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公開日:2019.10.08

バセドウ病眼症の症状の変化と生活の質の変化のアンケートのお願い

バセドウ病眼症の治療を熱心に行っていますが   症状の変化を計測することが難しい病気で   なんらかの指標が必要かなと思っていました   で、今回、簡単なアンケートを作りました   海外の論文を元に、独自の項目を入れてあります           バセドウ病眼症の方々はこういうのを毎回書いていただくようになります   データを取って、治療をして、集計して   どういう患者さんなら、こういう治療をする、という   治療方法の確立につながるように   皆さん、ご協力どうぞよろしくお願い致します

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公開日:2019.10.08

なぜバセドウ病眼症の治療をしようと思ったのか9

ゴールドバーグ先生、 世界的にとても有名な方 世界一有名、と言っても良いようなスターです その先生の後ろについて学ぶことが出来て本当に良かったです 眼窩周囲の骨の取り方、眼窩内の腫瘍の取り方もすばらしく 脳とか血管があるようなところの骨もバンバン切除する それでも合併症を起こさないのだから素晴らしいです そんな世界で最高峰の勉強が出来るUCLAの眼形成部門のフェローは 年に1人だけの限られた枠です だから世界中から希望者が殺到する ゴールドバーグ先生が素晴らしいのもありますが さらに、医師免許が交付される特別なシステムも素晴らしい 医師以外知らないかもしれませんが   医師免許というのは世界中で各国が許可するものなので 世界共通では無いのです つまり日本の免許を持っていても 米国では免許がないので医療行為は出来ないし やったら捕まります それがフィリピンだろうが、イラクだろうが、ブラジルだろうが 国ごとに医師免許を取らなければいけません これがまた取得が難しくて 例えば米国の医師免許を持っていても 日本の医師免許を取ろうと思ったら 医学部に入るところからやらないといけない(笑) つまりすごく優秀な人でも最低6年かかるのです え?そこから? って思うでしょ? ハードル、めっちゃ高いでしょ? 医師免許は他国では使えない、というのが常識なのですよ ただ大英帝国の植民地だった国の医師免許は他の国でも使えるので 例えばインドやシンガポールの医師免許は、英国でも使えますが そういうのは大英帝国だけです だから米国に医師免許を持って 医療行為が出来る状態で留学する日本人医師は、ほとんどゼロ 日本人医師の留学は、そのほとんどが研究目的で 研究室でマウスとか試験管を相手に データを取る、ということのために留学するのです 恵まれていたのはUCLAでは国際フェローに一時的な医師免許が交付されるということ これはそのほかの大学には無いシステムなのです どういう理由だかわかりませんが、全米中でUCLAだけ 必然的に、競争率は高くなるのです 加えてゴールドバーグ先生が世界一有名 となれば、留学希望が殺到するのが分かりますよね? 選んでもらうのも奇跡、ということなのです 僕は選んでもらえたので臨床留学をすることが出来ました 医療行為も行うことが出来ました 米国人と一緒に手術をすることが出来たのです 2018年手術実績 3046件 群馬大学 眼科 非常勤講師 涙道涙液学会 理事 オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F 03-5579-9995 https://www.oc-tokyo.com/wp/ 新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1 027-288-0224 http://www.kashima-oc.com/ 11月10日のバセドウ病眼症講演会 https://youtu.be/kxH9sgrlt0A 東京MXで紹介されました https://youtu.be/eE2yMVMhW0U バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」 https://oculofacial.page.link/FoB 現物 https://oculofacial.page.link/pamphlet kindle版 https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS

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公開日:2019.10.07

なぜバセドウ病眼症の治療をしようと思ったのか8

手術は、例えが悪いですが料理と一緒で 回数をこなすと、自然と手が動きます 徐々に症例数を増やしていきました それと同時に海外での講演を重ねていきました そんな中、UCLAのゴールドバーグ先生と話をする機会がありました 確か、最初に見学のお願いを直接話して メール送ったら無視され(笑) あきらめずに2年後くらいの学会でもう一度話しかけて見学の許可をいただいたのです 留学、短期でもいいから行ってみたい どうせ臨床出来ないし、見学だけならすこしで良いか そんな風に考えていました でも留学したってことにするとある程度の期間が必要で 岸先生にお願いして、2か月のお暇をいただくことになりました 留学しましたロサンゼルス   ビバリーヒルズとか   ハリウッドとか有名ですよね   UCLA(University of California, Los Angeles;カリフォルニア大学ロサンゼルス校) スポーツで有名なところですね ハリウッド映画のビバリーヒルズコップ、みたいな拳銃をバンバンやっている ダウンタウンのようなごみごみしたところではなく   サンタモニカビーチの近く とっても広くのびのびとした土地 UCLA周りはロスでも一番地価が高く ワンルームでも1か月40万くらいします 高っ (というか、日本が安いのだと分かりました) あくまで見学なので ゴールドバーグ先生の後ろについて 手術や外来で後ろについて勉強します 診察のスタイルも 手術のやり方も全然違うのです 2018年手術実績 3046件 群馬大学 眼科 非常勤講師 涙道涙液学会 理事 オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F 03-5579-9995 https://www.oc-tokyo.com/wp/ 新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1 027-288-0224 http://www.kashima-oc.com/ 11月10日のバセドウ病眼症講演会 https://youtu.be/kxH9sgrlt0A 東京MXで紹介されました https://youtu.be/eE2yMVMhW0U バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」 https://oculofacial.page.link/FoB 現物 https://oculofacial.page.link/pamphlet kindle版 https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS

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公開日:2019.10.06

なぜバセドウ病眼症の治療をしようと思ったのか7

バセドウ病眼症に対する眼窩減圧術 まだ若い自分にはほんの数例の経験しかありませんでした でもああいった苦しんでいる人たちを治す方法があるし なにより海外では普通のこととして治療をしていことがわかりました 何度も海外の学会に行っているうちに 僕は自分で眼窩減圧をきちんと出来るようになりたいと思ったのです その頃は減圧と言えば骨を如何に削るかということでした 聖隷浜松病院で数例の手術をやっていましたし 顔面骨折の手術などでその部位の操作はやってましたから 手術自体へのハードルは低く 普通に手術は出来ました それでもラーニングカーブというものがありますので 最初の頃に手術した方々の減圧は少し不十分であったかもしれません 眼窩外壁の骨の除去をすると 前方の骨の外側は側頭筋という、こめかみの筋肉があり 突き抜けると結構出血しますし 後方の骨の向こう側は中頭蓋窩 つまり脳になるので 突き抜けると脳脊髄液が漏出するだけでなく 脳みその損傷の可能性すらあるのです 実際に外壁の減圧の場合にはしょっちゅう脳脊髄液の漏出はあるのです 生命のリスクと戦いながら、眼窩外壁の骨の切除を行うのです 内壁の減圧の場合には結膜の切開から入ります 浜松時代は皮膚切開から内壁にアプローチしていましたが 世界的には結膜切開が主流 皮膚を切らない、キズアトを残さない手術が主流です いま思うと 聖隷から群馬大に戻って 国際学会に出席するようになって UCLAのゴールドバーグ先生の講演やその一門の先生方の講演を聞いて 結膜切開の手術をマスターしたのかもしれません 国内では眼科でも形成外科でも結膜の手術をやっているドクターが本当に少ないですからね やってみると結構簡単で、あっという間に目標とする部位に達することが出来ました そして閉創が楽! ほとんど縫わなくてもよいので時間が早く終わります ということは腫れも少なく、患者さんの負担はかなり軽減されます 日本で最高峰の病院で研修を受けて 日本で最高峰の技術を持っていましたが それをさらにブラッシュアップさせることが出来たのです 2018年手術実績 3046件 群馬大学 眼科 非常勤講師 涙道涙液学会 理事 オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F 03-5579-9995 https://www.oc-tokyo.com/wp/ 新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1 027-288-0224 http://www.kashima-oc.com/ 11月10日のバセドウ病眼症講演会 https://youtu.be/kxH9sgrlt0A 東京MXで紹介されました https://youtu.be/eE2yMVMhW0U バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」 https://oculofacial.page.link/FoB 現物 https://oculofacial.page.link/pamphlet kindle版 https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS

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公開日:2019.10.05

なぜバセドウ病眼症の治療をしようと思ったのか 6

シンガポールでの見学中 どんな研究をしているの? と聞かれたので、国内で発表していたスライドをいくつか見せました そうしたら いろいろ面白いことやっているね 半年後に近隣諸国にするレクチャーがあるから そこで講演したら? え? 英語の発表?? したことないよ??? でもその頃の僕のモットーはNoと言わない日本人 二つ返事で やってみます、、、、、、。 と言いました するとSeah先生 じゃあ 3つくらい講演してよ え? 英語の発表したことないのに いきなり3つ????? 無理―(心の叫び) が、僕のモットー通りに引き受けることになるのです 言われたのが半年前だったのと 3つのうち、2つがビデオ講演だったので なんとか終了し プレゼンターの中で最優秀ビデオ賞なるものまでいただきました 海外の学会に行く日本人医師が圧倒的に少ない中 海外の学会に行けば 眼形成の最新の知見を得ることが出来る その時から、Seah先生が行く海外の学会に自ら演題を出し 自分もついて行くことになるのです 実は、大抵の海外の学会は日本人ドクターにとって8割海外旅行みたいなもんです 演題が出せれば、病院から旅費が出ますから みんなで徒党を組んで公費で海外へ 現地では日本人の集団で行動し 会場にも行かず観光し 海外の人と議論することもほとんどない そういうのが実情です 議員さんの海外視察、も多分似たようなものだと思います でも僕がついていったSeah先生 海外でも有名な方 常に会場にいて 講演を聴いています ちょっとでも部屋に戻ろうもんなら どこにいる?ちゃんと聞いているか? と呼び出しがきます(笑) おかげでいろいろな発表を見ることが出来ました その中にバセドウ病眼症に関するものがあり もちろんその中には眼窩減圧術の講演もあったのです ※読んで勉強になったり、面白かったと感じたら、いいね!をお願いいたします! 2018年手術実績 3046件 群馬大学 眼科 非常勤講師 涙道涙液学会 理事 オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F 03-5579-9995 https://www.oc-tokyo.com/wp/ 新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1 027-288-0224 http://www.kashima-oc.com/ 11月10日のバセドウ病眼症講演会 https://youtu.be/kxH9sgrlt0A バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」 https://oculofacial.page.link/FoB 現物 https://oculofacial.page.link/pamphlet kindle版 https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS

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公開日:2019.10.04

なぜバセドウ病眼症の治療をしようと思ったのか5

時間がすこし前後しますが 聖隷浜松病院への国内留学から帰郷する直前 聖隷浜松病院へシンガポールから見学に来られた先生がいらっしゃいます Dr Seah https://www.snec.com.sg/profile/seah-lay-leng この先生が見学に来られたことでまた自分の人生が大きく変わります 聖隷の卒業を間近に控え、他の世界を見てみたいと思っていたところに たまたまいらっしゃったSeah先生 若かりし頃の僕はこう言いました 「見学に行かせてください!!」 返事はアッサリOK 聖隷を辞してから、群馬大学に戻るまでの間に シンガポールに見学にいくことになったのです とは言っても その頃(今もですが(笑))   海外まで見学に行って勉強しようという医師はほとんどいません 皆無と言っても良い そして海外に行くといっても 旅行とは違うので 添乗員もいませんし 現地に知り合いの日本人のお友達がいるわけでもありません 今でも覚えていますが 出国前の成田空港 本当に心細くて 「お腹痛くなったので行くの止めます」 って言おうかと本気で思っていました ゲロしそうな緊張感の中、シンガポールへ そして見学をするといろいろなことが分かったのです 日本ではマイナーでほとんど誰もやっていない眼形成 世界では普通に一般的に存在しているし 認知もされているのだ、ということに気付きます たくさんの若手のドクターが眼形成を志しているし みんな頑張っている それが実感として分かったのです たった1週間の見学でしたが 世界の眼形成の実情の一端を体験することが出来ました そのころの僕は英語を喋ることも、理解することも出来ませんでした   受験英語はそこそこ出来ても   会話は出来なかったのですね でもSeah先生は何度も繰り返したり、言い直したりして、理解してくれるようにしてくださったのです いま思えば Seah先生も若い時に英国に留学されていたので 留学生に優しくしよう、という思いがあったのですね 毎晩食事に連れ出してくれて すべておごってもらいました 中国の慣習なのか すごくいっぱい食べろ食べろと言われ 日本人的な全部食べなきゃ失礼という考えもあり フードファイターのように食べていたら 帰国時に3キロ太っていたのを思い出します(笑) ※読んで勉強になったり、面白かったと感じたら、いいね!をお願いいたします! 2018年手術実績 3046件 群馬大学 眼科 非常勤講師 涙道涙液学会 理事 オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F 03-5579-9995 https://www.oc-tokyo.com/wp/ 新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1 027-288-0224 http://www.kashima-oc.com/ 11月10日のバセドウ病眼症講演会 https://youtu.be/kxH9sgrlt0A 東京MXで紹介されました https://youtu.be/eE2yMVMhW0U バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」 https://oculofacial.page.link/FoB 現物 https://oculofacial.page.link/pamphlet kindle版 https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS

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