公開日:2020.09.08
最終更新日: 2020.09.12
人の批判はしないほうがいい
人の批判はしないほうがいい
先日、批判についての話を書きました
今回はその続きです
いままでの人生でいろいろな組織に属してきました
学生だったころもありましたし
医師になって、大学にいたこともあります
(現在も週1で勤務しています)
美容外科系の眼科にいたこともあれば
一般眼科クリニックに勤めていたこともあり
米国留学の時はUCLAにいました
それから開業して、現在は経営者です
いろいろな組織でだれかが他人を批判しているのを見てきました
人はだれでも欠点がありますから
批判するのって簡単です
絶対に批判されるネタの無い人なんていませんから
そして人をばっさり切るのって、気持ち良いじゃないですか
切った自分が上になったように感じて優越感に浸ることが出来ますから
でも誰かの批判する時って優越感に浸れるかもしれませんが
自分の手は、相手の血でぐっしょりと濡れているのです
そう、何か1つのアクションには必ずその反作用を伴う
つまり恨みを買うのですね
ばっさり切って
優越感に浸って、テラスでお茶でも飲んでいる気になっているけど
カップを持つ手は血でベトベトしている
本人は気付いていないけど
切られた方は、復讐のチャンスを狙っているのです
そしてさらに悪いことには、そういう人がいると
ばっさり切ることが組織文化になってしまう
つまり後輩はそういう人に歩調を合わせなければならないから
人を切ることがその組織の文化だと理解する
そうしたらその後輩も同じことをして
その後輩の後輩も同じことをする
そう、ずっとその文化が続いてしまうのです
そうなってからはもう変えることが出来ない
もちろん、僕がその批判の矛先になることもあります
いまでも日本の眼形成のお歴々は時代を進める僕のことが大嫌い
裏で僕のことを散々こき下ろします
(伝わってくる)
決まっていた講演会を中止しろと言ってみたり(有明の人)
入職したいと思っている医師を止めさせようとしてみたり(新宿の人)
さまざまな妨害をしています(伝わってくる(笑))
政治家を見ていると分かると思いますが
立憲民主党の枝野さんとか、その周りの人たちとか
人の(政府の)批判しかしません
褒めているの、みたことない
いや実際はカメラの前ではベタベタに褒めまくっていて
テレビがその場面をカットして、批判する場面しか流していないかもしれませんよ
そうだったら面白いですけど
野党だからそういうことは無いはず
ああいうオジサン達を見て、尊敬してあの人のようになりたい、と思えますか???
僕なら絶対になりたくない(笑)
正直、醜いオジサンとしか思えない
批判しかしない、あの人たちが日本を前に進めることは出来るとは思えません
あの人たちが批判して日本が前に進むことが1つでもありますか?
ありません。一つもない。
なぜか。そう、批判はお互いの体力を消耗することなのです
批判する方も刀を振りかぶって振り下ろす体力が必要だし
切られる方も体力を消耗する
無駄な批判はお互いに体力を消耗してしまうことになる
実は批判が溢れると、全体として前に進む体力が無くなってしまうのですね
小さな組織でも、大きな組織でも、お互いの批判は無駄な体力を使うし
それによって組織の発展を阻害するので
他人の批判はしない方が良い、内紛は少ない方が良いという話でした
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2019年手術実績 3850件(2019年1-12月)
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
https://www.oc-tokyo.com/wp/
MAPはこちらhttps://goo.gl/maps/FHdXKbJWcGtzU2fs6
新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1
027-288-0224
http://www.kashima-oc.com/
MAPはこちらhttps://goo.gl/maps/vBW1QXwt6y1VevAo8
2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら
https://youtu.be/kxH9sgrlt0A
OurAgeに特集していただきました
https://ourage.jp/column/karada_genki/more/187841/
バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
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公開日:2020.09.05
最終更新日: 2024.03.01
甲状腺眼症の治し方
甲状腺眼症の治し方について
先日、甲状腺眼症の患者会に講師として招いていただきました。
そのなかで使用したスライドを掲載しますね。
今から提示する3枚の写真は、すべて眼窩減圧をしてから3か月後に眼瞼後退の手術を行った方々です。(写真使用許諾ありがとうございます)
症例①
目つきがかなり変化したことが分かると思います。
両眼球突出と右上眼瞼後退に対して、両側眼窩減圧術を行い、その後右上眼瞼後退手術を行った症例。左が術前、中央が眼窩減圧術後、右が終診時。
甲状腺眼症特有の上眼瞼の腫脹や眼瞼後退による左右差のある顔貌が消退していることが分かる。
症例②
両眼球突出と両上眼瞼後退に対して、両側眼窩減圧術を行い、その後両上眼瞼後退手術を行った症例。左が術前、中央が眼窩減圧術後、右が終診時。
眼球突出と眼瞼後退により結膜の露出が多かったが、終診時には顔貌が改善し結膜の露出は軽快していることが分かる。
症例③
両眼球突出と左上眼瞼後退に対して、両側眼窩減圧術を行い、その後左上眼瞼後退手術を行った症例。左が術前、中央が眼窩減圧術後、右が終診時。
甲状腺眼症特有の眼瞼腫脹のような顔貌が、終診時には改善し自然な目つきに戻っていることが分かる。
皆さん、可愛くなっているのが分かると思います。
元の顔に戻ってみると分かるのですが、やっぱり甲状腺眼症は”美人病”ではないと思います!
絶対術後の方が可愛いもの!
一番下に減圧の同意書の文面も載せておきますネ。
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2019年手術実績 3850件(2019年1-12月)
経歴
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
医院名
オキュロフェイシャルクリニック東京
住所
中央区銀座1丁目ビル8F
電話番号
03-5579-9995
公式サイト
こちらから
MAP
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バセドウ病眼症への治療についての動画
2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら
OurAgeに特集していただきました
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公開日:2020.09.03
最終更新日: 2020.09.05
甲状腺眼症の患者会の勉強会 Youtubeで公開しました
甲状腺眼症の患者会の勉強会 Youtubeで公開しました
8月29日に開催された、甲状腺眼症患者会の講演会
講師として呼んでいただきました
動画はこちら↓
https://youtu.be/ZLXnas9MEfg
(動画のイイね!をお願いします!!)
当院スタッフで元アナウンサーの浦野さんと
聖隷浜松病院眼形成眼窩外科を4年半も在籍して
日本の眼形成事情を知り尽くした土居先生と
三人で出演しました
会は、事前に集めた質問に答える形式で進行したのですが
一番驚いた質問が
「担当医から毎日まぶたを冷やせば目が引っ込むと言われたので毎日冷やしているのですが、治るものでしょうか?」
でした
確かに真っ赤に腫れているくらいの活動期なら
すこしは改善あるかもしれませんけど
突出したまぶたが冷やして引っ込むんだったら
僕はブログもやってないし
Youtubeもやってないし
UCLAのゴールドバーグ先生のところにも留学していないし
そもそもオキュロ東京を開院していなかったでしょうね
まるでアフリカの奥地で
医者みたいな呪術師に言われたような
果たしてそれは医療なんですか?
こんな時代なのですから
担当医の方針に??と思ったら
自分で情報を探してくださいね
医者も結構な割合で、自分で情報を得ようとしていないですから
10年前に先輩から教えてもらった治療を
そのままやっているだけのところも多いんです(本当に!!)
医者も人ですから、興味のないことは勉強しない
(たとえば鹿嶋は最新の緑内障治療の勉強をしていません。鹿嶋には緑内障について頼っちゃダメ!!)
そう、知識には偏りがある
インターネットが発達しているので
どこかに情報はありますし
日本語では検索できなくても
英語で検索すると、かならずある程度の情報は得られますからね
(Google翻訳使えばよい)
例えばですが
thyroid eye disease how to reduce protruding
↑をコピーして貼り付けて検索すると治療法が出てきますよ
インターネット上の情報も誰かが書いたもの
誰かが書かないといけないのです
そうなると英語圏の人口は日本語圏の人口の20倍くらいあるので
英語で検索すると20倍の情報が出てくるという訳なのです
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2019年手術実績 3850件(2019年1-12月)
涙道涙液学会 理事
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027-288-0224
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2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら
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公開日:2020.09.01
最終更新日: 2020.09.05
8月の手術件数が過去最高でした
8月の手術件数が過去最高でした
8月の手術件数が上がってきたのですが
過去最高の410件でした(眼数・2院合計・自費手術含む)
年ベースだと5000件に迫るペースですが
これはさすがに4-6月にコロナで来院されなかった方々が
7月以降に来院されたことによるものだと思いますので
年間を通して、このペースではないと思います
スタッフに臨時ボーナス出すことも出来て
良かったです(^^)
このまま眼形成の普及のために頑張るぞー!おー!
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公開日:2020.08.26
最終更新日: 2020.08.28
いままでステロイド点滴をした患者数と投与回数
甲状腺眼症の患者会の講師を依頼されたので
質問を見ていたのですが、どれくらいの人がパルスしていますか??
との質問があったので調べてみました
オキュロフェイシャルクリニック東京のみのデータです
2018年6月にOpenしたのですが
2018年 パルス治療患者数 6人 回数10回でした
少ないですね
振り返ると、減圧手術はしてましたが、活動期の患者さんがほとんどいなかった
ですが、、、、
2019年 パルス治療患者数70人 回数396回 (1人あたり5.7回)
2020年 パルス治療患者数60人 回数330回 (1人あたり5.5回)
※8月25日現在
となっています
平均で6回弱とすると、1か月半くらいで終了している計算ですね
実際にはMRIの関係で4回もしくは8回やることが多いですが
2018年は7か月で6名だったのが
2020年は8か月で60名なので
ほぼ10倍に増えてますね
びっくり!!
そういえば、最近点滴の患者さん多いのです
当院に来られる患者さん
ほとんど全員が手術希望なので
手術まで行う確率は95%くらいはあると思います
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公開日:2020.08.24
最終更新日: 2020.08.28
大きい組織は勝てなくなる未来
タイトル;大きい組織が勝てなくなる未来
コロナで世界は一変しました。
外を歩けばマスク付けた人ばかりいますし
やよい軒には隣席との間に仕切りがありますし
(美味しい)
高島屋ではクレジットカードを自分で機械に入れなければなりません
ホテルに入るときも
レストランに入るときも
体温計を突き付けられます
(おでこは感じ悪いから手首にしてほしい)
大きな病院の経営はどこも大変で
特にコロナ患者を受け入れる機能がある病院では
コロナ患者のために病床を空けておく必要がある上に
患者の受診控えがありますから外来は減り
患者の呼気や涙液からの感染を恐れて
手術数を減らして稼働させているような状態ですから
利益が上がりようがありません
(ほとんど赤字になっている)
批判大国である日本では
大きな組織になるとどうしても危機に対して
過剰に対策を取らなければなりませんし
そのコストは膨大になります
図体が大きくなると批判を恐れて行動できなくなるのです
日本という国は批判に労力とコストを割き
前に進むことを忘れてしまったのですが
その話は別の機会に掘り下げるとして
G大学で言えば、コロナが蔓延している現状でも
医療安全の資料が紙で毎週回ってきます
しかも直筆のサインが必要で
2週間以内に非常勤も含めて全員が回覧する義務があります
コロナが蔓延しているのに
いまだに紙を回覧・直筆ってどう思いますか?
たぶん、99%の職員が疑問に思っているのですが
変えることが出来ないのでしょう
大きな組織のルールを変えるのにかかる労力は
膨大なので誰も自分がやろうとはしません
だから、どうしても対応が後手後手にまわります
それから考えると
個人のクリニックはいろいろなことをあっという間に変更することが出来ます
感染対策として、ダイソンの空気清浄機もすぐ買いましたし
週休3日にして時短勤務に切り替えましたし
コロナについての情報を勉強して発信することも出来ました
が、これらのことは大病院では出来ないのです
物品の購入は決済が必要ですし
お休みを増やすなんて病院長から教授陣含めて50人くらいの許可が必要な大問題ですし
大病院の職員が情報発信するなんて以ての外です
そう、大きな組織は足回りが悪く、突然起きる危機に対応できていない
大きな飲食店であっても
大きなホテルだったとしても
すべて今回のコロナに対する対応を見ていると分かってきます
これからの世界は足回りの悪い大きな組織は勝てなくなっていく
(私見です)
死滅までしなくても弱体化していくのは間違いがない
そんな中で売り上げを伸ばしていたのは
柔軟に危機に対応していた小さい組織
あくまでも私見ですが
どんどん変化のスピードが速くなっていっている現状を見ると
小さい組織が主役になれる時代では無いかと思います
さらに言えば
小さい組織だけでは力になりませんから
小さい組織が柔軟に
縦横に結び付く
共同体のような組織
が生き残っていくように思いますし
そういう未来を見て、進む方向を決めたいと思っています
(私見です!)
8月29日 甲状腺眼症の勉強会があります
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