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なぜYoutubeで動画を流すのか
なぜYoutubeで動画を流すのか
このブログの読者の方々はご存知かもしれませんが
Youtubeのチャンネルを持っています。
https://www.youtube.com/channel/UCPEEn_HLzdzRC3XpqWm0jag
ここではオペ動画を無料で公開しています。
「こんなに残酷な動画を公開しやがって!」
みたいなコメントいただいたことがあります(現在削除されていますが)
さらに、たまに患者さんで、僕がYoutubeで儲けている、
と思われている方がいらっしゃるのですが
僕の動画に課金はされていません。
広告が表示されないのがその証拠です。
ではなんでそんなにいろいろ言われながらも公開するのか
一般的な外科業界の常識を考えると、自分の技術を公開してしまったら
それを学んだライバルが増えてしまい
自分のところの売り上げが減る可能性が高くなりますから
動画の公開なんてありえないのですが
僕は無料で公開しています。
さらに言えば手術のやり方なんてみんな違いますから
「そのやり方は違うだろ」とかってみんなに非難されちゃうリスクもあります。
言われていませんが、たぶん思われています(笑)
そう考えると損しかしないのですが、
あえて僕は公開しています。
なんでこんなことをするのか。
それは眼形成手術のスキルの底上げをして
変に手術されてしまう不幸な患者さんを少しでも減らしたいからです。
思えば数年前までは手術を勉強する方法といえば
先輩に教わる
本を読む
見学に行く
くらいしかなかったと思います。
眼形成を専門にしているドクターは少ないのが現状。
ただでさえ少ないなら技術を教えてもらえる環境にある若手ドクターはさらに相当少ないのです。
きちんとしたことが伝承されていないため
全国の眼科医のほとんどは眼形成の知識がありません。
素人と言っても良い。
そうやって眼形成を知らない眼科ドクターが大量にいる、というのが今の状態。
今までは本を読んで写真を見て、手術の創造をして、
実際の手術をしていたのが
動画で見ることが出来れば情報量が違います。
料理で例えると、
料理本読んだだけで料理作るような状態
実際に教わったことないけど本を横においてやってみた、なんて話も何度か聞いたことがあります。
素材にされる患者さんはたまったものではありませんが
それでもそれ以外に選択肢がなければしょうがないよね
というのが当業界の常識。
次世代ではそうならないでほしいのです。
教えたくても、今までのように実際の手術を見せてどうこうとなると
ごく一握りの人しか教えることが出来ません。
引退するまでの30年くらいの間に教えられる人数には限りがあります。
でもYoutubeで動画を作っておけば、無限に教えることが出来ます。
そしてほぼ永久にネット空間に残るので永遠に教えることが出来ます。
これから絶対的なインフラになっていくでしょうから
そう考えると、無限に教えてあげることが出来るのです。
ただし!
もちろん動画を見たらそれですぐ出来るようになるかというと
もちろんそうではないですよ。
でも動画からは、きっと得るものが沢山ある筈だし
そう思ってくれていると良いなあと思っているのです。
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2018年手術実績 3046件
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
https://www.oc-tokyo.com/wp/
新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1
027-288-0224
http://www.kashima-oc.com/
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