【休診のお知らせ】2019年6月3日
2019年6月3日は休診とさせていただきます。 また機械保守作業のため、終日電話が通じなくなります。 ご迷惑をお掛けして大変申し訳ありませんが、ご了承下さいますようお願い申し上げます。
詳しくみる2019年6月3日は休診とさせていただきます。 また機械保守作業のため、終日電話が通じなくなります。 ご迷惑をお掛けして大変申し訳ありませんが、ご了承下さいますようお願い申し上げます。
詳しくみる症例紹介 以前、絶望を招く顔貌の変化、というタイトルで記事を書きました。 こちらから 症例 術前 両側の眼窩減圧術を行って、さらに3か月空けてから、上眼瞼を下げる手術をしました。 まぶたの術後3か月の検診でこのような状態までなってもらえました。 術後 初診でいらしたときは眼球突出と眼瞼後退で目つきが鋭く、こちらも正視できないくらいの状態でしたが、それが自然な表情になって本当に良かったです。 外出も控えて、買い物も家族に頼むような状態だったのですが、いまは外出もできるようになり、人生を楽しむことが出来るようになったとおっしゃっていました。 ご本人のご了解をいただきましたので、術前後の写真をアップさせていただきます。 バセドウ病眼症による表情の変化で絶望されていても改善することが出来るかもしれませんので絶望する前に是非一度ご相談くださいね。 追記・手術の同意書を、この記事の一番下に載せておきます。 2019年手術実績 3850件(2019年1-12月) 経歴 群馬大学 眼科 非常勤講師 涙道涙液学会 理事 医院名 オキュロフェイシャルクリニック東京 住所 中央区銀座1丁目ビル8F 電話番号 03-5579-9995 公式サイト こちらから MAP こちらから バセドウ病眼症への治療についての動画 2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら OurAgeに特集していただきました こちらから バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる甲状腺眼症入門パンフレット」 こちらから 現物 こちらから kindle版 こちらから
詳しくみる昨日は四国アイランドセミナーという研究会に招待していただき、講演してきました。 新時代の眼形成外科、というタイトルで、 今まで治らないとされている病気をどうやって治すのかについても講演してきました。 とても反響が良く、大成功だったと思います(^^) もちろん、バセドウについても話してきました。 帰りの羽田空港がバス送迎だったのでついてないな、と思ってましたが ふと見たことのない航空会社の飛行機だなあ、、、と思ったら、なんとエアフォースワン! 実はついてました!笑笑 こんな幸運滅多にありません!!! 一生に一度かなあ。 バス送迎じゃなかったら見れないですからね!!! 同型が二機、停まってました。 これはどっちに大統領が乗っているか、わからなくするためですね。 給油は在日米軍の給油車が行っているようで 見たことないタンク車両が隣に停まってました。
詳しくみる前回の記事では当院のステロイド点滴の間隔について話をしました。 では一回当たりの点滴については、どのようなものが理想なのでしょうか。 ちょっと考えてみましょう。 ステロイドパルスでは大抵入院して点滴をするのですが どこの病院でもメチルプレドニゾロン1000㎎を2-3時間かけて点滴を行っています。 でもちょっと待って下さい。 本当に2-3時間かけて点滴する必要があるのでしょうか。 こういう時は眼科のドクターに聞いても 「ん、なんとなく」 「いままでやってきたから」 しか返ってこないと思います。 そこで薬剤添付文書を見てみましょう。 https://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00065704.pdf 投与方法は「緩徐に静注もしくは点滴静注する」と書かれています。 医療関係者ならわかると思いますが、 緩徐に静注、の意味は「一気に全部入れないでね!」くらいの意味しかありません。 一気に全部入れることがダメなだけで そこそこゆっくりなら許容できるようです。 さらに読み進めてみると、、、 本剤の高用量を急速静注(500mgを超える用量を10分未満で投与)することにより、心停止、循環性虚脱、不整脈等があらわれたとの報告があるので、本剤の高用量を使用する場合にはこれらの副作用の出現に十分注意の上緩徐に投与すること。 10分以上かければよい、されているのです。 しかも生物学的半減期(薬剤が半分になる時間)は たったの2.1時間しかありません。 ということは2-3時間かけて入れていると最初に入っていた薬はどんどん減っていってしまいます。 薬剤の効果は、血中濃度がどこまで高まるか、によりますから 長い時間かけて点滴すると、効果が弱くなってしまうことが分かります。 なので、当院では15分程度の時間をかけて点滴して、そのまま帰宅としています。 患者さんも点滴に来て、あっという間に帰ることが出来れば 日常生活に及ぼす影響も少なくて済みます。 https://ameblo.jp/naaaaaaaao8/entry-12461815039.html 出来るだけ負担の少ない、それでいて効果の高い治療を、 昔からやってるから、、、みたいな理由じゃなくて いろいろなところから情報集めて患者さんに提供していくことが 当院の使命だと思っています。 再度、お断りですが、古典的な入院パルスを否定するものではありません。 治療法の選択は、患者さん個人の自由だと思っております(^_-)-☆
詳しくみるバセドウ病眼症へのステロイドパルス~オキュロフェイシャルクリニック東京のやり方 バセドウ病眼症の発症直後の活動期の治療について バセドウ病眼症の発症直後の活動期の治療は、手術ではありません。 眼の奥の脂肪や筋肉に炎症が起きている状態ですから、これを薬剤で抑えることが治療になります。 現在使える薬剤の種類は、副腎皮質ステロイドという薬剤しかありません。 世界的には他の薬剤(生物学的製剤)の臨床試験が行われていますが、論文を見る限り、ステロイド以上の効果が出ているわけではないように見えます。 いずれ日本でも使えるとしてもまだまだ何年も先の話だと思われます。 https://www.lab.toho-u.ac.jp/med/ohashi/kogen/patient/treatment/biological.html ではステロイドしか使えないとして、どのような投与方法があるのか。 ステロイド投与方法の種類について 具体的に取れる方法は3つです。 内服(口から) 点滴(腕から) 注射(まぶたから) 内服と点滴によるバセドウ病眼症の治療について 今回は1と2についてのお話です。 一般的に日本中で(本当に日本中で!)やっている方法を紹介しますと、 入院して点滴を週に3日間を3週間、退院後に内服を3か月から6か月徐々に減量して終了というものです。 点滴と点滴の間はそのまま入院しつづけなければいけない施設もあれば、一旦退院となってまた次の入院としている施設もあります。 ちょっと考えていただきたいのですが、3週間の入院ってゾッとします。 バセドウになる方は30-50歳に多いので、 仕事や子育てでとてもそんなに長く入院が出来る環境にはないのが普通だろうと思います。 下手をすると仕事クビになっちゃいます。。。 無事に入院・点滴が終了すると、次に待っているのは長期のステロイド内服です。 長期のステロイド内服、薬さえ処方されていれば 通院せずに済むのが良いところです。 しかし内服の欠点として、副作用が多いことが挙げられます。 満月様顔貌(ムーンフェイス)、高血糖、不眠などがよく起こります。 点滴で入れる薬剤の量が多いので、効果が高いのですが 逆に量の少ない内服で副作用が多く出ます。 (内服は作用時間が長いから、と考えられています) つまり内服は効果が少なくて、副作用が多い、コストパフォーマンスが悪い治療ということが分かっています。 したがって最新のヨーロッパ甲状腺研究会の指針では内服は行わず 週に1度の点滴を行う、としています。 最新のヨーロッパ甲状腺研究会の指針について 内服は行わず、週に1度の点滴を行うとしている (以下原文一部抜粋) In Europe, nearly every patient with a diagnosis of thyroid eye disease receives intravenous infusions of steroid once weekly for 12 weeks. Intravenous steroids have been shown to have a greater efficacy than oral steroids (80 percent vs. 50 percent). While this doesn’t cure the disease, it does reduce the clinical severity and improve the patient’s quality of life. However, 10 percent of patients are resistant to steroids. Steroids also carry the significant risks of liver failure, diabetes, insomnia, psychological changes and even death (if the cumulative dose exceeds 6 to 8 g). https://www.reviewofophthalmology.com/article/management-of-thyroid-eye-disease 参考文献にあたるもの https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4836120/ だから当院ではこれに則って、週に1度の点滴を行っているのです。 分かっている範囲で一番効果が高く、拘束時間が短く、副作用が少ない治療なのです。 お断りですが、古典的な入院パルスを否定するものではありません。 あくまで日本中で入院しか選択肢がないのであれば それ以外も作ってあげたほうが良いのでは?という発想から来ています。 治療法の選択は、患者さん個人の自由だと思っております。 当院でのバセドウ病・甲状腺眼症の実際の手術例 20代女性 こちらは発症前の写真です。 顔貌の変化と左右差のある眼球突出を主訴に来院されました。 術前・術後の比較 大幅に改善されました 発症前の顔貌から、術前の顔貌へ大きく変化してしまっていることが分かります。右目の見開きが大きく、上下の白目の露出が非常に大きくなっています。それに伴い左右差のある顔貌となっています。 眼窩減圧を行って術後には顔貌がかなり改善しているのがわかります。さらに減圧をすることも出来たのですが、大きな改善が得られ満足されましたのでこれで終了となりました。 40代女性 両側の眼球突出と左上眼瞼の眼瞼後退があり来院されました。 術前・術後の比較 柔和の優しい表情へと改善されました この症例でも左眼の眼球突出が強く、上下の白目が露出している状態です。突出の左右差のため、顔貌の左右差が非常に強く出てしまっています。 この状態に対して眼窩減圧手術を行い、その後眼瞼後退の手術を行いました。術後には眼球突出が改善し見開いたような表情が改善し、柔和な表情になっています。 30代女性 こちらは発症前の写真です。 顔貌の変化と左右差のある眼球突出を主訴に来院されました。 術前・術後の比較 まぶたの腫れがなくなりました 眼窩減圧手術により美しい顔つきになっていることが分かります。体的には上のまぶたの腫れぼったさが無くなり、二重瞼のラインが深くなっています。 40代女性 眼窩減圧術を行いました。 術前・術後の比較 腫れがなくなり、スッキリしました バセドウ病眼症により術前にあった上下のまぶたの腫れが、 術後には無くなってスッキリした状態になっているのが分かります。 眼球突出が軽減するとドライアイ症状(充血する、ごろごろする、涙目になるなど)も改善します。 日帰りでの手術が可能です この手術は視機能に関連する神経と血管を避け、増えた脂肪だけを取り除く手術であり、非常に繊細で特殊な技術を必要とします。骨を切除する減圧術は、神経や血管を避けて脂肪を取り除く技術が無いために考え出された手術ですが骨を切除するため身体的負担が重く、術後の痛みや出血のため1〜2週間の入院を必要とします。 当院の眼窩脂肪減圧であれば両眼同時で日帰り全身麻酔で行い、当日のうちに帰宅することが可能ですので、仕事や家庭への影響を最小限に抑えることが可能です。残念ながら最先端の手術であるため健康保険の適応になりませんが、病気によりお悩みの方は是非当院の眼窩脂肪減圧術を選んでいただけたらと思います。 バセドウ病眼症の治療費用の目安について 眼窩減圧術(術者指名なし) 660,000円 眼窩減圧術(術者指名あり) 1,650,000円 モニター価格* 330,000円 *ホームページなどで写真が公開されます。必ず術後の通院が必要です。 バセドウ病眼症は改善できます このようにバセドウ病眼症であったとしても改善させることは可能かもしれません。バセドウ病眼症に悩まれている方がいらっしゃったら、是非一度ご相談ください。 お電話はこちらから
詳しくみる出来れば週に1度は更新したいと思っているこのブログ。 ブログ書いたことがある方はわかると思いますが 結構時間がかかるんです(^_^;) 1時間くらい?? まとまって時間が取れないとなかなか更新出来ません。 また、自分のブログは日常をアップしているわけではないので そんなにネタが、、、(笑) そんなことで日々の患者さんからの訴えを書くと良いのかなあと思いました。 今回の患者さんからの訴えは いつになったら活動性がなくなるのか、です。 当院では活動性のある患者さんには、減圧の前に 週に一度のメチルプレドニゾロン点滴と 月に一度のトリアムシノロンの眼窩注射を行っています。 活動期に来た患者さん、多くの方は安定するのに2-3か月程度だと思いますが 患者さんによっては、半年たっても安定してくれない方がいます。 通院も大変だし、顔つきも変わってしまって 早く手術を受けたい!!というご相談を良くされるのですが 活動期に手術をすることは勧められません。 活動期は炎症があり、血流も豊富ですから 術中・術後の出血が多くなり、痛みや腫れが強くなり、病気の再発の可能性が高くなると考えられるからです。 まずは副腎皮質ステロイドによって活動期を非活動期にして、そのうえで減圧をするのが良いと思います。 いま治療中の患者さんで年末に娘さんの結婚式があるとのこと。 それまでに減圧したいと言われたのですが いつ非活動期になり、いつ手術が出来るか、それは誰にもわかりません。 長い方だと1年以上も悪化し続けることもあります。 出来るだけ患者さんの要望には応えてあげたいのですが 活動期の手術は望ましくないのです。 だから間に合うかは神様だけが知っていること、になってしまうのです。 勘違いしないでいただきたいのですが、 バセドウ病眼症は、かならず非活動期になります。 それがいつかはわからないというだけなのです。 非活動期になれば減圧をして、顔つきを改善することが出来ます。 だから、ひょっとしたら結婚式には間に合わないかもしれませんが絶望する必要はありませんからね。 2018年手術実績 3046件 群馬大学 眼科 非常勤講師 涙道涙液学会 理事 オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F 03-5579-9995 https://www.oc-tokyo.com/wp/ バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」 https://oculofacial.page.link/pamphlet kindle版 https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS
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[休診日]月曜・日曜・祝日
※当院の診療は完全予約制になります。