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バセドウ病眼症、発症前の写真を持ってくることの意味
バセドウ病眼症、発症前の写真を持ってくることの意味
当院にバセドウ病眼症で来院される時は
かならず発症前の写真を持ってきてもらいます
以前の目の状態が分からなければ
いくら本人が変化したと言っても
それを客観的事実としてとらえること出来ないからです
だから必ず持ってきてもらい
現在の状態との差異を確認するようにします
バセドウ病なら当たり前のことだと思います
でもですよ
奇妙なことに、他の医療機関で写真持ってきてと言われたことがある方が少ない
いや、ほとんどいない
というか個人的な経験では皆無です
眼科でも内科でも
患者さんが「こんなに変わってしまった」と言うなら
発症前の写真を見て、確認しないといけないはずなのにそれをしないで
「大したことない」「気にならない」
と簡単に言ってしまう病院が多い
当院にはストレートに来られる方よりも
そういう医療機関で埒が明かなくて自分でネット調べて
来院される方が多いので、そういう時に訊くんです
「前のところで写真持ってきてって言われた?」って
ホントに、何度も書きますが(笑)
写真持って来いって言われた人、皆無です
医師も医師で、なんで確認しないのかなあって思うんですよね
自分が分からないことをそのままやり過ごそうしている
そういう医師は、間違いなく眼球突出の治療に前向きでは無いので
早々に諦めて、写真を持ってきて、と言ってくれる医療機関に行くと良いと思います