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インドの学会11
眼科病院に着いたのはすでに6時近かった
実はプログラムは5時から
だからすでに始まっているのだと思っていた
会場に入ると
全然始まってない(笑)
さすがインド
今回の学会は本当に世界中から何人もの高名なドクターが呼ばれていたので
みんな挨拶しまくっている
前のブログでも書いたけど
別に有名になりたいわけでは無い控えめな日本人である自分は
UCLAのフェロー仲間に挨拶するくらいで席につく
そしてプログラムが始まった。
歓迎の挨拶から
動画が流れる
病院の紹介みたいなのを
延々と流している
そうここはインド
ハリウッドと並ぶ、映画大国
さすが映画大国
動画で大歓迎だ
きっと素晴らしい映像が流れるのだろう
ん?おや??
映像のレベルが低い
どういうことだ
米国とならぶ映画大国じゃなかったのか
いや何かの間違いだろう
きっとこの動画だけレベルが低いんだろう
いや出てくる映像すべてのレベルが低い
そもそも、解像度が悪い
まるで自分が学生だった20年前くらいの解像度ではないか
中身も質の低いCGが動くような映像だ
どうした映像大国インド
お前たちの実力はこんなものか
それが終わると
今度は病院のスタッフによる歌が始まった
紹介によると、とても歌がうまいドクターが歌うようだ
きっとこの大人数の前で歌うからには
かなり出来る人に違いない
そうだセミプロのような人だろう
大いに期待は高まる
曲はカーペンターズのTop of the worldだ
そして前奏が始まる
前奏を経て、歌い出し、、、、、
歌い出しを見逃した!!
ここに来てまさかの歌い出しスルー
彼女は技術スタッフに文句をつけている
スルーしたのはお前が悪い的なことを言っているようだ
いや間違いなくあんたの責任だよ
こころの中でそう叫んでいた
気を取り直して2回目のカーペンターズ
今度は歌い出しのタイミングはばっちりだ
ただ
歌は普通だ
まったく普通
いや少し音程が外れるポイントがあるくらい
元祖カラオケの日本国民からすると、むしろ下手くそ平均点より下か
これを50人の招待客の前で披露する
すばらしい勇気
われわれも見習うべきだろう
閑散とした拍手のつぎの出し物はダンス
インドのダンス
病院スタッフによるダンス
そうプロの出し物ではない
なんか盆踊りのようだ
いいだろう、確かにうちのスタッフが踊っていたら
自分も楽しめるだろう
だが、自分は部外者だ
さすがに他の病院、しかも他国のスタッフが
踊っていても、東洋のマジック、そう微笑みで返すしかない
微笑みのエナジーが尽きようとしたころ
長いセッションがやっと終わる
やっと次に行ける
腹ペコだし、そろそろお酒を飲ませて欲しい。
長旅だったので、リラックスしたい
しかし、次の出し物もまた踊りだった
まじか
そろそろ終わりにしてほしい
明日のプレゼンに備えて寝たい
だが踊りは続く。。。。。。
30分後にやっと二つ目が終わった
なにやら次の出し物の紹介が
ドクターの娘さんが歌が上手いらしい
多分13歳くらいか
確かに上手い
さっきのドクターとは大違いだ
だが本人は緊張でいっぱい
こちらは空腹で胸いっぱい
これ以上、引っ張る意味があるのか
そうこうしているうちに
次の出し物が、、、、、、、、、
ダンス。。。。。。
そんな感じで
延々と出し物が続いて2時間
やっと終わりが来た。
締めの挨拶のあとは
ティナ-とのこと
ディナー会場にいくと
ブッフェ形式のインド料理であった
夕食の炭水化物は申し訳がないが遠慮させていただいている
先に帰って、寝ることにした。
何も食べていないので、ホテルのバーで、ポテトフライとエビの揚げ物ワサビソースを注文。
オーストラリアのビールを飲みながら
翌日のプレゼンテーションを作ってから部屋に戻った。