公開日:2019.06.15
最終更新日: 2024.04.09
自分が患者になってみた①
患者体験談ブログ
自分が「鼻中隔湾曲症」の患者になってみました
いきなりですが、自分が患者になってみました!
数年前から右の鼻腔が狭く、鼻中隔湾曲症があるなと思っていたのですが、
CTを撮ったところかなりというか今までの患者さんで見たことないくらい曲がっていて。。。。
自分自身が鼻腔内の手術も術者として行っているし、リスクもそんなに高くないのであれば、いっそのこと全身麻酔で手術受けてみよう!と思いました。
某耳鼻科の有名クリニックでの「鼻中隔弯曲症手術」体験談
受けたのは東京・京橋にある某耳鼻科の有名クリニック。
実は東京院のオープン前に見学をさせていただいたことがあるのです。
手術室が6室もあって、リカバリーベッドも20台弱くらいあったと思います。
スピーディに全身麻酔をかけて手術をして覚まして、、、、
すべてを日帰りでこなしている。
本当に自分が理想とするクリニックの形がそこにあったのです。
UCLAで経験した日帰りの全身麻酔手術に近い臨床をみて
眼形成でも出来るはずだと思いました。
東京院は全身麻酔を並列で出来る施設にしているのは
ここでの見学の経験があるからといっても過言ではありません。
いままでに数百人の全身麻酔手術を行ってきましたがすべて日帰りで、帰宅もしくはホテルに帰っていただくことが出来ました。
実は自分も今までの人生で二回の全身麻酔手術の経験がありますが
医師になってからは一度もありません。
患者さんが受ける全身麻酔手術がどんなものなのか、体験するのも悪くないんじゃないかと思いまして、実は数日前に手術受けてきました。
鼻中隔弯曲症手術の手術、その感想や顛末はまた後日。
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公開日:2019.06.08
甲状腺眼症からの卒業
先日、某ブロガーの方が終診となりました。
まだオキュロフェイシャルクリニック東京がオープンする前。
前橋のクリニックに受診したときから
東京のオープンにこぎつけ
徐々に軌道に乗ってくるまで
ずっとブログに書いていただきました。
バセドウ病で顔つきの変化で日常生活にどのような不自由が出るのか
それによってどんな気持ちになってしまうのか
手術前の気持ち
手術後の気持ち
患者さんの本心を書いていただくことで自分自身とても勉強になりましたし
なによりもバセドウ病眼症が治療できるんだ、ということを他の方々に伝えていただいたことは
たくさんの患者さんの希望になったと思います。
手術後半年を経て、安定し、
眼球突出は正常値内に入り
左右差もほとんどわからなくなりました
ブログから喜んでいただいていることが伝わってきて
本当に嬉しく思います。
https://ameblo.jp/yhnyday/entry-12450780542.html
再発がなければ
(医療機関の悪いところで病気になったら来るところなのです😢)
会うこともありませんので
最後に診察室で写真を撮りました。
(自分から撮ろう!といったのは医者人生で初めて)
バセドウ病眼症でお悩みの方、是非一度ご相談ください。
下を向いたまま生きるのはツラいと思いますし
それこそ「生きている」状態ではないと思いますから。
2018年手術実績 3046件
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
https://www.oc-tokyo.com/wp/
バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」
https://oculofacial.page.link/pamphlet
kindle版
https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS
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公開日:2019.06.08
甲状腺眼症からの卒業
先日、某ブロガーの方が終診となりました。
まだオキュロフェイシャルクリニック東京がオープンする前。
前橋のクリニックに受診したときから
東京のオープンにこぎつけ
徐々に軌道に乗ってくるまで
ずっとブログに書いていただきました。
バセドウ病で顔つきの変化で日常生活にどのような不自由が出るのか
それによってどんな気持ちになってしまうのか
手術前の気持ち
手術後の気持ち
患者さんの本心を書いていただくことで自分自身とても勉強になりましたし
なによりもバセドウ病眼症が治療できるんだ、ということを他の方々に伝えていただいたことは
たくさんの患者さんの希望になったと思います。
手術後半年を経て、安定し、
眼球突出は正常値内に入り
左右差もほとんどわからなくなりました
ブログから喜んでいただいていることが伝わってきて
本当に嬉しく思います。
https://ameblo.jp/yhnyday/entry-12450780542.html
再発がなければ
(医療機関の悪いところで病気になったら来るところなのです😢)
会うこともありませんので
最後に診察室で写真を撮りました。
(自分から撮ろう!といったのは医者人生で初めて)
バセドウ病眼症でお悩みの方、是非一度ご相談ください。
下を向いたまま生きるのはツラいと思いますし
それこそ「生きている」状態ではないと思いますから。
2018年手術実績 3046件
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
https://www.oc-tokyo.com/wp/
バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」
https://oculofacial.page.link/pamphlet
kindle版
https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS
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公開日:2019.05.29
最終更新日: 2024.03.15
“絶望を招く顔貌”の治療後に
起こる変化
症例紹介
以前、絶望を招く顔貌の変化、というタイトルで記事を書きました。
こちらから
症例
術前
両側の眼窩減圧術を行って、さらに3か月空けてから、上眼瞼を下げる手術をしました。
まぶたの術後3か月の検診でこのような状態までなってもらえました。
術後
初診でいらしたときは眼球突出と眼瞼後退で目つきが鋭く、こちらも正視できないくらいの状態でしたが、それが自然な表情になって本当に良かったです。
外出も控えて、買い物も家族に頼むような状態だったのですが、いまは外出もできるようになり、人生を楽しむことが出来るようになったとおっしゃっていました。
ご本人のご了解をいただきましたので、術前後の写真をアップさせていただきます。
バセドウ病眼症による表情の変化で絶望されていても改善することが出来るかもしれませんので絶望する前に是非一度ご相談くださいね。
追記・手術の同意書を、この記事の一番下に載せておきます。
2019年手術実績 3850件(2019年1-12月)
経歴
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
医院名
オキュロフェイシャルクリニック東京
住所
中央区銀座1丁目ビル8F
電話番号
03-5579-9995
公式サイト
こちらから
MAP
こちらから
バセドウ病眼症への治療についての動画
2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら
OurAgeに特集していただきました
こちらから
バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
「1時間で分かる甲状腺眼症入門パンフレット」
こちらから
現物
こちらから
kindle版
こちらから
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公開日:2019.05.27
四国での講演と、ついてないなと思った話
昨日は四国アイランドセミナーという研究会に招待していただき、講演してきました。
新時代の眼形成外科、というタイトルで、
今まで治らないとされている病気をどうやって治すのかについても講演してきました。
とても反響が良く、大成功だったと思います(^^)
もちろん、バセドウについても話してきました。
帰りの羽田空港がバス送迎だったのでついてないな、と思ってましたが
ふと見たことのない航空会社の飛行機だなあ、、、と思ったら、なんとエアフォースワン!
実はついてました!笑笑
こんな幸運滅多にありません!!!
一生に一度かなあ。
バス送迎じゃなかったら見れないですからね!!!
同型が二機、停まってました。
これはどっちに大統領が乗っているか、わからなくするためですね。
給油は在日米軍の給油車が行っているようで
見たことないタンク車両が隣に停まってました。
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公開日:2019.05.18
最終更新日: 2023.12.28
バセドウ病眼症へのステロイドパルス 追加
前回の記事では当院のステロイド点滴の間隔について話をしました。
では一回当たりの点滴については、どのようなものが理想なのでしょうか。
ちょっと考えてみましょう。
ステロイドパルスでは大抵入院して点滴をするのですが
どこの病院でもメチルプレドニゾロン1000㎎を2-3時間かけて点滴を行っています。
でもちょっと待って下さい。
本当に2-3時間かけて点滴する必要があるのでしょうか。
こういう時は眼科のドクターに聞いても
「ん、なんとなく」
「いままでやってきたから」
しか返ってこないと思います。
そこで薬剤添付文書を見てみましょう。
https://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00065704.pdf
投与方法は「緩徐に静注もしくは点滴静注する」と書かれています。
医療関係者ならわかると思いますが、
緩徐に静注、の意味は「一気に全部入れないでね!」くらいの意味しかありません。
一気に全部入れることがダメなだけで
そこそこゆっくりなら許容できるようです。
さらに読み進めてみると、、、
本剤の高用量を急速静注(500mgを超える用量を10分未満で投与)することにより、心停止、循環性虚脱、不整脈等があらわれたとの報告があるので、本剤の高用量を使用する場合にはこれらの副作用の出現に十分注意の上緩徐に投与すること。
10分以上かければよい、されているのです。
しかも生物学的半減期(薬剤が半分になる時間)は
たったの2.1時間しかありません。
ということは2-3時間かけて入れていると最初に入っていた薬はどんどん減っていってしまいます。
薬剤の効果は、血中濃度がどこまで高まるか、によりますから
長い時間かけて点滴すると、効果が弱くなってしまうことが分かります。
なので、当院では15分程度の時間をかけて点滴して、そのまま帰宅としています。
患者さんも点滴に来て、あっという間に帰ることが出来れば
日常生活に及ぼす影響も少なくて済みます。
https://ameblo.jp/naaaaaaaao8/entry-12461815039.html
出来るだけ負担の少ない、それでいて効果の高い治療を、
昔からやってるから、、、みたいな理由じゃなくて
いろいろなところから情報集めて患者さんに提供していくことが
当院の使命だと思っています。
再度、お断りですが、古典的な入院パルスを否定するものではありません。
治療法の選択は、患者さん個人の自由だと思っております(^_-)-☆
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