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腹いっぱい食べさせなきゃいけない
腹いっぱい食べさせなきゃいけない
以前からのブログでも書いていますが
当院には全国から患者さんが集まるだけでなく
勉強したい医師が集まります
見学という形をとることもあれば
研修したい、という形をとることもあります
診察の時にびっくりされた方もいらっしゃると思いますが
ときどき僕の後ろに何人も誰だかわからない人たちがいるのは
見学の先生か、研修の先生なのですね
僕の人生の目標は眼形成が世の中に広まって
家具のスキマに落ちてしまったような患者さんが
救われる世の中になること
それにはしっかりとした診断が出来る医師が必要です
それも日本中に必要です
何十人、何百人と必要
だから当院にとって医師教育は優先順位が高いのです
オキュロ開院から2年が経過し
徐々に認知が広がってきたためか
入職希望の医師が増えてきました
来年までの1年間で
産休明けの女医さん含めると
なんと就職希望者が、5名います
仙台で開業し、これからも週1でいらっしゃる目黒先生を含めても
今の人数が4名ですから
一気に倍以上になる
そうなると問題になるのが研修の機会の喪失です
診察も、手術も、どちらも数をこなすと分かってくるものがあります
逆に、数をこなさないと、たぶん一流の腕にはなれません
僕の診察の後ろについていたり
僕の手術をずっと見ていても
料理番組をずっと見ているのと同じで
腕は上がらないのですね
医師が増えるとなると
現状の2院だけでは医師が余ってしまい
腕をあげるのに必要な機会が得られない
つまり
十分な研修の機会を作ってあげられない
お腹いっぱい食べさせられない
だとするとどうしたら良いのか
それはクリニックを増やす、もしくは出張先を作る、ということになります
人口が50万以上の都市であれば
眼形成専門のクリニックがあってもやっていけるはず
首都圏で言えば、オキュロを中心として
その周囲の都市に少しライトな設備の分院を作る
そういったことを考え始めました
首都圏と言っても
例えば群馬の草津からオキュロ東京に来るには最低でも3.5時間はかかる
房総半島の先端からも同じくらいです
同じ首都圏でも
距離的にどうこうよりも
時間的にすごくかかってしまう地域は多いのです
そんなに時間がかかるのであれば
やはり来院しづらいですよね
かなりの量の動機と活動性が必要です
であれば人口の集中している地域に分院を出して
より症状の軽い患者さんに早期発見できるように
来院しやすくするのも良いなあと思い始めました
政令指定都市ランキング調べたらこんな感じ
# | 政令指定都市 | 人 口 | |
1 | 神奈川県 | 横浜市 | 3,748,781 |
2 | 大阪府 | 大阪市 | 2,740,202 |
3 | 愛知県 | 名古屋市 | 2,327,557 |
4 | 北海道 | 札幌市 | 1,970,057 |
5 | 福岡県 | 福岡市 | 1,592,657 |
6 | 神奈川県 | 川崎市 | 1,530,457 |
7 | 兵庫県 | 神戸市 | 1,522,944 |
8 | 京都府 | 京都市 | 1,466,264 |
9 | 埼玉県 | さいたま市 | 1,307,931 |
10 | 広島県 | 広島市 | 1,199,359 |
11 | 宮城県 | 仙台市 | 1,090,263 |
12 | 千葉県 | 千葉市 | 980,203 |
このあたりでまだ眼形成がない地域には
分院の余地がありそうだなと思いました
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2019年手術実績 3850件(2019年1-12月)
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
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新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1
027-288-0224
http://www.kashima-oc.com/
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2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら
OurAgeに特集していただきました
https://ourage.jp/column/karada_genki/more/187841/
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