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バセドウ病眼症の活動性の評価の方法 オキュロフェイシャルクリニック東京の流儀

バセドウ病眼症の活動性の評価の方法 オキュロフェイシャルクリニック東京の流儀

前回の記事で活動性の評価についてちょっと書きました。

一部コピペです。

臨床症状からの活動性の評価の方法はいろいろとあります。
CASとかVISAとかNOSPECSとか
http://thyroideyedisease.org/clinical-features-visa-classification/
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK285551/table/tyd-graves-complica.classgrade/

さらに採血のデータもありますね。
TRabとかTSabとか。
http://www.srl.info/srlinfo/app/2014/0925/0000.html

MRIは筋肉が腫れているかと術後炎症の程度の判断が可能です。

特に筋肉が炎症を起こす場合(2型)には斜視や視力低下をきたす可能性があるので
日常生活が送れなくなってしまう可能性があります。

一方で脂肪増生のタイプ(1型)では、活動性の評価をMRIでは判定が出来ないことが多いです。

こういういろいろな活動性を評価するモノサシがありますが
どれも十分ではありません。
100%有効ではないモノサシはモノサシとして使えないですよね。

でもね。
活動性の評価を100%出来るモノサシが一つだけあるのです。

それは

ステロイドを使ってみる、ということです。

ステロイドは炎症に効く唯一確実に有効な薬です。
ステロイドの副作用、いろいろありますがほとんど軽いもの。

だったら投与して見ればよいのです。

投与して、すこしでも改善があれば、それはまだ炎症が残っているという証拠。
まだ活動期であるということになります。

だから、どこかで軽症だから経過観察と言われても
一度当院に受診していただけたらと思うのです。

そうやって他で「経過観察!」と言われたかなりの数の患者さんが

当院でステロイド注射して眼の腫れが引いたり
眼の奥の痛みが無くなったりしています。

炎症、放置すれば、どんどん眼が出てきちゃいますから。。。。。
早めが肝心です。

当院では、ステロイドが効いている間は活動期

効かなくなったら非活動期として手術を勧めています。

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2018年手術実績 3046件
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
https://www.oc-tokyo.com/wp/
新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1
027-288-0224
http://www.kashima-oc.com/

バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
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