BLOG医院ブログ

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公開日:2020.01.02

涙外来

皆さん、あけましておめでとうございます   今年もどうぞよろしくお願いいたします         僕が開業してから     患者さんのブログ記事を通じて     徐々に遠方からバセドウ病眼症の方々が訪れるようになり     そういう方に治療が出来るということを伝えると     患者さんが良く泣いていたことを思い出します         毎日のように、患者さんが泣いて帰る     女泣かせの悪い男         いや、僕が悪いんじゃないんです     顔が変わってしまったのは、治療ができないと     今まで言われ続け、落ち込み、引きこもり、暗黒面に堕ち(スターウォーズ風)     だからこそ、僕の外来で「治せますよ」     と言われると、感極まって泣いていたのだと思います         それこそ、毎日患者さんが泣いて帰る涙外来     1日最大3人泣かせたことあります(←いいのか悪いのか)           先週、ふと気づいたのですが     最近泣いて帰る人が少なくなりました     ほとんどいないと言っても良い         なんでだと思いますか             つまり、治ることが当たり前になりつつあるってことだと思うのです       患者さん達が泣くほど絶望しないで済んでいる           それこそ、僕が求めていた世界     バセドウ病眼症が不治の病ではなくなっているということなのです       最初の開業からもうすぐ3年が終わろうとしていますが     世の中にすこしでも貢献できたのであれば、とても嬉しく思います           ※読んで勉強になったり、面白かったと感じたら、いいね!をお願いいたします!   2018年手術実績 3046件 群馬大学 眼科 非常勤講師 涙道涙液学会 理事   オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F 03-5579-9995 https://www.oc-tokyo.com/wp/ 新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1 027-288-0224 http://www.kashima-oc.com/     2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら     OurAgeに特集していただきました ついに眼症の手術を受ける/甲状腺疾患で涙目、眼球突出に! 50代ライターのバセドウ病眼症闘病記④        バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」 https://oculofacial.page.link/FoB 現物 https://oculofacial.page.link/pamphlet kindle版 https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS

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公開日:2019.12.22

”お金を使うということ”

去年のおおみそかに書いた記事ですが、再掲させてください 節約術、みたいなものが流行っていますが 個人的にはクソだと思っていて(筆者の皆さんごめんなさい)   良いものにお金が回る世の中にならないと ダイソーのようなものであふれる 国のようになってしまうという危機感があります   高いものが高いものとして売れるということが 良い技術者(料理人でも、うるし職人でも、医者でも、なんでも) をさらに良い方向に導くことになるのです   良い技術があっても、高く買ってもらえないなら 良い技術を磨こうというモチベーションが出ませんからね   良い技術を持っていても買ってもらえないのは社会主義国 次々に崩壊しましたから、社会主義が良い制度でなかったのは自明の理です   そう考えると僕らは資本主義で生きていますから やはり高い技術力を高く買う社会に生きていることが分かりますね   個人的に最近買ったもので言えば ダイソン(ダイソーじゃないです)のドライヤー   圧倒的な風量で めっちゃ早く髪が乾きます   が、5万くらいします   僕は短髪なのであっという間に髪が乾きますが 女性の方は、他のドライヤーの半分の時間で髪が乾くみたいなので 時間の節約にとても良いですね   時間をお金で買っているという言い方も出来そうです ダイソンはそれだけの金額に見合う価値を提供しているのですね   だから皆さん、良いものにはお金を使いましょうね 僕は職員を(すごく)良いレストランに連れて行ったり   無駄にサンフランシスコに連れて行ったりして 積極的に、散財するようにしています(鼻血ブー出ます)

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公開日:2019.12.22 最終更新日: 2024.03.15

職員募集の結果

職員募集の結果 このブログでも告知しましたが 前橋、東京、ともに職員募集をしていました 事務スタッフが、3名立て続けに急病+休職になってしまったため 大急ぎで募集させていただきました 前橋の募集は東京よりも前に始まったので 人が集まるのも多かったのですが 最終的に100人超の人の募集がありました その中から厳選して4名採用が決定しました 東京の方にも60名弱の応募があり すでに採用を決めた3名 こちらはまだ募集を締め切っておりません 面白い経歴の方がいらっしゃれば、採用させていただこうと思っています 以前京都の開業医の先生とお食事をした時に 「眼科クリニックでは、職員募集しても、全然集まらないのが普通」 というのを聞いていたので 皆さんが応募して下さったのはとても嬉しいです 残念ながら不採用になってしまった方には本当に申し訳ないのですが 倍率20倍の宝くじみたいなものだったので 誠に勝手ながら、ご容赦いただけたらと思っております ※読んで勉強になったり、面白かったと感じたら、いいね!をお願いいたします! バセドウ病眼症への治療についての動画     2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら OurAgeに特集していただきました こちらから バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる甲状腺眼症入門パンフレット」   こちらから 現物 こちらから kindle版 こちらから  

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公開日:2019.12.18

近隣の内科へのメチルプレドニゾロン点滴のお願い紹介状

近隣の内科へのメチルプレドニゾロン点滴のお願い紹介状 数日前に、このブログで地元でメチルプレドニゾロン点滴が受けられるようにしたいという記事をアップしました https://ameblo.jp/kashitomo52/entry-12559374238.html それにあやかり、紹介状のひな型を作ってみましたので ここで公開したいと思います 点滴だけでも、やってくれるところが増えると良いなあ ***************************** 近隣の内科へのメチルプレドニゾロン点滴治療のお願い文案 平素より大変お世話になっております。主として甲状腺眼症や眼瞼下垂などの眼周囲疾患への手術治療を行っておりますオキュロフェイシャルクリニック東京・新前橋かしま眼科形成外科の鹿嶋友敬と申します。貴院の近隣にお住まいで当院へ来院された患者様についてお願いがあり紹介状を書かせていただきました。 甲状腺眼症の活動期への治療は、古典的にはステロイドパルス(メチルプレドニゾロン1000㎎3日間)を2-3クール行い、その後プレドニゾロン内服を3-6か月かけて漸減する、というものになります。しかしプレドニゾロン内服による副作用が多く、効果が低いということが明らかになってきています(Marcocci C, 2001、Kahaly GJ, 2005)。またメチルプレドニゾロンの量も500㎎よりも多い量では重篤な副作用が増えることが知られており一回量は500㎎とすることが推奨されています(Zang S, 2011、Bartalena L, 2012)。このため当院ではEuropean Group on Graves’ Orbitopathy(EUGOGO)の推奨に従い、内服は行わず週に1度のメチルプレドニゾロン500㎎点滴を行っています(Kahaly GJ, 2005)。またメチルプレドニゾロンの添付文書では「10分以上かけて緩徐に静注もしくは点滴静注」と書いてあるため15分で点滴静注を行い帰宅させており、現在までのところ重篤な有害事象は起こっておりません。(添付文章より) 当院ではこれに合わせて4週間ごとに眼窩MRIの撮影を行い、活動期の判定を行っております。さらに活動性によって眼窩へのトリアムシノロン注射を4週ごとに行っています。症例によって活動期が続く期間が異なることから、ステロイド治療を続ける期間を決めておりませんが、大抵の場合には8週から12週で非活動期に移行しております。 当患者は貴院の近隣の地域からの来院となっており、週に1度の来院が時間的・金銭的コストの面から非常に厳しい状態です。そこでお願いなのですが、貴院にてメチルプレドニゾロン500㎎点滴を週に1度、行っていただけないでしょうか。行っていただけましたら当院への通院間隔が月に1度となり患者本人の負担を軽減することが可能になる為です。ご考慮いただけましたら幸甚でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 オキュロフェイシャルクリニック東京 新前橋かしま眼科形成外科 鹿嶋友敬 ※読んで勉強になったり、面白かったと感じたら、いいね!をお願いいたします! 2018年手術実績 3046件 群馬大学 眼科 非常勤講師 涙道涙液学会 理事 オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F 03-5579-9995 https://www.oc-tokyo.com/wp/ 新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1 027-288-0224 http://www.kashima-oc.com/ 2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら https://youtu.be/kxH9sgrlt0A OurAgeに特集していただきました https://ourage.jp/column/karada_genki/more/187841/ バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」 https://oculofacial.page.link/FoB 現物 https://oculofacial.page.link/pamphlet kindle版 https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS

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公開日:2019.12.17

会いに行けるアイドルならぬ講演しに来る講演会

「会いに行けるアイドル」 この言葉、ご存知でしょうか? これはAKB48の公式な活動方針だそうです HP参照 https://ameblo.jp/akihabara48/ クラスで一番かわいい子ではなく 数番目に可愛い子を集めた、なんて話が伝わってきますが 公式にはそのような基準を認めてはいないようですね とはいえ、モデルのような可愛さ、美しさではなく 手の届きそうなレベルの可愛い子を集めたアイドルグループなのは間違いないでしょう それまでの手の届かなそうな、TVに映っているアイドル・芸能人ではないところに     需要があると思った結果だと思いますし、素晴らしい英断ですね       以前、講演会を自腹ですることの意味を書きました https://ameblo.jp/kashitomo52/entry-12551664172.html メーカーの協賛じゃないので 演者も、会場も、日時も好きに選べます なので、今度、眼科医向けの講演会を大阪でやってみようと思い立ちました(笑) オキュロ全然関係なし(爆) 会いに行けるアイドルならぬ (呼んでないのに)講演しに来る講演会(笑) 普通は、講演って呼ばれてするものです そうやって開催することの意味はまだわかりません いずれ分かったらブログで書きますね 学会で講演する時は、時間が限られていてなかなかつながりって持てないのですが 講演会では会のあとで、フロアで挨拶して話したりすることが出来ますし 懇親会まで出来ます       大阪など関西で頑張っている先生方の友人が多いので その方々へのエールの意味もあります 講演会を開催すると、新しい雰囲気が来場した先生方に伝わりますから きっと彼らの新たな市場開拓につながるはず 新しいことをどんどんトライしていきたいと思います 思いつくままに(笑) こういうトップだと、まわりは迷惑かもしれませんが ※読んで勉強になったり、面白かったと感じたら、いいね!をお願いいたします! 2018年手術実績 3046件 群馬大学 眼科 非常勤講師 涙道涙液学会 理事 オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F 03-5579-9995 https://www.oc-tokyo.com/wp/ 新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1 027-288-0224 http://www.kashima-oc.com/ 2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら https://youtu.be/kxH9sgrlt0A OurAgeに特集していただきました https://ourage.jp/column/karada_genki/more/187841/ バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」 https://oculofacial.page.link/FoB 現物 https://oculofacial.page.link/pamphlet kindle版 https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS

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公開日:2019.12.16 最終更新日: 2024.04.09

活動期の甲状腺眼症の治療を
地元でしてほしい

活動期の甲状腺眼症の治療について 世の中から、活動期の眼症を放置する医療機関がなくなりません。 先週もありました。地方の大学病院の眼科で、神経眼科の担当の先生(つまりその地域ではバセドウ眼症の専門家とされている医師)に診てもらっている方。まぶたは腫れて、眼球は突出し、目は充血し、完全に活動性があるにも関わらず、 活動性の判断に重要なMRIは半年近くも撮影されずに、経過観察されているだけ。 それどころか担当の先生は、「もうこれ以上治らないから開業医にでも紹介しよっか」、 などと言われ、困った末に 3時間以上かかる距離からオキュロフェイシャルクリニック東京に来院されました。 活動期の判断を行うのに、当院で最重要視しているのはMRIですから、 近隣のメディカルスキャニングで撮影して来てもらってからの受診でした。(当院では毎月MRI撮影します) 表情からは困りに困って来院されたことが一目瞭然でしたので、 まずMRIを一緒に見たところ、まだまだ炎症がありましたガーン。 (ガビーン、ズコーッ、という旧時代の擬態語が思い浮かぶ年代) 炎症があるどころか、、、 活動期真っ最中、、、、。 こんな状況でよく開業医に行くように仕向けられたなあと、 ある意味関心してしまったのですがご本人は必至ですし。 考えてまた後日、という距離では無いので、 当日、トリアムシノロンの注射を行いました病院。 この患者さん、筋肉の腫れも酷くて。 週に1度のメチルプレドニゾロン点滴もおススメだったのですが なにせ遠方のため月に4回通うとなると交通費もばかになりません。なので通院している地元の内科でやってもらえないかと、紹介状を書いて、「内科の先生がやってくれなければ諦めてこちらに週1で通院して下さい」 と言って帰しました。 今週、外来を受診したのですが、 まぶたの腫れや目の充血はかなり改善。ステロイドが効いたことは誰の目にも明らかでした。 結局、内科の先生の所には行かず、 旦那さんと相談して、通院の交通費は仕方がない、ということになったようです。 日本全国で似たような方がたくさんいらっしゃいます。 眼科の先生、内科の先生、 お願いですから、週1のパルスくらい、地元でやっていただけないでしょうか??? ホント、お願いします!!!!うちがパンクします!!(笑) 協力してくれる内科医院を全国で探すかなあ、、、皆さん、どう思います?? 「バセドウ病眼症」関連ページ一覧 2019年手術実績 3850件(2019年1-12月) 経歴 群馬大学 眼科 非常勤講師 涙道涙液学会 理事 医院名 オキュロフェイシャルクリニック東京 住所 中央区銀座1丁目ビル8F 電話番号 03-5579-9995 公式サイト こちらから MAP こちらから バセドウ病眼症への治療についての動画     2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら   OurAgeに特集していただきました こちらから   バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる甲状腺眼症入門パンフレット」   こちらから 現物 こちらから kindle版 こちらから  

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