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惨い他院での眼窩ブローアウト骨折は施設名を公開する
東京のど真ん中でこの立場で医療をして思うことがあります。
あまりにも適当に行われている眼窩ブローアウト骨折手術が多すぎるということ。
これは形成外科医も耳鼻科医も眼科医もしっかりした理論を持たず、関心も持たないことが原因なんだけれども
本当にひどい治療をされている。
術前に複視が無いのに術後に全方向複視。本当に可哀そう。
患者さんは術前に不自由を感じていなくて医師に勧められるままに手術を受け、手術後に全方向複視を発症し、人生をどん底に突き落とされてしまっている。
僕が聖隷で研修をしていた15年前に当時部長であった嘉鳥信忠先生が言っていた言葉をいまだに鮮明に覚えています。
「眼窩骨折の治し方をいくら伝えても形成外科医は分かろうとはしない」
15年経って、ぼくら眼形成外科医が増えてきても何にも変わっていないように思います。
これだけ長期間変わらないのであれば、僕は何をすべきか。ここ数日ずっと考えていました。
とにかく不幸になる患者さんを少しでも減らすこと。眼窩は1回触ると固くなってしまうので回復不能になってしまうのです。
僕が考えた結論は
「理論の無い惨い眼窩骨折手術をした施設は隠さず公開する」です。
たぶんこれしか手が無いと思いますし、他の手を考えつきませんでした。
公開することによって理論の無いドクターが手術しづらい世の中にして、不幸な患者さんが出ないようにする。
それしかないと思いました。
今後はひどい眼窩骨折手術をした施設は施設名を隠さずに載せていきたいと思います。
各論あるのは十分承知しております。以後、ご容赦いただけると幸いです。
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2022年 手術実績 9,186件 (2022年1-12月)
うち眼瞼下垂手術 4,891件
現 涙道涙液学会 理事
元 群馬大学 非常勤講師(2014-20)
元 帝京大学 非常勤講師(2017-19)
元 アジア太平洋眼形成学会 理事(2010-18)
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