診察が受けられること、ご飯が出てくることが挙げられますが
これは毎日クリニックに通って、帰りにコンビニ寄れば解決しますから
どうしても入院が良いというほどのメリットではありません。
では看護師が近くにいることで良いのはなんでしょうか?
ずっと見てないといけない状態の方(簡単に言うと死にそうな状態の方)は
身体にモニター付けて異常があったら看護師が飛んできて、なんらかの処置をしてもらえるということでしょう。
実は僕は入院したことが2回あります。
1回目は小さいころ、膝の裏の脂肪腫を取る手術をしてもらいました。
でも小さかったのでよく覚えていません。
2回目は15歳の時、十二指腸潰瘍穿孔で汎発性腹膜炎の状態になって開腹手術しています。
今でもお腹に縦に傷があります。ゾロとかケンシロウのようにカッコいい傷ではありません。
当時は1週間絶飲食、2週間入院でしたが、本当につらかった記憶があります。k
前半は絶飲食のつらさ、高カロリー輸液で栄養は十分でもされていてもお腹が空くんですよね。
後半のつらさはやることがなくて退屈なつらさ。
胃腸の動きが回復するまで入院と言われても、
診察は朝の回診だけ。
15歳の体はどんどん元気になっていきますから我慢しきれず
同室の足の骨折で入院していたお姉さんと
その同級生のお兄さんとナースに無断で外出して
チャーハン食べちゃったのは良い思い出?です(笑)
入院すると1日3万円くらいになります。
3割自己負担で1万くらいです。
1週間入院しただけでも結構な出費になる上に、生活に不自由を生じます。
Wi-Fiが整った病棟がどれだけあるか。
毎日洗濯された衣類を提供してくれる病院がどれだけあるか。
おいしい食事を提供してくれる施設がどれだけあるか。
シャワー、お風呂は自由に使えない、それどころか何日も洗髪できなかったりします。
綺麗な衣類は基本的に自分で用意しなければなりませんから
基本的に家族の付き添い、近隣ホテルへの宿泊が必要です。
そこで考えていただきたいのですが、眼の手術で本当に入院は必要ですか?
看護師がすぐ飛んでこないと死んでしまうような状態になりますか??
朝の回診して、そのあとは点眼くらいしかやることはないのです。
1日1万円の自己負担を払ってまでそういう環境に身を置きたいですか???
留学した米国ではすべての眼科手術が日帰りでした。
そもそもベッドがないんです(笑)
入院希望があっても入院できません。
患者はそれこそ世界中から来ていましたがホテルに泊まっていたんです。
だったら日本でも同じことが出来るだろうと思いました。
留学費用、群馬で一軒家が買えるくらいの金額がかかりましたが
そうやって身を削って経験してきたことを日本の皆さんに応用出来ていることに喜びを感じています。
いろいろな施設があっても良いと思いますし
ご本人のご希望さえあれば入院するのも良いですが
基本的に相当全身状態の悪い方以外に入院の必要は無いと思います。
2018年手術実績
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
https://www.oc-tokyo.com/wp/
バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」
https://oculofacial.page.link/pamphlet
kindle版
https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS
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公開日:2019.03.20
バセドウ病眼症への眼窩減圧術で入院が必要なのか
減圧術で入院が必要なのか
当院では日帰りで行っている各種の手術や点滴治療。
他の日本の施設では入院で行っていることがほとんどです。
いままでに前橋のクリニック開院から2年間、500例ほどの全身麻酔手術をおこなっています。
減圧に限って言えば300例くらいやっていますが入院しなければいけなくなったことがありません。
では入院を勧める理由はなんなのでしょうか。
入院の方が良い、というからには明らかなメリットがないといけません。
素直な心で、単純に比べてみましょう。
入院の一番のメリット、それは看護師が近くにいることです。
そのほかにも毎日診察が受けられること、ご飯が出てくることが挙げられますが
これは毎日クリニックに通って、帰りにコンビニ寄れば解決しますから
どうしても入院が良いというほどのメリットではありません。
では看護師が近くにいることで良いのはなんでしょうか?
ずっと見てないといけない状態の方(簡単に言うと死にそうな状態の方)は
身体にモニター付けて異常があったら看護師が飛んできて、なんらかの処置をしてもらえるということでしょう。
実は僕は入院したことが2回あります。
1回目は小さいころ、膝の裏の脂肪腫を取る手術をしてもらいました。
でも小さかったのでよく覚えていません。
2回目は15歳の時、十二指腸潰瘍穿孔で汎発性腹膜炎の状態になって開腹手術しています。
今でもお腹に縦に傷があります。ゾロとかケンシロウのようにカッコいい傷ではありません。
当時は1週間絶飲食、2週間入院でしたが、本当につらかった記憶があります。k
前半は絶飲食のつらさ、高カロリー輸液で栄養は十分でもされていてもお腹が空くんですよね。
後半のつらさはやることがなくて退屈なつらさ。
胃腸の動きが回復するまで入院と言われても、
診察は朝の回診だけ。
15歳の体はどんどん元気になっていきますから我慢しきれず
同室の足の骨折で入院していたお姉さんと
その同級生のお兄さんとナースに無断で外出して
チャーハン食べちゃったのは良い思い出?です(笑)
入院すると1日3万円くらいになります。
3割自己負担で1万くらいです。
1週間入院しただけでも結構な出費になる上に、生活に不自由を生じます。
Wi-Fiが整った病棟がどれだけあるか。
毎日洗濯された衣類を提供してくれる病院がどれだけあるか。
おいしい食事を提供してくれる施設がどれだけあるか。
シャワー、お風呂は自由に使えない、それどころか何日も洗髪できなかったりします。
綺麗な衣類は基本的に自分で用意しなければなりませんから
基本的に家族の付き添い、近隣ホテルへの宿泊が必要です。
そこで考えていただきたいのですが、眼の手術で本当に入院は必要ですか?
看護師がすぐ飛んでこないと死んでしまうような状態になりますか??
朝の回診して、そのあとは点眼くらいしかやることはないのです。
1日1万円の自己負担を払ってまでそういう環境に身を置きたいですか???
留学した米国ではすべての眼科手術が日帰りでした。
そもそもベッドがないんです(笑)
入院希望があっても入院できません。
患者はそれこそ世界中から来ていましたがホテルに泊まっていたんです。
だったら日本でも同じことが出来るだろうと思いました。
留学費用、群馬で一軒家が買えるくらいの金額がかかりましたが
そうやって身を削って経験してきたことを日本の皆さんに応用出来ていることに喜びを感じています。
いろいろな施設があっても良いと思いますし
ご本人のご希望さえあれば入院するのも良いですが
基本的に相当全身状態の悪い方以外に入院の必要は無いと思います。
2018年手術実績
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
https://www.oc-tokyo.com/wp/
バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」
https://oculofacial.page.link/pamphlet
kindle版
https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS
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公開日:2019.03.20
バセドウ病眼症への眼窩減圧術で入院が必要なのか
減圧術で入院が必要なのか
当院では日帰りで行っている各種の手術や点滴治療。
他の日本の施設では入院で行っていることがほとんどです。
いままでに前橋のクリニック開院から2年間、500例ほどの全身麻酔手術をおこなっています。
減圧に限って言えば300例くらいやっていますが入院しなければいけなくなったことがありません。
では入院を勧める理由はなんなのでしょうか。
入院の方が良い、というからには明らかなメリットがないといけません。
素直な心で、単純に比べてみましょう。
入院の一番のメリット、それは看護師が近くにいることです。
そのほかにも毎日診察が受けられること、ご飯が出てくることが挙げられますが
これは毎日クリニックに通って、帰りにコンビニ寄れば解決しますから
どうしても入院が良いというほどのメリットではありません。
では看護師が近くにいることで良いのはなんでしょうか?
ずっと見てないといけない状態の方(簡単に言うと死にそうな状態の方)は
身体にモニター付けて異常があったら看護師が飛んできて、なんらかの処置をしてもらえるということでしょう。
実は僕は入院したことが2回あります。
1回目は小さいころ、膝の裏の脂肪腫を取る手術をしてもらいました。
でも小さかったのでよく覚えていません。
2回目は15歳の時、十二指腸潰瘍穿孔で汎発性腹膜炎の状態になって開腹手術しています。
今でもお腹に縦に傷があります。ゾロとかケンシロウのようにカッコいい傷ではありません。
当時は1週間絶飲食、2週間入院でしたが、本当につらかった記憶があります。k
前半は絶飲食のつらさ、高カロリー輸液で栄養は十分でもされていてもお腹が空くんですよね。
後半のつらさはやることがなくて退屈なつらさ。
胃腸の動きが回復するまで入院と言われても、
診察は朝の回診だけ。
15歳の体はどんどん元気になっていきますから我慢しきれず
同室の足の骨折で入院していたお姉さんと
その同級生のお兄さんとナースに無断で外出して
チャーハン食べちゃったのは良い思い出?です(笑)
入院すると1日3万円くらいになります。
3割自己負担で1万くらいです。
1週間入院しただけでも結構な出費になる上に、生活に不自由を生じます。
Wi-Fiが整った病棟がどれだけあるか。
毎日洗濯された衣類を提供してくれる病院がどれだけあるか。
おいしい食事を提供してくれる施設がどれだけあるか。
シャワー、お風呂は自由に使えない、それどころか何日も洗髪できなかったりします。
綺麗な衣類は基本的に自分で用意しなければなりませんから
基本的に家族の付き添い、近隣ホテルへの宿泊が必要です。
そこで考えていただきたいのですが、眼の手術で本当に入院は必要ですか?
看護師がすぐ飛んでこないと死んでしまうような状態になりますか??
朝の回診して、そのあとは点眼くらいしかやることはないのです。
1日1万円の自己負担を払ってまでそういう環境に身を置きたいですか???
留学した米国ではすべての眼科手術が日帰りでした。
そもそもベッドがないんです(笑)
入院希望があっても入院できません。
患者はそれこそ世界中から来ていましたがホテルに泊まっていたんです。
だったら日本でも同じことが出来るだろうと思いました。
留学費用、群馬で一軒家が買えるくらいの金額がかかりましたが
そうやって身を削って経験してきたことを日本の皆さんに応用出来ていることに喜びを感じています。
いろいろな施設があっても良いと思いますし
ご本人のご希望さえあれば入院するのも良いですが
基本的に相当全身状態の悪い方以外に入院の必要は無いと思います。
2018年手術実績
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
https://www.oc-tokyo.com/wp/
バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」
https://oculofacial.page.link/pamphlet
kindle版
https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS
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公開日:2019.03.17
最終更新日: 2024.03.01
局所麻酔の手術では痛みを
どのように取り除くかが重要
局所麻酔の手術では痛みをどのように取り除くかが重要
オキュロフェイシャルクリニック東京では、全身麻酔で行う手術の数の方が局所麻酔で行う手術よりも多いくらいで、眼科のクリニックとしてはかなり規格外なのですが、局所麻酔の技術に関してもいろいろと配慮をしています。
局所麻酔では全身麻酔と異なり意識がありますから出来るだけ痛みを取ることが大事であるのはもちろんのこと出来るだけ恐怖心を取り除いてあげることも大事です。
当院ではいくつもの工夫を行っているのでそれをお話します。局所麻酔薬は痛みを取るための薬ではありますが、
これを注入するときに大きな痛みがあるのです。
一つ目は針を刺入するときの痛み。
二つ目は注入の時の痛み。
麻酔薬さえ入ってしまえばあとは楽なのですが、そこの状態までどのように持っていくか、が大事なのです。
一つ目の痛み
これについては当院では術前に麻酔クリームを皮膚に塗っておくので
痛みを軽減させることが出来ます。
二つ目の痛み
麻酔薬は酸性なので神経に触れると最初に痛みが出ます。これには緩衝材であるメイロンを混ぜて中性に近づけています。
注射が痛いとなるとその前の準備が大事です。当院で行っている工夫はさらに二つあります。
当院で行っている工夫
笑気麻酔
鎮痛効果の高い笑気ガスと酸素を吸ってもらうことで痛みの緩和を行います。
さらに点滴から2種類の麻酔を入れて半分寝た状態になってもらってから局所麻酔の注射を行います。
痛みを感じる神経に麻酔薬が触れると痛みの神経が麻痺するので
痛みを感じなくなるのですが、当たり前ですが神経と薬液が触れないと麻酔が効きません。これには解剖学的にしっかりした知識が必要であり、闇雲にいっぱい入れれば良いというものではありません。
しっかりと神経の走行を頭に入れて的確な位置に麻酔薬を入れること。
基本的なことですがしっかり分かっている人は少ないのが現状です。
手術が終わった後の痛みも気になるところです。
通常使用するキシロカインという薬は1時間半程度の持続時間ですが、当院ではそれにアナペインという薬を混ぜることで最長6時間程度、術後の痛みも抑える工夫をしています。
また術後の疼痛には冷却が効果的であることが分かっていますから術後の冷却専用のアイマスクを開発し、使ってもらっています。
他院での手術時に痛い思いをして嫌な記憶がある方も、当院での手術では全く痛みがなかった!と言っていただくことが多いです。
全身麻酔の時にも、局所麻酔を使っていますので術後の疼痛が出来るだけ少なくなるようにしています。
ここまでしっかり麻酔を考えて、患者さんの心理的・身体的負担を軽減したいと思っています。笑気や鎮静、麻酔クリームまで使って鎮痛を考えているクリニックは実はほとんど存在しないのが現状なのです。
2019年手術実績 3850件(2019年1-12月)
経歴
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
医院名
オキュロフェイシャルクリニック東京
住所
中央区銀座1丁目ビル8F
電話番号
03-5579-9995
公式サイト
こちらから
MAP
こちらから
バセドウ病眼症への治療についての動画
2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら
OurAgeに特集していただきました
こちらから
バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
「1時間で分かる甲状腺眼症入門パンフレット」
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現物
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kindle版
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公開日:2019.03.11
わざと不味いものを出す飲食店はない
わざと不味いものを出す飲食店はない
患者さんには楽観的な方もいますし、心配症の方もいます。
手術の説明をしていると、大丈夫ですよね??と聞かれることがあります。
そんな時は、「大丈夫ですよ」と言えば良いかというと
それは一昔ふた昔前の医者の話で、現代ではしっかりと危険性についてお伝えしなければなりません。
眼窩内の組織を操作するとなると視神経や眼動脈など、視力を司る構造の近くに入っていく必要があります。
そうなるとどうしても視力・視野障害のリスクがあります。
眼瞼下垂など眼瞼の疾患の場合も、きれいにしようと思っても
仕上がってみたら高さが違ったり、二重のラインが崩れていたりすることがあります。
そのような場合には縫い直ししたり再手術が必要になることがあります。
前者のリスクは1%程度。
後者のリスクは5-10%程度です。
そういう心配症の患者さんに言うことがあるのですが、
飲食店で例えると、あえて不味いものを出す飲食店はない、ということです。
あえてレシピより塩を多すぎるくらい入れてみたり、麺を茹ですぎてみたり
そんなことしても飲食店に得にならないから、絶対やらないですよね。
食べ物ではなくて自分の身体を任せるのですから患者さんが心配になる気持ちもわかりますが
僕らもそれと同様であえて不作為をして手術を失敗することはありません。
むしろ患者さんたちの助けになればと思って仕事をしていますから。
さらに常に上記のようなリスクをどうやったら減らせるか検討しています。
患者さんのみならず、我々医師にとっても手術のリスクは低いほうが良いってことをご承知くださいね。
2018年手術実績
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
https://www.oc-tokyo.com/wp/
バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」
https://oculofacial.page.link/pamphlet
kindle版
https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS
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