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公開日:2021.04.14 最終更新日: 2021.07.09

再審査請求と質問状

再審査請求を行うための書類を作りましたので公開します。 これを社会保険・東京支部に送って、対応を見たいと思います。 みなさんの応援が必要です。 どうぞよろしくお願いいたします。 再審査請求とそれに関わる質問 眼窩減圧術の保険適用に関する事態  眼窩減圧術は甲状腺眼症の眼球突出に対する根治的な手術治療であり、これに代わる治療法はありません。ですが、それにもかかわらず、近年、眼窩減圧術の保険適用の範囲が明示されず、保険の適応から外される、もしくは減額査定されるという事態がありました。 このような状態に対して甲状腺眼症の患者が患者会を作り、一般社団法人・甲状腺眼症の医療を前進させる患者の会からの公開質問状に対して、社会保険・東京支部は同様の文章で下記のように回答しています。 「甲状腺眼症に対する眼窩減圧術は、眼窩内腫瘍摘出術で算定する。その場合、手術方法が前眼部から眼窩内にアプローチする場合は〈K234 眼窩内腫瘍摘出術(表在性)〉で算定し、骨を処理し眼窩先端部付近までアプローチする場合(クレーンライン法等)は〈K235 眼窩内腫瘍摘出術(深在性)〉で算定する。」「原則として、眼窩骨の一部を外し、眼窩内に到達して手術操作を実施している場合はK235眼窩内腫瘍摘出術(深在性)、前眼部から眼窩骨と眼球の間から眼窩に到達し手術操作を実施している場合はK234眼窩内腫瘍摘出術(表在性)が最も近似する手術と審査判断したものです。」という回答がされています。 それを受けて、我々は2020年12月からオリンピア眼科病院(東京都)で現在も行われている皮膚を切開して眼窩外壁の切除を行う眼窩減圧術を行いました。しかし、審査によりK234に減額査定されてしまったため、手術を中止せざるを得ない状態になっています。 質問項目 これらのことを踏まえ、下記項目について疑義がありますので、ご回答頂きたいと存じます。 質問1.当院で手術を行った患者は全て異物感・ドライアイ・球後痛・眼疲労感などの症状があり、それに対して眼窩減圧術を希望されています。有症状に対して、通達の通り、「眼窩骨の一部を外し、眼窩内に到達して手術操作を実施して」いますが、それにも関わらずB.医学的に過剰・重複となるもの、として減額査定されています。具体的にどこが医学的に過剰であるのか、ご明示頂きたい。 質問2.K235眼窩内腫瘍摘出術(深在性)が適応となる条件が、骨を切除することなのか、骨を切除して戻すことなのか、皮膚を切開しなければならないのか、を、具体的に明示頂きたい。 質問3. 今回我々は、オリンピア眼科病院で行われている古い眼窩減圧術とまったく同じ方法で手術を行っています。それにも関わらずオリンピア眼科病院ではK235が減額査定されず、継続して眼窩減圧術が行われている状態です。オリンピア眼科病院と当院で全く同じ手術を行っているにも関わらず、オリンピア眼科病院の眼窩減圧術は通し、当院は減額査定する、その明確な基準と理由をご明示頂きたい。 以上3項目について、それぞれご回答いただきたいと存じます。 その上で、再審査請求を行わせていただきます。 現状、甲状腺眼症の患者がとても苦しんでいる状態です。基金側の事務量の増大も含めますと、今回の減額査定で誰もが損をしており、得をする人間がいないような状況になっております。甲状腺眼症の患者の重大な関心事となっている事案ですので、どうぞご理解いただけますと幸いです。患者への情報提供の義務もあり、当質問状とご返信について、すべて該当する患者さんへの連絡をはじめ、ブログやSNSなどでも逐一報告公開させていただきます。

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公開日:2021.04.11 最終更新日: 2024.03.15

眼窩減圧術が切られた理由

眼窩減圧術が切られた理由 先日のブログでもご報告いたしました またまたOFC東京の眼窩減圧術が査定されました 今回は、昨年末に患者会が行った問い合わせの社保からの返答である 「原則として、眼窩骨の一部を外し、眼窩内に到達し手術操作を実施している場合はK235眼窩内腫瘍摘出術(深在性)、前眼部から眼窩骨と眼球の間から眼窩内に到達し手術操作を実施している場合はK234眼窩内腫瘍摘出術(表在性)とする」 これは、オリンピア眼科病院で行っているのと同じ術式なんですね だからこの返答を受けて、外眥を切開し、眼窩外側縁の骨を切除する方法で眼窩減圧を復活させました ところがこの通りに手術を行ったとしてもK234の眼窩内腫瘍摘出術(表在性)へと減額査定されてしまっています そしてその理由が「B:療養担当規則等に照らし、医学的に保険診療上過剰・重複となるもの」 過剰だそうです 患者さんが苦しんでいる症状を治すためにわざわざオリンピアと同じ手術をしたら、過剰だそうです オリンピア眼科病院ではそのような切られ方はしていないようです この理不尽な決定をどう考えますか? オリンピアの手術は通す オキュロで同じ手術をすると切る すごく恣意的な運用を、東京の社保の審査会が行っています そしてその結果、すべてのしわ寄せが減圧を受けたい患者さんに行くのです 保険診療は誰のシステムなのでしょうか 医師のため? 違います 国のため? 違います 保険の審査会のため? 違います 保険診療は患者さんがお金を出して構築しているシステムですから患者さんのためのもの 患者さんは自由に病院や術式を選ぶことが出来る権利があるのです 今回の決定には、本当に呆れました 審査会にいるのは、時代を前に進めたくない古い人たち そういう人たちこそが、時代が前に進むことを妨害し、日本の成長を妨げてきたのです まさに、まったく成長しなかった平成という時代を作った世代の方々が、次世代を潰そうとしている、日本の社会の縮図がここにあります 再審査請求なども含めて、先方の対応をこのブログやSNSですべて公開していきます どれだけ恣意的な運用をしているか、公開していきます バセドウ病眼症への治療についての動画     2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら OurAgeに特集していただきました こちらから バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる甲状腺眼症入門パンフレット」   こちらから 現物 こちらから kindle版 こちらから  

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公開日:2021.04.08 最終更新日: 2021.07.09

再度、眼窩減圧術への保険が査定
されました

このブログを読んでいる方は、甲状腺眼症の方が多いと思いますが 再度、東京都の診療報酬審査会から、眼窩減圧術の保険適応が切られて返ってきました これにより眼窩減圧術を保険診療で行うことは中止せざるを得ません 手術を予定されていた方には申し訳ありませんが ご了承いただければ幸いです また闘争をしなければなりません、、、、、、 〇リンピアの保険は通し オキュロの保険は切る こんな不公平がまかり通って良いのか 審査会という医師の集団の醜悪さを感じずにはいられません

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公開日:2021.04.02 最終更新日: 2021.04.06

クリニックが増える時に起こること

4月になって、また新人が入ります 千葉の物件がほぼ決まりました そして、もう1つ、大きな案件が動く可能性があります 千葉は今年の夏くらいにOpenしようと思っていたのですが ビルの管理会社・オーナーが大企業さんだったので スピード感と、そして協力しあおうという気概がなく こちらからお断りさせていただいたのでゼロから探し始めていました その結果、希望していた千葉駅まだ建築途中のビルに入居できそうです 症例の確保、千葉南部の患者さんからのアクセスは改善しますから 良いことが多いのですが、デメリットもいくつかあります 通勤の手間なんかもそうなのですが なによりもスタッフを分割しないといけないのですね クリニック経営者がアタマを悩ませるのはいつだって人事に関することです スタッフ同士のケンカやトラブルはいつでも起きうる 思えばいまから1年半前くらいの院内の雰囲気は最悪でした いろいろなものに愚痴を言う そうすると周囲のスタッフを嫌いになるし、組織自体も嫌いになる だから愚痴を言いまくるスタッフが群れているとクリニックの雰囲気が最悪になるのです そこから1年かけて徐々に人間を入れ替えました 不満を言ったり、下のスタッフに意地悪をするスタッフには退職してもらい 現在のスタッフは、前橋も東京も、自分が楽しく、相手も楽しませることが出来る人材が揃っています 院内の雰囲気もとても明るくなりました 当院はこれを企業文化にしたいと思っているのです でもですよ これからクリニックが増えるとすれば、スタッフを分割する必要があります 分割して、また新人が入ってくるとどうなるか分からないです 面接で全てを見つけ出すのは難しいのですね だから現有戦力を次のリーダーにして、雰囲気が悪くならないようにしてもらいたいと思っています そんなことで4月からまた新しいスタッフが数名増えました 常勤ドクターも増えますし、非常勤ドクターも増えます クリニックにいらっしゃったらワチャワチャしているかもしれませんが そんなこんなで新人教育も同時に進めていくことが至上命題 ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします

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公開日:2021.03.29 最終更新日: 2021.04.06

”クリニック内の風景写真”

定期的に昔の記事をアップしています 前回の記事でクリニックに掲げてある写真の話をしました この写真の話、以前にもこのブログに書いていたのですね よろしければご覧ください 写真の良さは、誰一人として嫌いな人がいない、ということです 絵画だと、どうしても作家さんの個性がにじみ出てきますからね 当院の四季折々で変化する写真 楽しみにされている方も多いと思います 時間があれば、是非見てみてくださいね これを全国のクリニックに広げてみたいなあと思います

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公開日:2021.03.27 最終更新日: 2021.04.06

今年やらなきゃいけないこと

今年やらなきゃいけないこと 年が明けて、もう3か月も経過しましたね この調子で時間が進むと、きっとあっという間に年を取るのだろうなあなんて感じます 群馬と東京、2つのクリニックを経営していかないといけないのですが その他に新規でやらなきゃいけないと思っていることがいくつかあるのです それを今回は紹介しますね まず以前からお知らせしている通り、ひょんなことから鉄板焼きのオーナーをやります テナントは契約してあって、いまはデザインの段階です まずは図面をいくつか引いてみてもらって その中から良い配置であるものを選びます クリニックのデザインと同じ流れですね いまその段階です それから4月5月から勉強したいドクターが大量に増えます その関係もあって大宮と千葉の物件を探しているのですね いま賃貸の希望を提出している物件がそれぞれ1つずつあって 新築の物件で、竣工が11月なので開業は早くても来春以降になります どっちが上がってくるのか、それとも両方とも同時に進めるのか とりあえず、プロジェクトがもう2つあるのですね まだやりたいことがあります 院内に飾っている写真があると思うのですが なぜ写真を飾っているのか、これについてはまた別の記事で書きますね 院内の写真、実は季節ごとに変わっているのです 病院の絵画って、一旦買ったら閉院までそのまま同じものが飾ってあるところがほとんどです しかも作家さんの個性がおどろおどろしいくらいに出るのが絵画なので 好き嫌いを生んでします だから当院は写真にしてあります しかもそれを四季折々で変化させているのですね いまは桜がクリニックの廊下を飾っています 本当にきれいです で当院自慢のこのシステム、仕事に出来ないかなあと考えているのです 医療機関向けに、四季それぞれで壁掛けの写真が変わるサービス 印象が良くなるのが分かると思いますし 患者さんも来院する楽しみがあると思うのです このサービスをやる会社を立ち上げてみる それからもう一つあるのですが、これはまだ秘密です そう考えると、クリニックが2つ、事業が3つ 5つも新しいプロジェクトが進行中 うーん、今年もあっというまに終わるんだろうなあ、、、 戦々恐々です 小学校の時は1年があんなに長かったのに 大人になるって、怖いですね(笑)

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