公開日:2021.05.07
最終更新日: 2021.07.09
Facebook患者会のご登録のお願い
健康保険という制度は、健康を害した時にみんなで支えあうための制度です
だから医療機関によって保険が使えたり使えなかったり
患者さんによって適応が異なる、なんてことはないようにしないといけません
でも現状では、そういう恣意的な運用がまかり通っています
誰も得をしない決定がまかり通る
患者さんは損しかない
厚労省や社会保険のスタッフだって対応に無駄な時間を取られる
じゃあ誰のためにそういう運用をするのか
得するのは誰なのかを考えると黒幕がわかります
黒幕は、バセドウ病眼症の主流を鹿嶋に取られたくない、という人です
そういう既得権益者に、患者さん全体の幸せが毀損されている状態です
以前にも書きましたが、患者さんは医療機関や治療法を自分自身で選ぶ権利があります(リスボン宣言)
それを捻じ曲げたい人たちがいる
対抗するには患者さんが自分自身で自分を守ることしかありません
以前にもブログで書きましたが、そういう迫害を受けている患者さん同士が患者会を作っています
「甲状腺眼症の医療を前進させる会」のFacebookグループ
ここをクリックしてください!
(なにかの詐欺サイトとかではありません)
https://www.facebook.com/groups/2679010688977917/
クリックしていただき、簡単な質問にお答えいただくとメンバーとして登録されます(許可制)
当ブログの読者の皆さんにお願いです
是非患者会のFacebookグループに参加していただきたいと思っています
バセドウ病の患者さんでなくても、賛同いただける方は登録いただけます
賛同していただけるなら、是非登録をお願いします
1人ひとりの数字が、とても大きな力になります
ある程度の人数になった時点で次の行動に移るそうです
保険が切られる、ということが固定化する前に動かなければ
手遅れになってしまう可能性が高いのです
すでに減圧を行って治っている方も他人事ではありません
なぜなら15%の方が再発するとされているからです
再発したときに減圧が保険でできなかったら、高額の負担が必要になります
皆さんのご協力が鍵です
人数が増えなければ、前に進める行動も起こせません
どうぞよろしくお願いいたします
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公開日:2021.05.06
最終更新日: 2021.07.09
眼窩減圧術は安くても
いいじゃないか
眼窩減圧術は安くてもいいじゃないか
最近とあるブロガーさんの記事で書かれていたことがあったので解説しますね
このブロガーさんは活動期の治療を行って、その後に眼窩減圧まで行って元の顔貌を取り戻したのですね
そこで今回眼窩減圧が査定されたことを周囲の方に話したところ、
「安くなるならそれでいいじゃない」
と言われたとのことでした
確かに患者さんからしたら負担が少ないほうが良いように思うと思います
安ければ安いほうが良いですよね?
でも僕はそこにはたくさんの問題があると思うのです
それを解説しますね
まず、10年前の状況をおさらいしていただきたいのです
僕がUCLAに留学して開業する前の状態です
甲状腺眼症は治らない病気でした
眼窩減圧がある、というのは知っていても、入院3週間、皮膚に大きな傷が残り
片眼の手術に最低2時間、最長6時間もかかる大手術だったのです
一週間空けて、片目ずつ行う手術だった
そんな手術は、患者さんはもちろんですが医師もやりたくない
眼窩減圧は失明のリスクすらある手術です
医師だって人間ですから長時間の手術で医療訴訟のリスクがあるとなれば誰もやりたくない
眼科医なら白内障手術とか硝子体手術やっていた方がスマート
眼窩減圧なんか、やっていても損するばかり
だから誰もやりませんでした
バセドウ病眼症は治らない病気だったのですね
全国で、眼科医にも内科医にも「治らない」「そういうもんだ」「あきらめなさい」と言われていたのです
つまり手術する医師にとって魅力的に映らないと、せめて労働対価が他の手術よりも低くないことを示さないと誰もやりたがらない
そして鹿嶋友敬の動ける時間は限られていますから
若手が育っていなければ、僕の手が動かなくなったら日本の眼窩減圧は再度消滅する
日本中で治らない眼症の患者さんたちが涙にくれるような時代に戻るのです
それを防ぐためにはやはりきちんとした対価を示す必要があるのですね
後進医師に眼窩減圧がやりたいと思わせなきゃいけないというのが1点
それから次に、今僕がやっている手術の内容は、自分のお金と時間をかけて獲得したものです
留学に自己資金で1500万くらいかかってます
それから1年間無職でしたから、本来日本にいれば入ったであろう収入を考えると
差し引きで数千万円のお金がかかっているようなものです
それだけのコストをかけて、高い技術を日本に輸入して皆さんに提供しているのです
近年の日本では、安いことが良いかのように思われる風潮があります
でも分かると思いますが100均ショップに行ってなにかを手に取った時に、作りが粗雑だなあって思った経験ってあると思います
つまり安いものにはそれなりの理由があるのですね
もともと一般家庭の出身ですから学生時代とか貧乏もしています
それで言うと安いものには理由があるし、逆に高いものにも理由があるのです
高いものを高い料金を出して買ってあげないと、高いものを作る技術は廃れて、この世から無くなってしまう
平成の30年間、日本はまったく成長しませんでした
僕は日本が新しいものや技術を買うことを良しとせず
より安いものを求めるようになっていったからではないかなと思っているのです
みんなが100円の回転すししか食べなくなったら、銀座でしっかりした寿司を出す店はなくなり、技術も途絶えてしまうのですね
だから高い技術にはそれなりの対価が必要であると考えているし、それを安く提供することは世の中の発展を阻害し、むしろ文化や技術を破壊するのでそれ(安く提供すること)はしないということが1点
次に、そもそもなんですが、オリンピア眼科病院では眼窩減圧が査定されていない
それがオキュロフェイシャルクリニック東京では査定される
こういうことが許されて良いと思いますか?
日本医師会のホームページには、患者の人権を謳っている部分があります
https://www.med.or.jp/doctor/international/wma/lisbon.html
原則1.a すべての人は、差別なしに適切な医療を受ける権利を有する
原則2.a 患者は、民間、公的部門を問わず、担当の医師、病院、あるいは保健サービス機関を自由に選択し、また変更する権利を有する
患者さんがどの病院でどのような治療を受けるのか
これは患者の権利なんです 人権と言っても良い
それが恣意的な形で運用され、審査会とオリンピアが結託してオリンピアに患者が流れるように仕向ける
オキュロフェイシャルクリニック東京をイジメたいがために減圧を査定するということをし、その施策が甲状腺眼症の患者の迫害になっている
僕は日本は、フェアであることを重んじる国だと思ってきました
世界でも珍しく、勝つことよりも、負けても良いから公正であることを重んじる国民
それがどうでしょう
見事に公正さのカケラもない運用をしているのです
ここで諦めたら、アンフェアなことをしても許される国になっていってしまう
こういう細かいことの積み重ねが国の行く末を決めると思っています
だからこそ、日本社会の将来のためにも諦めないということが1点
以前のブログにも書きましたが
日本人ひとりひとりの意識が問われているのではないかと思っているのです
公正さを保つこと
高い技術を評価すること
トータルの損得で考えたら、損なのかもしれませんが
僕は正しいことを正しいと言える世の中になっていってほしいと思っています
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公開日:2021.05.06
最終更新日: 2021.07.09
関東信越厚生局へ行ってきました
関東信越厚生局へ行ってきました
タイトルにある通りなのですが、関東信越厚生局の東京支部に行ってきました
関東信越厚生局は厚生労働省の下部組織です
社会保険を監督する立場にある厚生労働省の下部組織なのですね
すでに関東信越厚生局には減圧が査定されることについての陳情はあげてあるので
今回は厚生労働省の中の医系技官と言われる、医師免許を持った役人に面会することが出来ないか、検討してもらいたいというのが目的です
厚生労働省の見解を基に、今後の術式を決めていくので
そもそもの厚生労働省が決定を出す前に、一度プレゼンテーションできるのであればやっておきたいと思ったのです
眼窩減圧の適応の基準が明確ではなく、東京支部が恣意的な運用を行い、〇リンピアの減圧は通し、オキュロの保険は切るということをしているということを上申したのですね
担当者は当たり前ですが同情的で、なにか出来ないかやってみていただくという言質をいただくことが出来ました
患者のための制度を曲げて運用するアンフェアな人たちとのやり取りを明らかにしつつ、どれだけ彼らが皆さんのためにならないことをしているか明らかにして行きたいと思います
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公開日:2021.05.04
最終更新日: 2021.07.09
手術前後の顔つきの変化
手術前後の顔つきの変化
先日、とある患者さんが終診となりました
バセドウ病眼症の発症から
ステロイドパルスして
眼窩減圧して
追加脂肪切除して
(他施設)で斜視手術して
すごく綺麗になったので、是非見て頂きたいなあと思ってご本人に確認したらOK頂いたので載せてみますね!
上が術前、下が終診時です
顔つきが全然違うのが分かりますね
もともと美人さんですが、やはり手術をしてみるとその差は一目瞭然です
バセドウ病眼症は美人病なんて呼ばれていたこともあるようですが
ぜったいに美人になる病気ではない、と思います!
次に横からの写真です
足掛け3年くらいの通院が必要でしたが
発症前の状態になんとな戻すことが出来ました
病気の人が治っていくのって、本当に嬉しいものなんですよ
悩まれている方がいたら、是非この方のように人生を取り戻してください!
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公開日:2021.05.02
最終更新日: 2021.07.09
新型コロナの感染経路の不思議
新型コロナの感染経路の不思議
GW、いかがお過ごしですか?
当院は途中2日開院する予定です
ステロイドパルス治療中の患者さんもいらっしゃるので、完全に閉めるのが心苦しいのですね
さて、緊急事態宣言が再度出されましたね
今回は大きな施設はすべて休業
飲食店も酒類の提供禁止になっています
酒類の提供禁止だけでなく、20時までの営業自粛を求められています
東京都では「見回り隊」なんてものが暗躍し飲食店が営業していないかをチェックしているようです
違反したら罰金となるようですね
今回は、感染経路とマスクの効果について疑問があったので記事を書きました
新型コロナが広まってから1年が経ちました
町を歩く人、電車に乗る人、道行く人でマスクしていない人はいません
全ての人がマスクをしている状態です
どこであってもマスクをしている
流石に、家にいる時や食事している時は外すのですが
今どき、屋外でランニングしている人ですらマスクしている状態です
制限の厳しいところは、口だけでなく、鼻までマスクで覆うように指示されます
でも思うんです
これだけみんながマスクしているので、飛沫感染なんて起きようがないです
そのはずなのに、なぜ感染者が急増するようなことになるのか
たしかに食事の時は外しますから、その時に感染が起きるということはありえる
だけど感染者の皆さんは、全員そうやって会食で移っているのでしょうか?
隣の人がコロナに感染していて、飲み会して移っている?
このご時世、ほとんどの人が外食を控えていると思うんです
そして会食が原因だったら、明確に辿れるはずですよね
だって親しくない知人とは会食できないご時世だもの
ぜったい親しい人だから、感染経路は辿れるはず
でも感染が拡大している、、、、
しかも感染経路不明の感染が多くなっている
感染経路「不明」7割 新型コロナ、20~40代急増
東京都で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者が初めて1日で100人を超えた。1日あたりの経路不明の感染者数は2週間弱で10倍以上増え、4日は感染者の7割弱を占めた。年代別では20~40代が多く、帰国後に発症した人などを起点に若い世代で感染が広がっている可能性がある。外出自粛要請の効果も十分でなく、専門家は「感染者数を抑えるため制限が必要」と指摘している…
リンク
www.nikkei.com
そう考えると、本当に疑問に思うのですが、口からの唾液の飛沫が感染源なのでしょうか?
例えばですが、下水道を調べるとコロナウイルスがいることが分かっています
つまり便にもコロナウイルスが出ているのですね
だから便器のフタを閉めてから、水を流しましょう、と言っているひともいます
そしておしりを拭くトイレットペーパー
何十に重ねても、便が手に付いてしまうらしいのです
トイレットペーパーを浸透してしまうのですね
36枚重ねてやっと手に付かなくなるという結果が出ているようです
リンク
https://www.calmic.co.jp/useful/540/
実際に同じ新種コロナウイルスであったSARSの時に起きた事例としてあがっているのは
掃除人の雑巾を介した、もしくはエレベーターのボタンを介した接触感染だったようです
今回の新型コロナで当初飲み会、カラオケでのクラスターが多く発生したため
飛沫感染が主な原因と思われていますが、本当は接触感染がメインかもしれない
だとするとトイレに入ってトイレットペーパーつかってお尻を拭いて手にコロナがついて
その手でドアノブやボタンを押し、他の人がそこを触って感染といったルートがありえるんじゃないかな~なんて思うんです
便から感染とか、本当に想像するのも嫌ですけど
ボタンとかドアノブには気をつけましょうね
あと、トイレ行ったら自分の手のアルコール除菌すると良いかもしれません
こういうのはあくまで鹿嶋のアタマの体操なので、ご留意を
医療関係者ですが、まだワクチン回ってきません(笑)
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公開日:2021.04.25
最終更新日: 2021.07.09
最近すごく忙しい理由
最近すごく忙しい理由
なかなかブログの更新が出来ずに読んでいただいている皆さんごめんなさい
最近、クリニックがとても忙しい
恐らくなんですが、ホームページとかを見て受診したいと思ったんだけどコロナで受診を控えていた方々が
コロナ騒動始まってから1年が経ち
まだ緊急事態宣言とかっていうのを聞いて
「もういいんじゃね?」
って思って来てくれているのかな?と思うのですが
現時点で初診の予約が200人くらいいるのですね
昨日は甲状腺眼症で減圧したい方と
他のクリニックでまぶたの手術して失敗して修正希望の方がめちゃくちゃ来院されました
遠方からの方も多くいらっしゃって
本当に悩まれている方が多いのだと実感します
それからなんですが患者さんだけじゃなくて入職や研修のドクターも大量に増えました
何人いるんだろ?って書ききれないくらいいます
ざっと数えたら両手に余るくらい(笑)
前からブログに書いている通りなんですが
眼窩減圧も含めて眼形成の手術技術の次世代への継承が僕のライフワークなんです
鹿嶋が死んだら、また甲状腺眼症は元に戻らないよっていう時代に戻ってはいけない
だから眼科医には余すところなく技術の伝承をしたいのですね
最近僕の外来に来て、診察室や手術室であまりの人数の多さにビックリした方もいらっしゃると思います
それはそういうわけなのですね
医者の世界も、学ばなければ素人と一緒ですからね
当院は大学病院と同じ研修機関でもありたいと思っています
で、見学の先生が来ると、相川先生や土居先生に診療を任せておく、といったことが出来ません
手術の解説もしなければいけないし、
診察もやってみせなければいけないし、
どんな人生送りたいのか、の相談に(勝手に)乗らなきゃいけない
そうすると自分の時間が取れないんです
それからそれから鉄板焼きとかの話もあります
今はまだ店舗のレイアウトを考えている段階なのでそれほどやることが多いわけではないのですが
アタマのなかはフル回転してシミュレーションしておかなくてはいけません
それからそれからそれから
千葉の話も進んでいます
千葉は「まぶたとなみだのクリニック千葉」として開業する予定です
竣工が11月なので多分オープンは2月くらい?
これも話が進んでいるのですね
その他にいずれ大宮もやりたいなあと思っています
その他にも前に進めなければいけないどでかい仕事が舞い込んできました
これについてはまた数か月したらご報告するのですが
そういうのも全部含めて、自分の時間が取れずにブログが書けない、、、という言い訳でした!
時代は前に進みます
今の僕の姿と、1年後2年後の姿は全然違うと思うので
ご興味ある方は是非このブログを憶えておいてくださいね
それでは、皆様、良い週末をお過ごしください!
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