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絶望を招く顔貌の変化
バセドウ病を発症してから顔貌の変化が重度であると
日常生活が送りづらくなってしまいます。
びっくりしたような、人を睨みつけるような顔貌になってしまうため
他人の視線を集めてしまうことがご本人には辛くなってしまいます。
このため外出を控えるようになり
以前のような日常生活を送ることが出来なくなってしまいます。
最近遠方からオペツアーでいらした方がいます。
その方は顔貌の変化が重度であったため
辛くて買い物に出るのもご家族と一緒でなくてはならず
本当に困ってらっしゃったようです。
眼窩減圧手術を行った翌日の診察で涙ながらに感謝をしていただくことができました。
その方曰く、「つらかったので人生終わりにしようとすら考えていた。そのような状態を救ってもらってとても感謝している」
と言っていただきました。
我々の仕事はただ何ミリ眼が出たからそれを何ミリに治すというものだけではありません。
患者さんが何人来たとか、何件手術をしたとか、いくら売り上げたとか、様々な指標がありますが何よりも大事なことは、当院に来ていただく患者さんたちが、できるだけ幸せになって帰ってもらうことだと思っています。
特にバセドウ病は若い年代の女性に起こることが多いためより苦しみが大きいと感じます。
病気によって美人度が下がってしまった状態を手術などの治療を駆使して以前と同じような顔貌に戻せたときは我々もとても嬉しく感じます。
昨年度実績2000件(うち眼瞼下垂手術941件、眼窩減圧150件)
群馬大学 眼科 非常勤講師
帝京大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
アジア太平洋眼形成学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F