公開日:2021.05.24
最終更新日: 2021.07.09
眼科医に送るパンフレットを制作中
眼科医に送るパンフレットを制作中
現在眼科医に送るパンフレットを 製作中です
これは毎年、眼科の先生方に当院が何をしているかを紹介する目的で
ここでやっている手術や、設備のことを解説するパンフレットを制作して、それを全眼科医に送るのです
そうすることで当院がやっている新しい眼形成の治療というものを
年に1度の学会のような場だけでなく、直に知っていただくということができるのです
パンフレットの作成には、大体1万字ぐらい必要になってくるのでとても労力がかかるのですが
去年もおととしもページ数20ページほどのパンフレットを作成しました
今年は 千葉や大阪の開業準備の目的もあるのでより1層しっかりと作成しなければならないと考えています
そのパンフレットの 前分というか序文を書きましたので、ブログの記事としてここに掲載したいと思います
何かの参考になりましたら幸いです
拝啓 梅雨の候、先生方におかれましては益々健勝のこととお慶び申し上げます。昨年はどの医療機関も大変な時期を過ごしました。患者の外出機会の減少による来客低下やコロナ対策への労力や出費など、平年では必要のない対応が必要になった1年であったことと思います。自院が苦しい中でも、大切な患者様をご紹介頂きました先生方には心から感謝いたしております。
眼形成は眼科医が行う形成治療で、眼科と形成外科や耳鼻科、脳外科などの他科との境界疾患を治す専門分野です。米国臨床留学の経験から世界標準の眼形成治療の普及のため、新前橋かしま眼科形成外科クニリックとオキュロフェイシャルクリニック東京を開業してそれぞれ4年と3年が経過いたしました。東京の開院当初は外来予約がゼロという日もあり、ヒマすぎて悩んだ結果、集客もかねてアメーバブログを始めたりしてみましたが、徐々に先生方のご紹介や患者自身がインターネットを使って調べていらっしゃる数も増えてきたため、お陰様で現在では数多くの来院をいただくことが出来るようになりました。昨年の手術件数は4,016件(眼数・2院合計・2020年1月~12月)を行うことが出来ました。これもひとえに先生方の御診断とご紹介の賜物と感謝いたしております。
当院では入院なしの日帰り全身麻酔をフル活用し、眼窩手術、DCR、小児手術などに適応、その数は年間554件(2院合計・2020年)と、眼科としては全国有数の全身麻酔件数を行っております。これまでのところ日帰りの全身麻酔後に他の医療機関に緊急搬送となった症例は無く、麻酔科医の尽力のもとで安全に施行出来ております。眼窩手術は手術が長時間で入院も長期間にわたるというイメージがあると思いますが、眼窩骨折や骨の一部を外す手技を含む眼窩腫瘍手術などを日帰りで行うことは米国では常識であり、これを導入した結果、患者負担を非常に少なくすることが可能になりました。特にバセドウ病眼症に対する手術は、全国に手術を行う施設がほとんど存在しないこともあり、北海道から沖縄まで全国から来ていただいております。我々は従来の日本の診療であった医療と違ったアプローチで診療を行っておりますので、これまで治らないと思われていた症例を治療しておりますため、先生方の大切な患者様がお困りの症状を治すお手伝いが出来るかもしれません。小児の霰粒腫や睫毛内反から、他院で治らなかった眼窩疾患まで、眼形成の領域であれば何でも診断し、治療も行いますので、面識が無くてもどうぞお気軽にお問い合わせ頂けましたら幸いです。
当院の設立の主目的は眼形成という医療を日本のインフラにすることです。このため眼科医の研修・見学は積極的に引き受けていますし、眼形成の習得を目指す後進の指導はどの大学病院よりも熱心に取り組んでおります。このため手術担当医や紹介状の返信など、鹿嶋友敬からではないものもあるかと思いますが、毎週のケースカンファレンスを通じて診断と手術に関する技術の統一化を真摯に取り組んでおりますので是非ともご安心とご了承をいただけましたら幸いでございます。
末筆ながら、このような状況の中ではありますが、貴社の皆さまのご健康と、益々のご繁栄を心よりお祈り申し上げます。私共で何かお役に立てることがございましたら、遠慮なくお申しつけ下さい。
オキュロフェイシャルクリニック東京院長・新前橋かしま眼科形成外科クニリック理事長
鹿嶋友敬
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公開日:2021.05.17
最終更新日: 2025.10.01
”社保の本部に公開異議申立書を送付しました”
僕は僕の戦い方がありますが
患者さんは自分の身体のことなので、より一層心配だと思います
人生において、何か大きな決断と行動する時ってそう多くはありませんが
1人ひとりの思いが、最終的に大きなチカラとなって物事を動かします
患者さんの人権が踏みにじられ、弾圧されています
これはチベットやウイグルで行われていることとなんら変わらないことです
患者さんたちの集まりが行動を起こそうとしています
僕は行動を支えたいと思いますし、その行動を起こすという決断を称賛したいと思います
1人ひとりが声を上げる時がやってきました
1人ひとりが「誰かがやるだろう」と思ってしまっては何も変わらない
時代は昔に戻ってしまいます
既得権益層に、せめて爪を立てて引っ掻いて、自分の意思を表明していただけたらと思います
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公開日:2021.05.07
最終更新日: 2021.07.09
Facebook患者会のご登録のお願い
健康保険という制度は、健康を害した時にみんなで支えあうための制度です
だから医療機関によって保険が使えたり使えなかったり
患者さんによって適応が異なる、なんてことはないようにしないといけません
でも現状では、そういう恣意的な運用がまかり通っています
誰も得をしない決定がまかり通る
患者さんは損しかない
厚労省や社会保険のスタッフだって対応に無駄な時間を取られる
じゃあ誰のためにそういう運用をするのか
得するのは誰なのかを考えると黒幕がわかります
黒幕は、バセドウ病眼症の主流を鹿嶋に取られたくない、という人です
そういう既得権益者に、患者さん全体の幸せが毀損されている状態です
以前にも書きましたが、患者さんは医療機関や治療法を自分自身で選ぶ権利があります(リスボン宣言)
それを捻じ曲げたい人たちがいる
対抗するには患者さんが自分自身で自分を守ることしかありません
以前にもブログで書きましたが、そういう迫害を受けている患者さん同士が患者会を作っています
「甲状腺眼症の医療を前進させる会」のFacebookグループ
ここをクリックしてください!
(なにかの詐欺サイトとかではありません)
https://www.facebook.com/groups/2679010688977917/
クリックしていただき、簡単な質問にお答えいただくとメンバーとして登録されます(許可制)
当ブログの読者の皆さんにお願いです
是非患者会のFacebookグループに参加していただきたいと思っています
バセドウ病の患者さんでなくても、賛同いただける方は登録いただけます
賛同していただけるなら、是非登録をお願いします
1人ひとりの数字が、とても大きな力になります
ある程度の人数になった時点で次の行動に移るそうです
保険が切られる、ということが固定化する前に動かなければ
手遅れになってしまう可能性が高いのです
すでに減圧を行って治っている方も他人事ではありません
なぜなら15%の方が再発するとされているからです
再発したときに減圧が保険でできなかったら、高額の負担が必要になります
皆さんのご協力が鍵です
人数が増えなければ、前に進める行動も起こせません
どうぞよろしくお願いいたします
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公開日:2021.05.06
最終更新日: 2021.07.09
関東信越厚生局へ行ってきました
関東信越厚生局へ行ってきました
タイトルにある通りなのですが、関東信越厚生局の東京支部に行ってきました
関東信越厚生局は厚生労働省の下部組織です
社会保険を監督する立場にある厚生労働省の下部組織なのですね
すでに関東信越厚生局には減圧が査定されることについての陳情はあげてあるので
今回は厚生労働省の中の医系技官と言われる、医師免許を持った役人に面会することが出来ないか、検討してもらいたいというのが目的です
厚生労働省の見解を基に、今後の術式を決めていくので
そもそもの厚生労働省が決定を出す前に、一度プレゼンテーションできるのであればやっておきたいと思ったのです
眼窩減圧の適応の基準が明確ではなく、東京支部が恣意的な運用を行い、〇リンピアの減圧は通し、オキュロの保険は切るということをしているということを上申したのですね
担当者は当たり前ですが同情的で、なにか出来ないかやってみていただくという言質をいただくことが出来ました
患者のための制度を曲げて運用するアンフェアな人たちとのやり取りを明らかにしつつ、どれだけ彼らが皆さんのためにならないことをしているか明らかにして行きたいと思います
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公開日:2021.05.04
最終更新日: 2021.07.09
手術前後の顔つきの変化
手術前後の顔つきの変化
先日、とある患者さんが終診となりました
バセドウ病眼症の発症から
ステロイドパルスして
眼窩減圧して
追加脂肪切除して
(他施設)で斜視手術して
すごく綺麗になったので、是非見て頂きたいなあと思ってご本人に確認したらOK頂いたので載せてみますね!
上が術前、下が終診時です
顔つきが全然違うのが分かりますね
もともと美人さんですが、やはり手術をしてみるとその差は一目瞭然です
バセドウ病眼症は美人病なんて呼ばれていたこともあるようですが
ぜったいに美人になる病気ではない、と思います!
次に横からの写真です
足掛け3年くらいの通院が必要でしたが
発症前の状態になんとな戻すことが出来ました
病気の人が治っていくのって、本当に嬉しいものなんですよ
悩まれている方がいたら、是非この方のように人生を取り戻してください!
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公開日:2021.05.02
最終更新日: 2021.07.09
新型コロナの感染経路の不思議
新型コロナの感染経路の不思議
GW、いかがお過ごしですか?
当院は途中2日開院する予定です
ステロイドパルス治療中の患者さんもいらっしゃるので、完全に閉めるのが心苦しいのですね
さて、緊急事態宣言が再度出されましたね
今回は大きな施設はすべて休業
飲食店も酒類の提供禁止になっています
酒類の提供禁止だけでなく、20時までの営業自粛を求められています
東京都では「見回り隊」なんてものが暗躍し飲食店が営業していないかをチェックしているようです
違反したら罰金となるようですね
今回は、感染経路とマスクの効果について疑問があったので記事を書きました
新型コロナが広まってから1年が経ちました
町を歩く人、電車に乗る人、道行く人でマスクしていない人はいません
全ての人がマスクをしている状態です
どこであってもマスクをしている
流石に、家にいる時や食事している時は外すのですが
今どき、屋外でランニングしている人ですらマスクしている状態です
制限の厳しいところは、口だけでなく、鼻までマスクで覆うように指示されます
でも思うんです
これだけみんながマスクしているので、飛沫感染なんて起きようがないです
そのはずなのに、なぜ感染者が急増するようなことになるのか
たしかに食事の時は外しますから、その時に感染が起きるということはありえる
だけど感染者の皆さんは、全員そうやって会食で移っているのでしょうか?
隣の人がコロナに感染していて、飲み会して移っている?
このご時世、ほとんどの人が外食を控えていると思うんです
そして会食が原因だったら、明確に辿れるはずですよね
だって親しくない知人とは会食できないご時世だもの
ぜったい親しい人だから、感染経路は辿れるはず
でも感染が拡大している、、、、
しかも感染経路不明の感染が多くなっている
感染経路「不明」7割 新型コロナ、20~40代急増
東京都で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者が初めて1日で100人を超えた。1日あたりの経路不明の感染者数は2週間弱で10倍以上増え、4日は感染者の7割弱を占めた。年代別では20~40代が多く、帰国後に発症した人などを起点に若い世代で感染が広がっている可能性がある。外出自粛要請の効果も十分でなく、専門家は「感染者数を抑えるため制限が必要」と指摘している…
リンク
www.nikkei.com
そう考えると、本当に疑問に思うのですが、口からの唾液の飛沫が感染源なのでしょうか?
例えばですが、下水道を調べるとコロナウイルスがいることが分かっています
つまり便にもコロナウイルスが出ているのですね
だから便器のフタを閉めてから、水を流しましょう、と言っているひともいます
そしておしりを拭くトイレットペーパー
何十に重ねても、便が手に付いてしまうらしいのです
トイレットペーパーを浸透してしまうのですね
36枚重ねてやっと手に付かなくなるという結果が出ているようです
リンク
https://www.calmic.co.jp/useful/540/
実際に同じ新種コロナウイルスであったSARSの時に起きた事例としてあがっているのは
掃除人の雑巾を介した、もしくはエレベーターのボタンを介した接触感染だったようです
今回の新型コロナで当初飲み会、カラオケでのクラスターが多く発生したため
飛沫感染が主な原因と思われていますが、本当は接触感染がメインかもしれない
だとするとトイレに入ってトイレットペーパーつかってお尻を拭いて手にコロナがついて
その手でドアノブやボタンを押し、他の人がそこを触って感染といったルートがありえるんじゃないかな~なんて思うんです
便から感染とか、本当に想像するのも嫌ですけど
ボタンとかドアノブには気をつけましょうね
あと、トイレ行ったら自分の手のアルコール除菌すると良いかもしれません
こういうのはあくまで鹿嶋のアタマの体操なので、ご留意を
医療関係者ですが、まだワクチン回ってきません(笑)
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