公開日:2024.03.10
最終更新日: 2024.05.20
甲状腺眼症による目のクマ・たるみについての手術 連続7症例 症例①
甲状腺眼症による目のクマ・たるみについての手術
甲状腺眼症では目の下にクマが出来たり、たるみが出来たりします
当院で行われている眼窩減圧術は、眼球突出を治す手術ではありますが脂肪を切除する手術ですので、目の下のクマも改善することができます。
その一方で甲状腺癌症の再発などがあった場合には再度クマができてしまう方もいます。
当院では眼窩減圧術を行った際に切除した眼窩脂肪をクマの部分に移植することによって目の下のクマをほぼ完璧に取り除くということを行っています。
甲状腺眼症では目を見開いたような状態になることがあり、これを眼瞼後退と言います。眼瞼後退は主として上まぶたに出現しますが、下まぶたに発症する方もいます。
これも眼窩減圧ですこし改善するのですが、脂肪移植を行うことでさらに改善することが可能です。
眼窩減圧時に眼窩脂肪移植を併用する術式はオプションとなってしまうので追加料金が必要となりますが、かなり良い結果を出すことができているので、その症例を供覧したいと思います。
注目して見て頂きたいポイントは、①クマの改善、②下眼瞼の位置、の2点です。
追加料金
+220,000円
症例1
甲状腺眼症によって眼球突出だけでなく、目のクマにも悩まされるようになってしまいました。
眼窩減圧術と同時に眼窩縁靭帯の切離+脂肪移植を行い、目の印象は大きく変化しています。
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2023年 手術実績 11,491件 (2022年1-12月)
うち眼瞼下垂手術 6,241件
現 涙道涙液学会 理事
元 群馬大学 非常勤講師(2014-20)
元 帝京大学 非常勤講師(2017-19)
元 アジア太平洋眼形成学会 理事(2010-18)
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
http://www.oc-tokyo.com/
MAPはこちらhttps://goo.gl/maps/FHdXKbJWcGtzU2fs6
オキュロフェイシャルクリニック大阪
0120-219-609
https://oc-osaka.com/
MAPはこちらhttps://goo.gl/maps/NCCpbxA1mqxNWbZ2A
まぶたとなみだのクリニック千葉
043‐307-7781
〒260-0015 千葉県千葉市中央区富士見1丁目1−13 JS Bldg 6階
MAPはこちらhttps://goo.gl/maps/heHEaADnoo7o1Tp9A
新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1
027-288-0224
http://www.kashima-oc.com/
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山本美憂選手との対談はこちら
https://youtu.be/OHHnJZxfziw
2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら
https://youtu.be/kxH9sgrlt0A
東京MXで紹介されました
https://youtu.be/eE2yMVMhW0U
OurAgeにバセドウ病眼症の治療を特集していただきました
https://ourage.jp/column/karada_genki/more/187841/
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公開日:2024.03.08
最終更新日: 2024.05.20
なぜ形成外科医がダメなのか
“なぜ形成外科医がダメなのか”
ちょっと議論を呼ぶタイトル、お許しください
このブログの読者のメインターゲットは患者さんと眼科医ですが、読者には、形成外科医もいますので、反感を持つ方もいらっしゃるであろうことは百も承知です
その上で、もう書かざるを得ない状態になってしまいましたので、今回はこのテーマで書かせていただきます
各科の医師と言えど、所属する医師は個人個人で違います
僕の医師人生の中で、素晴らしい腕を持っている形成外科医と言えば
聖隷浜松の師匠である、嘉鳥信忠先生
嘉鳥門下生同門である、小久保健一先生
リゾナスクリニックでご活躍の、山口憲昭先生
この3名は非常に優れた技術をお持ちのスーパードクターだと思います
しかし、他の形成外科医の方々について、実際の手術を存じ上げませんのでわかりませんが
いままでに4人のスーパードクターではない形成外科医を受け入れてきて、その全員がクビかそれに近い状態で辞めていきました
以下の4名です
W林奈緒
S谷健
S藤千穂
M原沙和
知り合いの方がいましたら、けっして飛びぬけたボンクラが集まっているわけではないと思えると思います(まあ評価は人それぞれでしょうが、、)
この4名のうち1人としてオキュロの技術基準(それでも60点の及第点でしかない)を超えられた医師が居なかったのです
眼科医は50人ほど受け入れてきて、数えたら8人ですから、これはもう有意差が出るレベルです
だめだった医師
眼科医 8名/50名
形成外科医 4名/4名 p=いくつでしょうか?
そんな経験から、一般的な形成外科医の問題点に気付きましたのでここでお話したいと思います
まず前提として以前にも書きましたがそれぞれの組織でモノサシが異なります
その上で眼科のモノサシと形成外科医のモノサシが非常に大きく異なると言うことに気づきました
先述のとおり形成外科医は4人受け入れてきましたが眼科医は通算で50名を超える医師を受け入れてきました
眼科医業界と形成外科医業界で大きく異なることがあります
それは術式の種類の数の違い、症例数の違いだと思います
眼科医は白内障をメインにして硝子体や人によっては緑内障を行い、ほとんどの先生方は斜視や眼瞼は扱いません
つまり眼科医1人が行う手術の種類というのは限られているのですね
かつ1件の眼科で1日で100人くらいの患者さん来ますから、母数がたくさんある
その中には眼形成疾患もあるので、つまり症例数が非常に多いという特徴があるのです
一方で形成外科医は頭のてっぺんのイボ取りから足のつま先の巻き爪の手術まで行うので手術の術式が無数にあるのです
その結果何が起こるかというと、、、、
眼科医にとって白内障は、症例数が多くてすべての眼科医が行う基本手技です
基本中の基本であり、ここを避けて成長する眼科医は居ないとも言えるでしょう
眼科には術式が少なくそれでいて症例数が多いので一つの種類の手術について数をこなしていかないと一人前だとは言われないです
例えば白内障で「私は白内障ができます」と人に言えるようになるためには100例でも論外です
研修医でさえ100例ぐらいは経験するものなので100例で得意満面に人に自慢することはできないです
だいたいの基準としては1,000件くらい行うと「私は白内障ができます」と言うことができます
最初に30分くらいかけて1例やっていたのが、1,000例やると5分以内に終わるようになる
それが眼科医の世界です
一方で形成外科医の世界は術式が無数にありそれぞれの手術の症例が少ないので一つ一つの手術を数多く経験することができません
よって形成外科医の世界では3例手術を経験すれば「私はこの手術はできます」といっていいような世界です
眼科の世界では、ひとつの術式について、非常に多くの数の手術を行わなければいけないので、一つ一つの細かい手技がどんどん洗練されていくのです
たとえば切開創についても0.1mm単位で、場合によっては0.01mm単位で(専門ではないので詳しくありませんが)小さくしそれを計測して術後の視力にどんな影響があるのか、ないのかということを明らかにしています
これは同じような症例を同じような手術をたくさん行うためにできることなのです
眼科の世界では0.1mm単位で物事を変えていく
でその結果を計測しどちらが正しいのかということをやるのが当然の世界なのです
ですから一つ一つの主義についてもうすごく大きなこだわりを持って手術にあたります
一方で形成外科医は3例程行えば手術ができると言ってしまって良い世界なので、もちろんその0.1mm単位での精緻な違いというのを必要とされることはないというか、要求されるレベルではないのです
手術時間も問われることはないのです
無数にある手術同士を、手術時間で比較することは出来ないですから、手術時間で良しあしを測れない
以前のブログでも書きましたが技術への解像度が低ければ回転寿司の職人と銀座のカウンター寿司の職人の違いはわからないと思います
細かいところを突き詰めなければ技術レベルの向上を図ることはできないのです
今までに当院でトレーニングを受けた形成外科医4名は全員うちの基準にあった手術ができませんでした
それは前のブログで言ったようなのび太ドクターとも共通することなのですが細かい技術を突き詰めることができず考えが及ばないため回転寿司の職人ぐらいの寿司しか作れないという結果になるのです
顔写真すら、みんなと同じものが撮れないなんて、うそでしょ?と思うと思いますが、本当の話なのですよ
それくらいの解像度しかない
前段で話した通り、形成外科医にも細かいことが突き詰めているスーパードクターが居るのは知っていますが、業界全体として細かいことを必要とされていないということが、一般の形成外科医の技術レベルを低いものに留めている大きな要因であると思います
これが、僕が思う形成外科医がダメな理由、そして眼科医じゃないと眼形成手術が出来ない理由です
そのうち上記4名について思うことについて書きたいと思います
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2023年 手術実績 11,491件 (2022年1-12月)
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元 帝京大学 非常勤講師(2017-19)
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公開日:2024.03.05
最終更新日: 2024.05.20
眼科医がやる自費眼瞼手術 眼科医・美容外科医とのポジション
眼科医がやる自費眼瞼手術
眼科医・美容外科医とのポジション
最近、文章を書くことに熱が上がっています
不思議なもんで、書かなければ別にどうってこともないのですが
一旦書き始めると書かないと気が済まなくなるんですね(笑)
人の習性でこういうのがあるって、どこかで読みました
だからやり始めるのが大事だよって
で今回は眼形成外科医と眼科医と形成外科医・美容外科医のポジションの違いについて書きたいと思います
日本には眼形成外科医が非常に少ないのですが、その中でも自由診療の手術を行っている人は非常に少ないです、、、といいますか、ほぼ我々しかいないと言ってもいい(あとは勝村先生くらいかな?)
聖隷浜松 眼形成の同窓生でもやっていません
ここは常々若手のドクターに言っているのですが、もしも眼科医が眼瞼の手術をしても患者さんの高い要求に答えられないと思って、「それについては美容外科医に行きなさい」と言ったとします
そうすると眼科医よりも美容外科医の方が細かいところまでできるということになります
つまり眼科医は60点70点で及第点と思うところを患者さんが80点以上の仕上がりにして欲しいと思った時に、美容外科医に行けと言ってしまうと、美容外科医は80点以上が取れるということを証明していることになります
ここで医療行為の中で、手術というものがどういう位置にあるかを考えていただきたいんですが、医療行為の中で身体的負荷の低い順に言えばまず①投薬、それから②注射のような処置、そして③手術という三段階になると思います
手術というのは一番大きな医療行為ですので大きなものを治すのに適しています
その一方で大きな手段というのは細かいものを治すのは非常に苦手です
例えばショベルカーでスプーン一杯の砂糖を掬ったり
核爆弾で誰か一人だけを殺す、というのはとても難しく感じることだと思います
つまり手術でものすごく細かいものを直すと言うのは非常に高い技術レベルいうことなんです
僕は眼形成外科医は目の周りに特化している分だけ美容外科医よりも眼瞼に関していろいろな仕事が精度高くできると思っているので、患者さんからの訴えを断ることはしません
その代わり自由診療でしっかりと料金を頂いて手術を行います
それどころか美容外科医が作ってしまった失敗作を直すと言うことを日々常々たくさん行っています(本当に毎日修正手術しています汗)
つまり美容外科医の及第点が80点としたら僕らは90点に設定しているということになります
眼科医が自由診療をしなければ60点以上で自分たちはいいんだと点数の向上を諦めていることになります
一方で自由診療を引き受け、ほかの美容外科医が行った失敗を引き受けるとなれば90点以上をコンスタントに叩き出すだけの自信がなければそれをすることはできないということです
僕は眼科医や眼形成外科医が眼瞼や目の周りの手術に関しては他科のどの医者よりも高いポジションになることを確信していますので、患者さんからの要求から逃げることはしないのですが、もし眼形成外科医が、「それ以上の要求があるのであれば美容外科に行け」なんて言ってしまうのであれば美容外科医の方が技術レベルが高いということを暗に認めているということに他ならないのです
なんでこんなことを言うのか
実は眼科医よりも形成外科・美容外科の方が眼瞼について技術レベルが上だろう、と思うのは20年くらい前に僕が医師になったころは常識でした(眼科医がヘタだった)
ですからその常識に囚われている形成外科医・美容外科医は、眼科医になんて技術で負けるはずが無いと思うと思います
しかし、こんなことを言う根拠となる原体験が実はあるのです
10年前、僕は米国に臨床留学していました
当時もうすでに米国では眼瞼の手術というのは形成外科医や美容外科医が担当することができなくなってしまっていました
眼科医がやる眼瞼手術というのはそこに特化するわけですから24時間365日の時間をそこだけに特化しているので精度が高くできるようになるわけです
一方で形成外科・美容外科医というのは体中さまざまな部分をいじらなければいけないので、どうしても眼瞼手術の技術を掘り下げることができないのです
そのため技術レベルがどうしても眼形成外科医には及ばない
米国は訴訟大国ですから適当な手術をするとすぐに訴えられてしまいます
だから美容外科医は眼瞼の手術ができないのが米国の社会だったんです
米国の医療というのは日本よりも20年も30年も進んでいるっていうのが僕の実感でしたので、この先10年から20年かけて僕はその米国で体験したことが日本でも起こると言うふうに思っているわけなんですが、その体験をもとにこういうことを思っているわけです
実際に、2023年の1年間に我々は11,491件の眼形成手術を行いました
眼形成のみ、です
レーザーとか、白内障は入っていません
うち6,000件超が眼瞼下垂です
この数字、日本一は確実ですが、ひょっとしたら世界一かもしれません
そのくらいの数字です
数字を見ると分かると思いますが、精度が上がるに決まっているんです
あきらかに状況は整いつつあります
だから眼形成外科医の先生方は自由診療の手術を引き受けたほうがいいと思いますし、実際不思議なもので自由診療の手術を引き受けているとだんだんそれに体が慣れさらに細かい注文も聞けるようになります
細かい注文を聞いていると自分の技術レベルが上がりさらにさらに細かい注文も聞けるようになってどんどん自分の実力が上がりそうやって自分の技術が伸びていくのを感じてきました
95点を取ってくれ!と患者さんに言われて、出来るだけ頑張りますって引き受けると身体がそれに合わせて高得点がとれるようになってくるのです
そのファーストステップである自由診療での手術を引き受けるということをぜひたくさんの眼形成外科の先生方にやっていただきたいなと思っています
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公開日:2024.03.05
最終更新日: 2024.03.29
2024年5月〜6月:
義眼外来開催日のお知らせ
義眼外来を開催しております。アツザワプロテーゼと日本義眼研究所の義眼技師の方に当院にきて頂きます。
義眼外来診察日時について
診察日
第1火曜日・第4火曜日(クリニックの都合により変動する可能性あり)
診察時間
9:00〜11:00
場所
オキュロフェイシャルクリニック東京〒104-0061東京都中央区銀座1丁目15−4銀座一丁目ビル 8階
予約方法
完全予約制となっておりますので、お電話でご予約ください。
当院までのアクセスを詳しく見る
※完全予約制となっておりますので、お電話でご予約ください。
2024年の義眼外来開催日について
3月19日(アツザワプロテーゼ)
9:00-11:00
4月2日(日本義眼研究所)
9:00-11:00
4月23日(アツザワプロテーゼ)
9:00-11:00
5月7日(日本義眼研究所)
9:00-11:00
5月21日(アツザワプロテーゼ)
9:00-11:00
6月4日(日本義眼研究所)
9:00-11:00
6月18日(アツザワプロテーゼ)
9:00-11:00
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公開日:2024.03.02
最終更新日: 2024.05.20
医師の技術レベルの進歩の違いはどこから来るのか
”医師の技術レベルの進歩の違いはどこから来るのか”
前回、どうしても技術が進歩しない医師の話を出しましたので今回はその話を掘り下げていきたいと思います
このブログは一般の方も読んでいますので一般の方にも分かるように書きたいと思います
医師って、みんな同じような技術を持っているように見えます
僕らから見たらどの歯医者さんでも同じことが出来るように見えるのと同じように
患者さんから見たら、どの医師でも技術レベルは変わらないように見えるのですね
もちろん医師国家試験をパスして医師免許は持っていますし
眼科専門医も持っていますから、タイトルに差は無いように見えます
でも実は技術レベルは全然違うのが医者の世界
飲食店に例えると、ラーメン屋の味くらい違いがあります
ラーメンって、今の時代は大体どこも美味しいと思うのですが
30年くらい前は美味しいところは少なくて、本当に美味しくないところもあったんです
時代の変遷とともに美味しいラーメン屋しか残らなくなりましたが、それでもプールサイドなんかにあるラーメンって美味しくないですよね
ああいうイメージです
寿司で例えるなら、スーパーのパックの寿司、回転ずし、町のカウンター寿司、銀座のカウンター寿司、みたいに美味しさのランクが変わっていきますが、それくらい違うんです
ではその医師ごとの技術レベルの進歩の違いはいったいどこから来るのか
これは一つ一つの技術を分解して理解して実行できるチカラなのです
デザインでも熟練者が何気なく引いているラインにどんな意味があるのか
睫毛上5mmなのか6mmなのか
上眼瞼に凹みのある患者の場合にはどれくらい切除すれば良いのか
逆に膨れているまぶたの場合にはどのくらい切除したらよいのか
目じりの皮膚はどこまで切除すればいいのか
どうやってそれを判定するのか
目じりの皮膚割線に沿ってデザインを下げたほうがいいのか
上げたほうがいいのか
皮膚のデザインに使う皮膚ペンの使い方だって、習字みたいに使わないとべたべたになってしまってラインがわからなくなります
デザインの注意点をぱっと上げただけでもこれくらいはあります
ここに患者さん個々人の状態の変化が来るのでそれはもうたくさんのことを考えなければなりません
これはすべての行程において同じことが言えます
手術中に出血したときは止血という作業を行います
止血するときに使うのがバイポーラという器械なのですが、この器械の先端部の幅はどれくらいものがよいのか、細い方がいいのか太い方が良いのか、コーティーングされているものが良いのか、止血するときのパワーは強い方がいいのか弱い方がいいのか、先端は閉じていた方がいいのか開いていた方がいいのか、出血点だけを焼くのがいいのかその周囲も含めて焼いておいたほうが良いのか
細かく上げると非常に多くの判断をしていることがわかります
手術というのはこのような判断の連続で成り立っているのです
これらの項目すべてに論理的に答えが出せるように考えているかどうか
これこそが、医師によって差が出る原因となるのです
経験上、初心者はここまで考えられません
デザインは適当に思ったように引いているように見えるし
止血もただただバイポーラを使えば止血できるんだな、くらいにしか理解しません
寿司で例えるなら、、、、
ボケーっと見ていれば、回転ずしの職人と、銀座のカウンター寿司の職人のやることに違いはないですよね?
魚を切って、酢飯を握って、魚を酢飯と一緒に握るだけですから
でもそこには大きな違いがある
回転ずしであればおそらくマニュアル通りに切ってシャリをつくって乗せれば良い
ですが銀座で寿司やるのであれば、米の種類、米のブレンドの方法、炊き方・硬さ、酢の種類、酢の合わせ方、提供する温度、量、握り方など
素人の僕ですらシャリに関してだけでもこれくらいは各店異なる考えのもとで変えて提供しているのを知っています
回転ずしの職人と、銀座のカウンター寿司の職人には非常に大きな差があるのがわかりますね
医者も同じなんです
外科医、と言っても良いです
細かい手技を一つ一つ突き詰めて理解して、それを正しく選択しているかどうかが外科医としての技術の進歩に関わるのです
いままでに何人か、“のび太”のように出来ないドクターのトレーニングを引き受けてきましたが
みんなこのような細かいことを突き詰める能力がないのです
指摘しても改善されないので、残念ですが能力に実装されていないのでしょう
僕は、幸か不幸か、非常に若いころから細かく論理的に考える性癖があって
「なんでこれはこうなってるんだろう?」とよく夢想している子供でしたので
幸いにしてそういう風に考えるのがめちゃくちゃ得意なんです
だから出来ないドクターの気持ちが全然わからないのですが、出来ないドクターは存在するし、そういうドクターはみんな同じような志向を持ってましたね、という話でした
最近はそういうことも分かってきたので、才能がないなと思えば早いうちに転職を勧めています
眼科医は7-8人に1名
形成外科医は、、、、、いままで4名いたのですが、全員ダメでした、、、、(笑)
いずれこの話をしたいと思います
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医師になるのに必要な能力
医師になるのに必要な能力
当院には国内だけでなく、海外からも見学者が来ます
医師が見学に来ると、大抵今後の進路の話をするのです
もちろん、違う分野を見ておきたいってことは、今の自分の人生に疑いを持っているわけでするから、進路に迷っているのは間違いない
そこで、たくさんの医師と話をしているうちに分かってくることがあります
技術のこと、人事のこと、いろいろな話をするのですが、その中でも数年先ならまだしも、数十年先のことまでしっかり考えている人がいないのです
医師というのはある意味、世の中の秀才だけを集めたような集団ですからアタマが悪いわけではない
でも皆さんに共通するのですが、数十年後を見据えている人ってほとんどいないのです
僕からすると、数年先の目標だったら間違っていても良いのだけど、数十年先の目標は間違っていたらダメ
当たり前ですが、数十年間違って進んだとしたらもう取り戻すことが出来ないからです
船でいえば、天気や氷山、他の船なんかを理由にして、左右に動いてもよいが、最終的な目的地を間違わないように行く、ということです
南国パラダイスに行きたいなと思って出航したのに、頑張って波を超え、ヘトヘトになりながら嵐を抜けたらロシアだった、となったら元も子もないじゃないですか
だからこそ、数年先の目先の目標よりも、数十年先の目標を大事にして欲しいと思っています
また当院には眼形成の習得を目指して研修希望の先生がたくさん来ます
当たり前ですが、みなさん医師免許を持った、れっきとした医師です
手術を教える中で思ったのですが、非常にはやく習得する人もいれば、
どんなに教えても、全然腕が上がらない医師もいます
教えるのは労力がかかりますから、前に教えたことをやっていなかったらこっちも頭に来ます
この間それ教えたのに何でまたそれやってんの??(怒)、となるわけです
僕は、眼形成が全ての医師にとって人生を良い方向に導くためのツールになる、と思っていましたから研修希望のすべての眼科医を受け入れてきました
まだまだ圧倒的に眼形成外科医が足りないのですから、少しでも多くのドクターが眼形成を習得することが良いことだと思ってきたのです
秀才である医師だから、出来不出来はあるにしても、出来ないままってことはないんじゃないか、と思っていたのです
ですがとある不出来なドクターの指導を1年間続けてやっと、「向いてない能力は伸びない」、「弱点は強みにはならない」という当たり前のことに気付くことが出来ました
ここに至るには、森岡毅さんの本や動画、それからすきやばし次郎六本木店の大将の話を参考にした歴史があります
そこでふと疑問に思ったのです
秀才の集団である医師であったとしても、習得に差があり、どれだけ時間をかけても習得出来ないスキルがある
であれば、医師になるとはどういうことなんだろうか、、、なんて思い始めたのですね
秀才であるはずの医師
でも実際に、“のび太”のように、特別に出来ない医師が存在する
なんでなんだろうか?
そこで医師になるときに超えるハードルを考えてみました
医師になるときに必要な能力って、下記に分類されます
1.大学受験で医学部に合格する能力
2.医学部の試験勉強を突破する能力
3.卒業試験を突破する能力
4.医師国家試験を突破する能力
それぞれに非常に膨大な量の暗記項目と向き合う必要があります
つまり記憶を脳に固定する能力が高くないと医師にはなれないのです
ですがこれって人間が持っている能力のほんの一部が優れていればいいですよね
そもそも、予め答えがあるものを、暗記して、導き出す能力
これこそが医師になるまでに必要な能力であって、他の能力は必要ないんだなと気付いたのです
前段の、先を読めないことなんかとも通じるのですが
医師になるのに必要な能力って、目の前のことに集中して結果を出す能力です
例えたら、生まれた時からずっと100m走だけが唯一のスポーツだと思っているようなもので
目の前の競技をやって、どうやって記録を伸ばすか、に注力できる人が医師になれるのです
「他のスポーツはないのかな?」とか「これつまらないからギブアップ」とか言っちゃうと医師にはなれないのです
だから医師というだけで目の前のことを一生懸命疑問も持たずに続けられる能力があるのですね
医師と言えば社会的に優秀な人に分類されていると思います
でもほんの一部の能力が優れているだけなので、各医師は他の能力を磨かなければいけないんだよ、とこのブログを通して伝えたいと思います
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2023年 手術実績 11,491件 (2022年1-12月)
うち眼瞼下垂手術 6,241件
現 涙道涙液学会 理事
元 群馬大学 非常勤講師(2014-20)
元 帝京大学 非常勤講師(2017-19)
元 アジア太平洋眼形成学会 理事(2010-18)
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2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら
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東京MXで紹介されました
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OurAgeにバセドウ病眼症の治療を特集していただきました
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バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
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