BLOG医院ブログ
コロナ感染予防のエビデンス そのマスクに意味はあるのか
青島周一さんのブログより転載
https://note.com/syuichiao/n/n0bb3d9b4f806
コロナウイルスが社会問題となっています。
群馬は車社会なので、交通量は減っていないのですが
銀座の人通りは明らかに少ないですね。
道行く人も全員マスク姿
薬局でもマスクは飛ぶように売れ
売り切れて品薄になっている状態です
でもね、ちょっと冷静になって考えて欲しい
そのマスクに意味はあるのか、、、、、
英語医学論文を引くってことは医療従事者でも数少ないのですが
そこには確固たる論拠があるのでそこから拾ってみましょう
①使い捨てマスクの感染予防への効果
(Am J Infect Control. 2009)
マスクの有無は感染率関係なし
むしろマスクすると頭痛になる人多い
子供いる家庭だと重症化リスク
②使い捨てマスクとN95の結核など予防マスクの効果
(Influenza Other Respir Viruses. 2017 Nov;11(6):511-517)
マスクは意味なし
N95だと感染率は下がる
③再使用する布のマスクの予防効果
(BMJ Open. 2015 Apr 22;5(4):e006577)
布のマスクを使う(再使用する)と、むしろ何もしないよりも感染増!
④マスクが有効との報告も
(Braz J Infect Dis. 2011 Mar-Apr;15(2):102-8.)
リスク高いのは、女性と、大病院で勤務する人
リスク低いのは、マスク装着者と、インフルエンザのワクチン打った人
⑤マスクの表面にはウイルスがいる
(BMC Infect Dis. 2019 Jun 3;19(1):491)
10%の人のマスクからウイルス検出
しかも6時間以上装着していると検出率上昇
結論として、マスクはむしろ自己感染の原因になっているのでは?としている
いっぱい調べたわけではありませんが、まとめると
①薬局のマスクは自分自身の感染予防にはほぼ意味はなし
②マスクがもったいないからって再使用すると余計に感染率上がる
コロナもインフルエンザも、人が触ったところにいっぱいいるんです。
空気から移るんじゃないんです。
だから
手すりとかつり革とか
エレベーターのボタンとか
ドアノブとか
誰がさわったか分からない部分に直接手を触れないことです
洋服とか手袋で触りましょう
どうしても触るなら、触ったあとですぐ消毒を。
もしくは手の甲とかで触ることです
医療関係者、特に手術室にいるスタッフはマスクをしています。
それはなんのためか
人がしゃべると唾が飛びます
手術室では患者さんが開腹したり、開頭したりしているので
僕らの唾が飛んで、そういう創に入らないためにしているのです
つまりマスクは他人のためにつけるものなのです
自分のためには有効ではないということをしっかりと認識しましょう
宜しければ、リブログ、と、いいね!をお願いします!
2019年手術実績 3850件(2019年1-12月)
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
https://www.oc-tokyo.com/wp/
新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1
027-288-0224
http://www.kashima-oc.com/wp/
2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら
https://youtu.be/kxH9sgrlt0A
東京MXで紹介されました
https://youtu.be/eE2yMVMhW0U
OurAgeに特集していただきました
https://ourage.jp/column/karada_genki/more/187841/
バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」
https://oculofacial.page.link/FoB
現物
https://oculofacial.page.link/pamphlet
kindle版
https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS